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都市の二十四節気

街で見つけた二十四節気

グラフィックデザインコース 長田 淳 (NAGATA Atsushi)

本/サイズ:182 mm(横)× 182 mm(縦)、カラー印刷、102ページ。

二十四節気とは

 二十四節気とは、一年を春夏秋冬の四つの季節に分け、さらにそれぞれを六つに分けた季節を示す伝統的な暦の概念である。中国で考案され、太陽の黄道上の動きをもとに一年を二十四等分して作られ、主に農作業の目安にするために使われてきた。

都市の二十四節気

 二十四節気のうちいくつかの節気は現在の日常生活においても使用されている。しかしながら、現在の都市の生活においては二十四節気のもととなる農作業や自然を身近に感じられる機会が少ない。そこで、現代の都市の風景や日常生活の中に季節を見いだし、現代の生活感覚に即した季節表現として二十四節気を再構成した。

作品について

 作品は、二十四節気を、都市の風景や日常の生活の中に見つけ、写真で可視化することを試みた。都市の生活の中で季節を感じる対象は、農作業が身近であった過去とは大きく変わっている。光、音、感触、人の行動など、気づきにくいものを含め、様々なものから季節感を探し、一冊の写真集にまとめた。
 写真集は、ただ写真を並べるだけではなく、編集やレイアウト、タイポグラフィを工夫することで、デザイン的な面白さと暦としての実用性を備えたものとすることを試みた。

本のサイズは182mm x 182mm。一つの節気で4ページを使用し、説明文や目次を加えて102ページの本にまとめた。

各節気の最初のページでは、その節気の意味と新暦(現在のカレンダー)との関係を示した。 2ページ目では街や生活の中で見つけた季節を感じる光景を写真にした。

各節気の3ページ目以降は、従来から一般的に知られる季節の植物、風景、習慣などの写真で構成した。

二十四節気のすべてについて本にまとめたが、その中からいくつかの節気を上に示す。節気ごとに街や生活の中で見つけた光景を主題の写真とした。

長田 淳 NAGATA Atsushi

グラフィックデザインコース

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