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A to Z Wonder Walk ~26のことばせかい~

イラストレーションコース 入谷 麻子

絵本/210mm x 210mm スクエア 左閉じ 40ページ
対象年齢:3〜6歳

【作品コンセプト・制作背景】
本作品『A to Z Wonder Walk 〜26のことばせかい〜』は、アルファベットを「覚えるもの」ではなく、「出会って楽しむもの」として捉え直すことから生まれた絵本です。
幼少期に英語スクールで、絵カードや音楽を通して言葉に触れた経験は、意味よりも先に「楽しい」「わくわくする」という感覚として強く心に残っていました。
一方で、成長とともに英語学習が知識や受験中心になるにつれ、学ぶことそのものの楽しさが薄れていった実感もあります。
その原体験から、学びの入口にこそ「楽しさ」や「発見」が必要だと感じ、本作ではユーモアと親しみやすさを通して、言葉と自然につながる体験を目指しました。

【物語のテーマ】
本作のテーマは、「ふしぎなおさんぽ(Wonder Walk)」です。
ページをめくることを、アルファベットの世界をのぞき歩く小さな旅に見立て、AからZまで、それぞれの文字が持つ音や形から生まれる情景を、動物や食べ物と共に描いています。
物語は一話完結ではなく、次の文字へとゆるやかにつながっていく構成とし、子ども自身が「次はなにが出てくるんだろう?」と想像しながら読み進められる流れを大切にしました。
終盤では音楽会の場面を設け、ことば・音・絵が重なり合う余韻のあるエンディングとしています。

【絵本で伝えたいこと】
この絵本で伝えたいのは、「正しく読むこと」や「覚えること」よりも、言葉に触れる楽しさや、気づく喜びです。
アルファベットは知識として学ぶ前に、世界を広げる入口になり得るものだと考えています。
ページの中に散りばめられた小さな発見や、感情を伴ったキャラクターの表情を通して、子どもが自分のペースで言葉と出会い、「ことばっておもしろい」「もっと知りたい」と感じるきっかけをつくりたい。
本作は、学習のための教材ではなく、言葉を好きになるための“はじまりの一冊”としての絵本を目指しています。

表紙

裏表紙

入谷 麻子

イラストレーションコース

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