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~芸術全般に通じる松尾芭蕉の「不易流行」という文学観を背景とした作品群~

書画コース 蒲池 幸江

 楊貴妃と牡丹の美しさ・優雅さを掛け合わせて表現した、李白の壮大な詩に魅力を感じ、作品化した。唐の玄宗皇帝が楊貴妃と離宮内の沈香亭で牡丹を賞していた時に皇帝が李白に詠ませた「清平調詞」三首の一首である。卒業制作1で橘逸勢の書体を学び、それを基に創作した。特にリズミカルな筆運び、文字の大小、波打ったような横画、筆脈を意識した。

 江戸時代の俳人・松尾芭蕉の芭蕉俳諧の根幹となる「不易流行」という芸術全般に通じる文学観に魅了され、その言葉を中心に、丸紋の縁に沿って芭蕉の春夏秋冬の句を布置した。
 『古今和歌集』に収められた紀貫之の有名な歌で、情景が目に浮かび、また懐かしさが感じられるような美しい二首を料紙に散らし書きした。

蒲池 幸江

書画コース

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