LABELLECT
「レッテル貼り」の具現化による、自己認識のすすめ
グラフィックデザインコース 巽 彩萌
パネル / 147mm×400mm 3枚
シール / 75mm×50mm程度 200種
自己認識の主体性を回復する
私たちはしばしば、またはいつも、意識的に、または無意識的に他者を定義する。背が高い、愛嬌がある、動きが遅い、しっかりしているなど、特徴を言葉で分類し評価することで、私たちは相手を理解しようとする。世界を理解しようとする。しかし、その眼差しを自分自身に向けることは容易ではない。
私は制作を通して、自己認識の主体を自分に戻したいと考えた。他者の言葉によって輪郭をなぞられると、自分と世界の境界を感じられる。それなら、第三者視点で自分を見つめ直すことで、自分について知ることができるのではないだろうか。
本作では、他者に向けられる「レッテル貼り」を自分に向け、自己認識の主体性を回復する試みを行う。人を模したシートに、自分が思う特徴をレッテルとして貼り、剥がし、付け足す。これにより自己を言語化し再構成する。レッテルは固定されず変化することを体験することで、自己評価は他者が決めるものではなく、自分が作り出すものだと示す。
レッテルを貼付する人型パネル
レッテル
レッテル
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