『星海のオルフェウス』
ゲーム『星海のオルフェウス』デザイン設計
イラストレーションコース 栗原真紀
キービジュアル、キャラクターデザイン、3DCGモデル、世界観設定、導入ストーリー場面イラスト、UIデザイン
『星海のオルフェウス』とは、空と海が入り混じる世界を舞台にした、3DオープンワールドアクションRPG。
あらすじ
夏の夜、星々が強く輝く空の下。現代を生きる海と空を愛するごく普通の少女は、いつも行く海に導かれるように潜り、海底の強い光に手を伸ばす。目が覚めると、空と海が溶け合った不思議な世界だった。この時知らぬ間に少女の胸に水色の宝石が宿っていた。この宝石を宿す存在がその世界が失った「空と海の境界線」を探す唯一の鍵だった。
世界の未来を懸けた研究を手伝うことになった彼女はやがて知ることとなる。
この世界の誕生と最後の再編、約束された終焉の「最後の希望」、そして「禁忌の引き金」でもある運命を。
主人公(プレイヤー)は「古の天球儀」にかつての境界線を再現できる唯一の存在であることが判明し、それを映し出すために様々な手掛かりを探す冒険をします。
本作の進行は探索と物語の発見を軸とし、各国の民が暮らす拠点、沈んだ遺跡、空中に浮かぶ海底などのロケーションを巡りながら断片化した世界像を再構築していきます。
今回のゲームデザインでは、光・水色・浮遊感といったビジュアル表現を重視し、全体を「空中か水中か判然としない表現」と整合させるよう設計しました。世界観を決定し、導入シーンの場面イラスト群を中心に、主要キャラクターデザイン、キービジュアル、想定プレイ画面のUI案、および3Dキャラクター制作(女性主人公)を制作しました。
舞台である空と海が入り混じる世界の構想は、水槽トンネルで見られる「空を飛ぶように見えるペンギン」が発端です。水槽トンネルで下からペンギンを見上げると、空の光が水面に反射してまるで空を飛んでいるかのように見えます。情報が溢れ、SNSなどによって価値観が固定化されやすい現代において、このような「視点を変える」という行為自体が芸術の重要な役割だと考え、「視点を変えるだけで世界はまた違う美しさを見せる」という体験を提供する舞台としてこの世界を構想しました。
また没入感を高めるため、現在のゲームの主流である3D表現を前提にビジュアルを設計しました。特にキャラクターデザインでは2Dの魅力を損なわずに3Dモデルとしての破綻を防ぐため、可動部となる関節部のデザインに配慮して設計しました。
キービジュアル①(ゲーム内表示用横画面ver.)
キービジュアル②(宣伝表示用縦画面ver.)
主人公モデル
(最初の国で出会う女王)エスティア キャラクターデザイン
(書庫の管理人)メティス キャラクターデザイン
(護衛騎士)アレス キャラクターデザイン キャラ獲得時ver.
星海のオルフェウス世界観設定
導入ストーリー場面イラスト前半
導入ストーリー場面イラスト後半
操作説明 UI設計
栗原真紀
イラストレーションコース
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