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「懐 ふところ」ー薫風そよぐ頃ー

(大学院)日本画分野 渡邉 雅子

縦120cm×横224cm
白麻紙、墨、岩絵具

岡山県の山間部のとある里山の、新緑が萌え野の花が咲き誇る頃の風景を描きました。
最近になって度々訪れるようになったその場所は、豊かな自然とそこに暮らす人々が、訪れる者を温かく迎え大きな愛で包み込んでくれるような居心地の良いところです。
大好きなその里山の優しさや温かさをいつも感じられるように,絵に私の受け取っている空気感を表現し、訪れられない時にもそばに在ってほしいと思い屏風の形に仕立てました。
 空の彩雲は、初めてその景色を見た時に現れたもので、天上からの祝福や希望を感じ、是非、描き入れたかったものです。
 ここに咲く花たちも絹本で描き、屏風の裏面に色紙を散らすように配置しました。

 一つの屏風に里山のたくさんの命の輝きを盛り込むことが出来て、とても嬉しく満足しています。

 この作品を見て下さる人が、たとえこのような場所を知らなかったとしても、殺伐とした心が癒やされたり、平和で穏やかな心持ちになって貰えたらと思っています。

屏風(表面)里山の風景
屏風(裏面)里山に咲く花たち 絹本制作
絹本 「ノコンギク」「ドクダミ」
絹本 「ウツボグサ」「ツユクサ」
絹本 「ササユリ」「キンポウゲ」
絹本 「アザミとアゲハ蝶」「レンゲソウ」
絹本 「水辺の草にアマガエル」「ツルリンドウ」

渡邉 雅子

(大学院)日本画分野

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