北国街道を歩く
写真コース 淡路 浩二
作品サイズW297×D420、光沢紙、インクジェットプリント
私の住むまちには北国街道、三国街道、会津街道(越後街道)の街道などが存在する。北国街道は善光寺への参詣のため江戸幕府によって整備された脇街道で、佐渡の金を江戸に運ぶなど北陸と関東を結ぶ物流の道である。追分宿の分去れで中山道と北国街道が分岐する。三国街道は越後から南下して三国峠を越える道で、戦国時代に上杉謙信が関東遠征で使った道である。新潟市には本町交差点に国道7号、8号、17号をはじめとする、一般国道8路線の起終点(起点5、終点3)が集中している。これは高知県高知市の県庁前交差点と並んで日本最多である。また、佐渡ケ島へは海上国道があり、新潟港から佐渡・両津港と佐渡・小木港から直江津港への航路が国道である。
卒業制作において、過去の四国遍路歩きの経験を発展させ、街道歩きに取り組んだ。街道には坂道、橋、海、川、木、花などの自然風景があり、路傍には石仏、地蔵、石碑、番所跡、道標などが存在する。実際に北国街道の宿場町、番所跡、古道、坂道、湖畔など歩き、昔の面影が残る風景と現在の街並みを記録した。また、街道を歩いている自分の後ろ姿をいれ、鑑賞者も一緒に街道を歩いているような気持ちになってもらうよう表現した。
追分宿 分去れ(軽井沢町)
善光寺宿 善光寺仲見世(長野市)
牟礼宿 小玉古道(飯綱町)
二本木宿 坂本新田(上越市)
高田宿 松之山街道口(上越市)
鯨波宿 番神岬(柏崎市)
出雲崎宿 出雲崎宿(出雲崎町)
新潟湊 佐渡汽船両津行き(新潟市)
新潟湊 本町交差点(新潟市)
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