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グラフィックデザインコース 笠 真由美

もじ太と火星人の文字旅行


絵本 / 上製本 / 98ページ
210mm×210mm(正方形)


テーマ「文字をきっかけとした異文化理解」

2022年に最も世界に衝撃を与えたのは、ロシアのウクライナ侵攻といっても過言ではない。そんな中で、人が国という枠でお互いをとらえるのではなく、一人一人の顔が想像できたら、友達として顔が浮かんだら、そんな人が増えれば世界はもっと平和になるのではないかという思いをいだいた。
身近な日常においてもグローバル化が進み、文化やルーツが異なる人々と関わる機会が増えている。大げさにとらえず、日常の中で素朴に、楽しくお互いの文化やルーツの違いを学ぶことができたらと考え、制作物は、小学生をターゲットとして、異文化に興味を持つきっかけとなるものを目指した。

文字を選択したのは、文化を構成する要素の中で、文字が最も人々の歩んできた歴史やルーツを引き継いで現代に体現しているものだと考えたからである。
文字の魅力を「成り立ちの面白さ」、「造形の美しさ」という2つの側面からとらえ、文字にあまり興味がなくてもその魅力が伝わるように、主人公が文字を知らない宇宙人と、過去や未来にタイプトリップしながら学んでいくストーリーを考えた。この本を開いていただいた方に、文字の世界を少しでも楽しんでいただければ幸いである。

笠 真由美

グラフィックデザインコース

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