こども芸術学科

2017年10月

  • LINEで送る

2017年10月31日  授業風景

【授業紹介】陶芸粘土と格闘!どこまで高くできるか挑戦

2週にわたって台風が直撃し、こども芸術学科の研究室がある建物周辺には大量のどんぐりが散乱しています。

茶色く色づいたどんぐりが秋の深まりを教えてくれました。

 

さて、1年生の「造形基礎Ⅰ」という授業では、陶芸が始まりました。陶芸は、授業を担当されている学科長の近江先生の専門領域です。入門編として、土を好きな形に成形し、タイルを作りました。そして次は、陶芸用の粘土で丸いクッキーのような形を作り、ミミズのように細長く伸ばした粘土を作っていきます。最終的には、丸を土台にしてその周りを細長くした粘土でとぐろを巻くように囲い、それをどれだけ高く積み上げられるか挑戦します。

IMG_0422

IMG_0469

 

陶芸用の粘土は人肌に温められると、どんどん乾燥し、しわやひびが入りやすくなります。できるだけしわが入らないように伸ばしていかなければならないのですが、コツをつかむまでは細長くすることも難しいです。

IMG_0418

IMG_0455

細長い粘土は複数作り、巻いていく時につなげて、高さを出していきます。

IMG_0478IMG_0472

出来上がったものは、乾燥させて焼きます。同時に作っていたタイルには釉薬を塗り、色を付けて焼きます。どんな作品が出来上がるか楽しみです。

 

                                       (スタッフ:大塚)

 

  • LINEで送る

2017年10月20日  ニュース

制作期間9日間!テーマは廃品利用

雨が続き、一段と寒さが増してきましたね。風邪などひかれていませんか?

 

現在3・4年生はA・B・Cの3つのゼミに分かれて制作を行っています。

Cゼミでは「廃品利用」をテーマに3年生が制作を行いました。

 

10月4日にテーマについての導入があり、制作期間9日間で10月13日には合評という、怒涛のスケジュールでした。

 

IMG_0190  IMG_0219  IMG_0275

IMG_0271  IMG_0281  IMG_0384

IMG_0323  IMG_0358  IMG_0333

IMG_0396  IMG_0316

古新聞1枚から文字を切り取り、限定された文字を組み合わせて子どもが遊べるカードにしたり。

自分が着られなくなった子どものときの洋服を、使えるものとして再利用したり。

廃品、廃材、廃れる・・・から「廃語」に着目し、本と音声ガイドによって廃語を甦らせる試みにつなげたり。

IMG_0213

それぞれが1つのテーマを様々な視点でとらえ、多様な形態の作品を制作しました。

9日間という短い期間で、テーマを独自に解釈し、作品の構想を練り、制作を行い、作品を完成させる。

今回の課題は、スケジューリングする力と、どの工程と優先するか・素材にこだわるか・時間にこだわるか、というような取捨選択する力をつけるきっかけになったのではないかと思います。学生の皆さん、ひとまず、お疲れ様でした!

                                        (大塚:スタッフ)

 

 

  • LINEで送る

2017年10月18日  授業風景

つめない積み木

雨の日が続き、いっそう冷え込んできましたね。

せっかくの行楽シーズン、たまにはカラッと晴れてほしいものです。

 

そんな雨の日に行われた1年生の授業、造形表現Ⅱをご紹介します。

IMG_2720

今回の授業内容は「積み木を使って遊ぶ」です。といっても、ただ遊ぶわけではありません。

「1つのことに集中する」「見立て」「広げる」「破す」といった、子どもの遊びの表現につながる一連の流れを体感するために、積み木遊びを行います。また、この教室を使ってどのように遊ぶかという想像力や、小さな積み木という素材でどのように造形するかという発想力も試されています。

 

「1つのことに集中する」ひたすら積み木を積みます。しかし、積み木は2センチ四方の大きさで、不揃いにカットされているため、非常に積みにくいです。実際に遊んでみると、積み木が小さすぎて誤飲の可能性があるので幼児は遊べないな、ということや、ある程度指先が動く年齢でないと難しい大きさだな、という事に気づきます。これも学びになります。

 

積む場所を間違えてしまうと、あっという間に崩れます・・・

IMG_2710

「見立て」水に見立てる  おままごとや砂遊びでもよく「見立て」が行われています。

IMG_2717

「見立て」線路に見立てる

IMG_2715

IMG_2716    IMG_2718    IMG_2709

「広げる」建物に見立てた積み木で町をつくり、どんどん広げていく

IMG_2712

「破す」積み木を壊す、砂場でトンネルを作った後に蹴ったり埋めたりして壊す。子どもの「壊す」は、大人が考える「壊す」と必ずしも同義とは限りません。ものが壊れるときの動きや音がおもしろくて壊したり、物の構造や材質を知りたくて壊したり。壊すことは遊びの一部でもあります。

IMG_2719

この授業は造形の科目ですが、見方や考え方を少し変えると保育や教育につながる入り口になっています。その逆もしかり。後期が始まったばかりですが、学生たちの今後の作品が楽しみです!

 

                                         (大塚:スタッフ)

 

 

 

 

  • LINEで送る

2017年10月11日  授業風景

「 色を学ぶお祭り 」

知っていますか?

巨匠たちが作る優れた作品には知性と野性(感性)の両方が具わっていることを。絵画、デザイン、工芸など、どのようなジャンルであれ作品を作る時に色彩は欠かせない造形要素の一つです。

こども芸術学科1年次「造形表現1」の前期授業ではまず色について学んでいきました。まずは大学生らしく知的に・・・「黄色と紫を混ぜたら何色になる?」「なぜ色相環には茶色がないの?」「ドラえもんとガンダムとセーラームーンに共通する配色の原理は?」「カルビーポテトチップスうす塩味がよく売れる色の秘密とは?」意外と知らない色の理屈を識って学生たちはフムフムなるほどという様子。

1

さて、知性で学んだ後は野性(感性)の出番です。自転車が転ばずに走る理屈を知ったところでそのまま自転車に乗れるようになるわけではありません。美術も同じ。作り手としては頭で覚えるだけでなく身体で覚える必要があります。色彩感覚を作るのはセンスや才能というよりどれだけたくさんの色を使ったことがあるかという経験値が重要。パレット代わりに机に敷いていた大きな紙を制限時間5分で色で埋め尽くすように言われてみんな必死です。

2

3

4

最初はみんな筆で塗っていましたが気がつけば手で直接絵の具を画面にのばして塗っています。待ってましたとばかりに先生が画面に液体糊を垂らすと、目から入ってくるたくさんの色と手から伝わるニュルニュルの感触でクラスは色のお祭り状態。野性 MAXです!!

5

6

7

8

9

10

たくさんの色彩には人を興奮させ、昂揚させる効果があります。色とはまさに目から入ってくる光の刺激だからでしょうね。テレビのバラエティー番組の背景セットがカラフルなことと、創られた当時のお寺や仏像が極彩色だったことは色によって人を非日常に連れていくという意味では同じことなのかもしれません。

よく晴れた春の日のとても楽しい色のお祭りでした。

 

由井(教員)

  • LINEで送る

2017年10月9日  インタビュー

【教員紹介】前川豊子先生

次第に秋めいてまいりましたが、みなさんお元気ですか。

 

今回は、今年から新しくこども芸術学科の一員になられた前川豊子先生をご紹介します。

先生のご専門は「幼児教育学」「子育て支援」で、教育実習関連の授業を担当されています。

DSC_8856

前川先生からのメッセージ

 

 こどもの世界はファンタジー、遊びの中で五感を働かせて「おや?」「なんだろう」「よし、やってみよう」となり、その中でたくさんのことを学び成長していきます。私は長年、幼稚園の現場で働き、幼児教育・障がい児保育・保護者や子育て支援を担当、その後は大学で教職支援に関わっています。主に幼稚園教員になるための実践的な技能と教養を指導しています。

 瓜生山にある大学に足を踏み入れるとワクワクします。美しく偉大な自然、芸術作品、建物などに想像の翼が広がります。創造力と想像力こそ幼児教育に最も求められるものです。

 ここにはそれらを育む素晴らしい先生方や環境があります。これから幼児教育をめざすみなさんと表現者と保育者の両方の力が備わるよう一緒に頑張りましょう。こどもと芸術の両方に関心を持っているあなた。こども芸術学科で学び、幼稚園1種免許と保育士資格を取得して、あなたの世界をひろげませんか。

 

 

 

 

 

 

 

1 2

コース・分野を選択してください

LINK


トップページへ戻る

COPYRIGHT © 2013 KYOTO UNIVERSITY OF ART AND DESIGN

閉じる

ABOUT

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。