本文へ移動

甦れ!芦生の森

(大学院)日本画分野 平田 有加

サイズ:60M号(1303×803㎜)2枚を、2曲屏風仕立て額装
素材:岩絵の具・水干絵具・胡粉・高知麻紙

京都府に残る芦生原生林(通称「芦生の森」)は2000年にニホンジカ(以下「シカ」と呼ぶ)の頭数がピークを迎えた。シカの採食により、下層植生は衰退し、現在は、シカの口の届かない崖や法面、巨樹の樹上にやっと残る。絶滅寸前にまで追いやられた植物を、芦生の森に復活させた姿で表現した。
巨樹に咲く小さなトチノキの花、その花柄は日本画の胡粉で表現。池の奥へと続く森の広さと深さを、構図による効果だけではなく、2曲屏風とすることでより強調して表現した。
本作は、芦生の森を愛する方々に、芦生の森の素晴らしさと現在抱える問題を考えて頂く為に制作した。

画中の植物の説明
シカの食害で衰退した下層植生を復元。百花繚乱として表現
5月下旬~6月上旬に開花するトチノキの花の拡大図
Wood-Top 乾善弘氏による 2曲屏風仕立て額装。ウオールナットの自然の木の色を生かした。

平田 有加

(大学院)日本画分野

CONTACT

水のある空間を中心に表現しています。2007年から、京都府に残る原生林「芦生の森」をテーマに水彩画・日本画で表現しています。

このコースのその他作品