アートプロデュース学科

2015年1月

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2015年1月28日  ニュース

【新刊情報】 『学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ : どこからそう思う?』刊行

福のり子先生が代表をつとめる、京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター。

当センターが2011年から2012年にかけて開催した連続セミナー:ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)の講師であるフィリップ・ヤノ ウィン氏(元ニューヨーク近代美術館教育部 部長)が、対話型鑑賞に関心のある学校関係者に向けて『Visual Thinking Strategies』(ハーバード大学出版局刊行)を2013年に執筆しました。

 

このたび同著を当センターが翻訳し、『学力をのばす美 術鑑賞ヴィジュアル・ シンキング・ ストラテジーズ:どこからそう思う?』として、今月15日に淡交社より発売されました。

 

VTSとは、グループの対話を介した美術鑑賞法です。アートを通じて鑑賞者(学習者)の「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を育成するこの教育プログラムは、美術だけでなく算数、社会、理科など他教科へも応用できるメソッドであるところが特長です。

 

本書は主に、「そもそも対話型鑑賞って何?」「対話型鑑賞には関心はあるが、どうやって導入したらいいのかわからない」と思われている小中学校の先生方や美術関係者、コミュニケーションを通した学習に興味のある方に向けて、きわめて実践的な内容になっています。

 

 

淡交社HPほかインターネット、お近くの書店などにて是非お求めください。

 

 

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『学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・ シンキング・ ストラテジーズ:どこからそう思う?』
著者:フィリップ・ヤノウィン
翻訳:京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター
出版:淡交社
価格:2700円(税込)
淡交社オンラインショップでのお求めは こちら

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2015年1月26日  ニュース

【特別講義レポート】1/21開催 ゲスト:山城大督さん

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今年度最後となる特別講義には、美術家・映像ディレクターの山城大督さんにゲスト講師としてお越しいただきました。

前回ゲストの渡川智子さん同様、山城さんもASP学科の卒業生です。

講義では、山城さんの作品を見ていきながら、ASP学科で学んだことがアーティストとしての生き方にどう活かされているのかなどお話しいただきました。時間/空間/編集といったキーワードを軸にした山城さんの作品に、学生もとても興味をそそられている様子でした。

また、2月6日からは山城さんの個展『HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ』が、ARTZONEにて開催されます。

イベントも様々企画されていますので、お誘い合わせの上、みなさまぜひ足をお運びください。

 

こちらから山城さんの卒業生インタビューがご覧いただけます。

 

■以下、学生レポートからの抜粋■

 

展示空間としての美術館の話しがおもしろかったです。日本の美術館は堅苦しくて、行きづらいと思われがちである。これは悪いことだとばかり思っていたのですが、ある意味、あの堅苦しさもeditされているのかも、と、新しい考え方ができました。(ASP学科1回生)

 

ASP学科の卒業生で作家として活動しているということが珍しく、どのようにして作品制作をしているのか気になっていたので、今回のお話はおもしろかったです。”映像と現実がとけている”とおっしゃっていたのが印象的でした。(ASP学科1回生)

 

山城さんの作品は、映像から出来事まで様々なものを作りだしている。普段過ごしている中では見過ごしてしまうような心の機徴や感覚を取り出して眺めるようなことだったり、コミュニティという人と人との関係という形ではないものを作品という形にしていたり、とても興味深かった。(ASP学科1回生)

 

——

 

山城大督個展『HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ』

会期: 2015.2/6~2/22

 

▼【展覧会概要】

ARTZONEでは、映像芸術祭MOVING2015との共催企画として、山城大督個展「HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ」を開催いたします。
本展覧会は、2013年末にアサヒ・アートスクエアで開催された「東京映像芸術実験室 presents 山城大督展『VIDERE DECK/イデア・デッキ』」の発展系になります。前作の《VIDERE DECK》にて、カーテンに囲まれた空間に、6台のモニターや鏡、ネオン、シャボン玉といったオブジェをインスタレーションし、「一本の映像作品を鑑賞す るように、空間そのものを体験」できるタイムスペースメディア作品を発表した山城は、本作品にて、再び映像概念の拡張へと向かいます。今回は会期直前に、 山城が用意した脚本に従って構成された「出来事」を数台のカメラによって撮影。その後、集められた映像を、繰り返し再生可能な空間としてインストールしま す。
ぜひともその映像空間をご体験ください。

 

▼【関連イベント】
○EVENT0=オープニング・レセプション
2015年2月6日(金) 19:00〜
会場:ARTZONE(入場無料)

 

○EVENT1=ギャラリー・ツアー
2015年2月14日(土) 13:00〜(集合場所: ARTZONE)
作家参加のギャラリー・ツアーを行います。ARTZONEから出発し、MOVINGの各会場を回ります。
参加作家:山城大督、前谷康太郎、 田中英行、林勇気、宮永亮
※途中参加可能、当日の連絡先は前日までにMOVING公式サイトに公開します。

 

○EVENT2=アーティスト・トーク
2015年2月15日(日) 16:00〜
本展出品者である山城大督によるトークイベント
会場:ARTZONE(入場無料)

 

○関連EVENT=MOVING Theatre1 あごうさとし×山城大督 新作演劇公演『劇場-THE BLACK BOX』
作・演出・出演:あごうさとし 映像:山城大督
2015年2月18日(水)、19日(木)、20日(金)  開演19:30
会場1:アトリエ劇研 会場2:京都シネマ
※詳細は、MOVING2015フライヤーまたはMOVINGウェブサイトにてご確認ください。

 

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2015年1月19日  ニュース

1月21日(水)特別講義〜ゲスト:山城大督さん(美術家/映像ディレクター)

1月21日開催の特別講義は、ASP学科卒業生で、美術家/映像ディレクターの山城大督さんをゲストにお迎えします。

 

本学通学部の学生は聴講自由です。お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

 

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1月21日(水)特別講義

『現代映像論 ~タイム・ベースド・メディア表現の可能性~』

 

16:30〜17:50(5講時目)

@人間館4階 NA412教室

 

 

ゲスト:山城大督さん(美術家/映像ディレクター)

美術家・映像ディレクター。1983年大阪生まれ。映像の時間概念を空間やプロ

ジェクトへ展開し、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開する。

2007年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party (中崎透+山

城大督+野田 智子)」を結成し、他者を介入させ出来事そのものを作品とするプ

ロジェクトを全国各地で発表している。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー

(IAMAS)修了、京都造形芸術大学芸術学部卒業、山口情報芸術センター[YCAM]エ

デュケーターを経て、東京藝術大学映像研究科博士後期課程。

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2015年1月16日  イベント

【特別講義レポート】1/15開催 ゲスト:渡川智子さん

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1月15日の特別講座は、現在、京都大学大学院生でASP学科の卒業生でもある渡川智子さんに特別講師としてお越しいただきました。

渡川さんは大学卒業後、2年間の社会人生活を経て、京都大学大学院に進学。大学時代から継続して美術館の教育普及活動の分野を専門に研究をされています。

講義では、昨年の約3ヶ月間、アメリカのチャールストンに滞在し、現地の美術館でインターンをした経験をもとに、日本の美術館との鑑賞スタイルの違いや、海外で生活(インターン)をすることの意義などについてお話しいただきました。

 

タイトルにもある『非日常の傍らで日常を見返す』行為についての話は特に興味深いものでした。

海外での生活やインターンというある意味で「非日常」の世界を体験し、新しい知識を身につけることも、「日常」という普段の生活の延長線上にあるものです。そこでの経験がもたらしてくれるのは、われわれにとっての「日常」は当たり前ではないということかもしれません。それは客観的に自信を振り返るチャンスと言えるでしょう。

 

ASP学科では、2回生以上になるとインターンへ行って、そとの世界を知ることを推奨しています。

インターンという短い期間の中では技術的な面を十分に学びとることは難しいかもしれませんが、考え方次第では技術以上のものを得られることが出来るはずです。
学生には今のうちに様々なことを体験し、人々と出会っていくなかで、広い視野を持って自身の生き方を探っていってもらいたいなあと改めて考えさせられる講義でした。

 

●インターン中に渡川さんから届いたレポートをこちらよりご覧いただけます。

http://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=26184

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■以下、学生レポートからの抜粋■

 

言語的活動が活発であることが「日常」のアメリカで、教育普及のプログラムを体験することは日本の「日常」を考えるうえで有効だと思う。現在自分が身を置く「日常」がいかに“特殊”であったり、偏りのあるものなのか、もっと日常的に捉えられるようになりたいと思う。(3回生)

 

アメリカの美術館の教育普及活動の現状の話が一番印象に残りました。アメリカの美術館では教育普及活動が盛んに行われていて、展示室内に座り込んだり、大きな声で話したりしても問題にはならないということでした。日本では展示室で子どもを対象としたプログラムをすると、他の鑑賞者から「子どもを追い出せ」「うるさい」「美術館は大人が来る場所だ」という苦情が来るそうです。それに比べてアメリカでは展示室でのプログラムを当たり前のように行うことができ、他の鑑賞者も不快になったりしないということから、日本とは美術や美術館に対する接し方、考え方が異なるのではないかと思いました。(3回生)

 

非日常に出会うとついその衝撃ばかりが記憶に残りがちだけれども、これまでの日常へのフィードバックの方が自分の未来に大きな影響を与えていくのだろう。(3回生)

 

 

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2015年1月13日  ニュース

1月14日(水)特別講義〜ゲスト:渡川智子さん(京都大学大学院生)

1月14日開催の特別講義では、現在京都大学大学院に在籍している、ASP学科卒業生の渡川智子さんをゲストにお迎えします。

本学通学部の学生は聴講自由です。お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

 

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1月14日(水)特別講義

『アメリカでインターン -非日常の傍らで日常を見返す』

 

16:30〜17:50(5講時目)

@人間館4階 NA412教室

 

 

ゲスト:渡川智子さん(京都大学大学院生)

山口芸術短期大学を卒業後、京都造形芸術大学ASP学科に3年次編入、2010年に卒業。その後京都造形芸術大学 芸術館・GALLERY RAKU、アート・コミュニケーション研究センターでの勤務を経て、2012年より京都大学大学院教育学研究科に在籍中。専門は生涯教育学、美術館教育。おもな論文に「美術館の動的ドラマトゥルギー 会田誠展を契機とする舞台間闘争」(『教育/福祉という舞台 動的ドラマトゥルギーの試み』大阪大学出版会,2014 所収)。もともとはキュレイターを目指していたが、ACOPと複数の美術館・ギャラリーでのインターン・ボランティア経験を通して、芸術と人の関係性に興味が移り、「教育」の勉強を始める。現在は大学院において、芸術を通した人間の変容について考えている。

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