累(いろは歌)
(大学院)洋画分野 林 智成
910×727㎜
オイルパステル 紙 パネル
私は、一定のルールに従って、「文章」という「造形(色や形)」ではないものに色や形を与えることで、「絵画」にする方法を探しています。
今回の修了制作では「いろは歌」を題材に「文章の造形化」を行いました。
この制作方法では、基となる文章が同じであっても、適用するルールを変えると、浮かび上がる造形は全く違ったものになります。
このことは、例えば同じ文章を読んでいても、その解釈がひとそれぞれに違っているという事実に似ているのではないでしょうか。それはあたかも、私たち一人ひとりが独自の「ルール」で文章を読んでいるかのようです。
そして、このような解釈の違いは、文章を読み解くときにだけ生じることではないと思うのです。おそらく、私たちは「世界」の経験の仕方も一人ひとり違っていて、だからこそ世界は豊かであり、ときどき厄介でもあるのではないか…
そのようなことを考えながら「文章の造形化」に取り組んでいます。
910×727㎜、
アクリル パネル
910×727㎜
アクリル パネル
林 智成
(大学院)洋画分野
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