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〈酒に詠う〉シリーズ

書画コース 小黒由紀

酒にまつわる詩句から文字を抜粋し、金文(No.8「把」のみ作字)で徳利に描く。
金継ぎの器の描線を模し、陶磁器用水性アクリル絵具を使用。

No.8《把酒對良友》(白の徳利)
直径:6.5cm/高さ:13cm
渡江 清 文点
「青山故人の如く 江水 美酒に似たり 今日重ねて相い逢い 酒を把りて良友に対す」より
No.9《夜月放船》(茶の徳利)
直径:5.7cm/高さ:17cm
酔郷 元 謝宗可
「夜月に船を放ちて酒海に浮かべ 春風に杖を扶けて糟丘に到らん」より
No.10《重觴忽忘天》(黒の徳利)
直径:8cm/高さ:11.5cm
連雨独飲 晋 陶潜
「試みに酌めば百情遠く 觴(さかずき)を重ぬれば忽ち天を忘る」より

〈月の満ち欠け〉シリーズ No.1〜No.5 直径:6〜9cm/高さ:3〜5cm 〈月の満ち欠け〉にまつわる甲骨文字(No.4「夜」のみ金文)を酒盃に描く。
No.1《朔(新月)》
No.2《朏(三日月)》
No.3《望(満月)》
No.4《十六夜》
No.5《有明》
No.6〈喪-sou-〉 直径:11.3cm/高さ:11cm 「物が分散して見失われる」意の甲骨文字だが、字形に生命力を感じ、花の後に種子や記憶に紡がれる継承の形として花器に。左下は螺鈿装飾。
No.7〈喪-sou-〉 直径:7cm/高さ:12cm 占いに用いられ甲骨文字の左右対称性をヒントに、細部のデザインを変えて同形の花器2点に。似ていても同じ傷は存在しない象徴として。
No.0〈新〉 直径:15.3cm 卒業制作以前に「書とデザイン」科目にて、金継ぎ風の甲骨文字を最初に描いた作品。

小黒由紀

書画コース

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