文芸表現学科

2016年6月

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2016年6月24日  授業風景

津村記久子さん(作家)、大迫力さん(編集者)、大迫知信さん(ライター)に学ぶ!

 
2年生の授業「プロフェッショナル研究」のゲストとして、
作家の津村記久子さんと、編集者の大迫力さんと、ライターの大迫知信さんにお越しいただきました。
 
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この授業では、はたらく人にインタビューをするという課題を通して、
インタビューの基礎と、それを原稿にまとめることを学び、
さらに、それぞれ自分が卒業したあとの仕事についても考えます(盛りだくさんですね)。
 
6月18日(土)には、作家、編集者、ライター、という、
学生にとって一番関心のある職業の方をそれぞれ招いて、グループインタビューを行ないました。
 
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作家としてお越しいただいたのは、津村記久子さんです。
ご紹介するまでもありませんが、芥川賞を受賞された『ポトスライムの舟』や、百讀にもリストアップされている『君は永遠にそいつらより若い』をはじめ、多くの著作があり、学生たちにも人気の高い小説家です。
津村さんには今年の後期から、文芸表現学科での授業もご担当いただくことになっています。

そんな津村さんを前にして、学生たちは少し緊張していた様子でしたが、
デビューまでの道のりや、仕事と書くことをどうやって両立していたのか、といった話を興味深く聴いていました。
 
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編集者としてお越しいただいたのは、大阪にある株式会社140Bで働く、大迫力さんです。
大迫さんは同志社大学を卒業したあと、『Meets Regional』という関西ではひじょうに人気のある雑誌の編集長だった江弘毅さんと出会い、それが縁で京阪神エルマガジン社で編集者として働くようになったそうです。なぜそのように編集者になったのか、編集者としてどんな仕事をしているのかなど、実際にいま編集をされている『月刊島民』なども資料にしながら、お話してくださいました。
 
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そして、ライターとして来てくれたのは、2015年3月に文芸表現学科を卒業したばかりの大迫知信さんです。
大迫さんは、実は工業系の大学を卒業していったん就職したのちに、文芸表現学科に入学してきたという経歴があります。将来が見通せる安定した仕事を捨てて、書くことをやりたい、先の見えないほうが面白いと、
ライターとして日々チャレンジしているそうです。
 
インタビューでは、どのようにしてライターの仕事を獲得しているのか、
実際にどうやって取材をし、原稿を書いたのか、など、フリーランスとして苦労していることや努力していることを話してくれました。
 
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グループインタビューのあとは、ゲストのみなさんでの鼎談です。学生たちのインタビューを終えての感想や、あらためて仕事の話などをお聴きしました。ここには書けないような面白い話もたくさんあり、大いに盛り上がった鼎談でしたが、さいごに学生のあいだにやっておいたほうが良いことを皆さんに聞きました。
 
大迫知信さんからは、授業にちゃんと出たほうがいいという、ありがたいお話(笑)がでました。
でも冗談ではなくて、この文芸表現学科で学べることはどれも実践的で、いまやっているライターの仕事はすべて大学でやったことをやっている、延長線上にあるからといったことを言ってくれました。
 
大迫力さんも、やっぱり授業には出ていたそうです。大学時代の専攻は、編集の仕事とはまったく関係のないようなことだったけれども、それが仕事のなかで知らずに活きていたそうです。また、判断できない時は判断しないという選択肢もあるよ、というお話もありました。選べないことを選ぶ、というような言い方をされていたかもしれません。選べないのと、選ばないのとでは違うので、その判断をきちんと自分で引き受ければいいんじゃないかということでした。
 
津村さんも、授業に出ていたんだそうです。それで、学生のあいだに、なるべくたくさん雑談をしたほうが良いとおっしゃっていました。友だちや、いろんな人と、くだらないことでも良いから、とにかく話しておく。それがいずれ引き出しになってくるとのことでした。
 
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学生たちは、この日のインタビューをもとに、これから原稿を執筆します。
どんな記事にまとまっていくのか、とても楽しみです。よいものができたら、ここでも公開したいと思っています。
 
 
 
さて、文芸表現学科ではこうしたインタビューや取材記事のほか、小説、脚本、雑誌制作などを実践的に学ぶことができます。7月10日(日)には体験授業型のオープンキャンパスも開催しますので、興味のある高校生のみなさんは、ぜひ参加いただければ嬉しいです! 詳細は下記よりご覧ください。
 
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(スタッフ・竹内)

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2016年6月16日  日常風景

古本市開催 たくさんの募金が集まりました!

6月13日・14日の2日間、学内で古本市を開きました。
ジャンルも著者も全部ごちゃまぜ、1冊200円で大放出。
人間館の入口だったせいもあり、おかげさまで多くの方にお立ち寄りいただきました。


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今回の売上げは、熊本地震の復興支援金として全額募金します。

熊本出身の学生と、同級生たちが運営をお手伝いしてくれました。

 

学生も多く来てくれましたが、ちらほらと教職員の姿も。
なかには爆買いした人もいたそうです。


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2日間での総売り上げは、
募金も含めて73,073円となりました!

360冊以上売れたことになります。すごいー。
立ち寄っていただいた皆さま、本当にありがとうございました!

 

(スタッフ・加藤)

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2016年6月13日  イベント

一日体験入学オープンキャンパス御礼

 
6月12日(日)の一日体験入学オープンキャンパスにお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!
6月の一日体験入学では、「小説のリレーライブ」と題したワークショプを体験してもらいました。
 
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プロットをみんなで組み立てていくということをやりましたが、
これまで小説や物語を読んでいただけでは意識しなかった小説の仕組み成り立ち
といったものにちょっとだけ気づけたのではないでしょうか。
 
ストーリーがはじまり、盛り上がりをつくり、エンディングまで運んでいく、
そんなことを短い時間で経験してもらった100分間でした。
 
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次回、7月10日(日)の一日体験入学では、
「写真で1編! 1時間で書ける小説?!」というワークショップを開催します。
 
こんどは、人物をどうつくりあげていくか、ということを楽しく体験してもらう予定ですので、ぜひまた参加してみてください。はじめての方も、もちろん歓迎です。たくさんのご参加をお待ちしています!すでに申込み受付も始まっていますので、ぜひ下記より詳細をご覧ください。 
 
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7月10日(日)

http://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-12_07-10/
 
 
(スタッフ・竹内)

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2016年6月9日  授業風景

今年も文楽鑑賞教室に行ってきました!

「文芸論IV」は日本の伝統芸能についての授業です。
講師は現役落語家の林家竹丸先生です。(リンク先:「天満天神繁昌亭」より「上方落語家名鑑」)
 
ふだんの授業では、先生が実際に(!)落語を披露・解説してくれるのですが、
今回は学外演習として国立文楽劇場に行ってきました!
 
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文楽とは、人形浄瑠璃のこと。
人形を用いた劇に、三味線と太夫の語りによる音曲(=浄瑠璃)を合わせた、大阪の伝統芸能です。
昔の作品で言うと近松門左衛門『曾根崎心中』が最も著名でしょうか。
 
今回の演目は『二人三番叟(ににんさんばそう)』『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』。
演目のあいだに文楽講座があり、初めて文楽を観る学生たちも楽しんでいる様子でした。
江戸時代に書かれた床本(ゆかほん)を訳さず口上するため、すこし難しいところもありましたが、
慣れるともっと楽しめるんだろうね〜なんて話していました◎
 
鑑賞後は劇場内の資料展示室へ。
実際に使われる人形や衣装の構造が近くで見れたり、舞台模型は舞台裏まで再現されていたりと、
文楽の技術に興味津々。
 
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落語や文楽にはストーリー構成は元より、実声による話し方、役者の動き、かすかな表情など、たくさんの情報が詰まっています。
昔から現在に至るまで、人びとを楽しませるストーリーというのは伊達ではありません。
小説などとはまた違う文化ですが、そのぶん学生たちは多くのことを発見したかな、と思います。

 
 
 

<一日体験入学オープンキャンパスのお知らせ!>
 

今週の日曜日には、体験授業型のオープンキャンパスを開催します!

まだ申込み可能ですので、実際にどんな授業をやっているか体験してみたい、

先生に詳しく話しを聴きたい! という高校生の方はぜひご参加くださいね。

 

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文芸表現学科の授業は「小説のリレーライブ」です!

これまでは密室でひとりでやるものと決まっていたストーリー創作が、“読者の反応がその場でわかるライブ”に早変わ り。プロジェクターに映し出されたパソコン画面に、交替で小説を打ち込み、それを教室のみんなが見守ります。教室の参加者全員が作者であり、同時に読者に なることで、作者にとっても意外な展開が生まれます。

 

詳細、お申込みは下記よりどうぞ!

http://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-12_07-10/

 

 

(スタッフ・加藤)

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2016年6月2日  授業風景

メディア演習 名刺をつくる

文芸表現学科では小説や記事などを執筆する授業のほか、印刷物を作るための授業があります。
そのうちのひとつである「メディア演習I」は主に一年生を対象とし、
DTPの初級編としてPhotoshopやIllustratorの基本操作を学びます。


先日、みんな苦戦しながらもPhotoshopで名刺のデータをつくり、印刷所に入稿しました。


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そして翌週に完成品が届いたので、投票&講評会を行うことに。
どこかの会社の名刺かな? と思うほど、完成度の高いものもありました!


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フォントや配色に凝っていたり、手触りのいい紙を選んでいたりと、
それぞれがこだわりや個性の見える出来映えになっていました。
モノづくりの技術と感覚を磨いた一幕でした。



(スタッフ・加藤)

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