「陰ニ陽ニ」
書画コース 對馬 香代
半切サイズ(35×136㎝) 2枚
中国画仙紙
「陰ニ陽ニ」
大人の言動は子どもの未来に影響を与えるのではないだろうか。子どもが事件に巻き込まれたり、戦争で亡くなったりするが、未来を創るのは子ども達である。
風が吹く中で枯れた藤と耐える蜂、風が吹く中で咲く藤と風の中を飛ぶ蜂を描き、子どもを守る様子を表現した。藤が枯れた世界と藤が咲き誇る世界は同じ世界(繋がっている)であり、風が吹き世の中が変わるという願いを込めて描いた。
「慈」
シェル・シルヴァスタイン作者、村上春樹訳『おおきな木』あすなろ書房、2018年 より
子育てが一段落し、あの時こうしても良かったかな、とふと考えることがある。読み聞かせをした絵本を思い出し読んでみたところ、あの頃とは違う箇所に注目する自分がいた。絵本に登場する木の立場に立ち、感情の変化を表現した。
「Sync」
筆で書いた点を使い気脈を意識して表現した作品である。点と点の距離感は、人と人のそれである。人と人が程よい距離感を保ち共鳴できますように。周囲の人も自分も大切に…。
對馬 香代
書画コース
幼少期から書を学んでいた。筆を置いてから16年を経て書画コースに入学した。課題の臨書をしていると恩師の言葉が蘇り筆が動いた。「いろんな物を見なさい」が口癖だった。書画コースでの学習によってこの意味がようやく分かった気がする。コースでの学びは、もがき苦しむ時間も多かったが、振り返るととても充実した時間であった。これまで学んできた事を活かして、これからも私の作品を描(書)いていきたい。
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