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日本画コース 上田 陽子

出漁を待つ


162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具
私の故郷の漁港を描いた。高齢化の進むこの町は子供の頃の活気は薄れ、どこか寂しげである。塗装の剥がれおちた老船はそれを象徴しているかのようであるが、哀れさはなく、どこか誇らしげでたくましい。どれほどの時間を見つめ、どんな人と共に荒波の中で苦楽を共にしてきたのだろう。船は静かに次の出漁を待っていた。

上田 陽子

日本画コース

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