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花と鏡

写真コース 冨永 健司

デジタル/インクジェットプリント

 美しい魅力的な花に出会う度に、自身を見ることができない花は誰にとって魅力的に見えるように咲いているのだろうかと思う。さらに、「花が鏡を手にし、自身を見ることができたならば」と想像を掻き立てる。花は鏡で自身を見ながら自身の魅力に気づき、美しさに酔いしれるのだろうか。そして、自身のための美しさに取り憑かれた果てに、老いて枯れゆく我が身の姿を見る残酷を知ってしまうのだろうか、それとも自身の美しさを残そうと自画像までも描こうとするのだろうか。
 本作品は、「花が鏡を手にし、自身を見ることができたならば」という空想を表現する為、花と鏡に映った花を一つの構図として撮影した写真で構成している。

冨永 健司

写真コース

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