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印象 陶 Seto・Bizen・Hagi

書画コース 廣瀬知

size : 34.5㎝×34.5㎝ 
紙 : 紅星牌綿料夾宣

陶は古来より、現地の土を材料に釉薬・絵付け・焼き締めなど、その土地の風土風趣が反映された工芸、芸術であった。1枚の小皿からも各地の際立った特徴をみることができる。

瀬戸焼・備前焼・萩焼の「印象」を抽象の連作として描いた。
視覚的特徴にとどまらず、手触りや陶の硬度の差まで描き分けることを意識した。鑑賞者に産地の風土や気風を想起していただけたら嬉しい。

≪Seto≫六古窯で唯一、施釉陶器が発展した産地。 焼成温度・時間共に標準的で適度な硬さを持ち、施釉により水を通さず器として簡便であるため、多種多様な製品がある。
織部の「緑色」と自由な「幾何学文様」、黄瀬戸の「気品」を構図の土台としつつ、余白にも瀟洒な趣を託した

≪Bizen≫釉薬も絵付けも施さない。高温で焼き締める強度の高い陶。唯一無二の窯変を楽しむ陶でもあり、土と炎の芸術といわれる。作品では「硬さ」「プリミティブな風合い」「3種の窯変」を軸に据えた
≪Hagi≫高火度短時間焼成のため吸水性があり、柔らかく、軽く、保温性に優れている。ざっくりとした風合いは古くから茶人に愛されている。作品ではぽってりとした印象を出すため「鬼萩」の文様を組み入れている

廣瀬知

書画コース

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