キャラクターデザイン学科

授業風景

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2018年12月6日  授業風景

野村先生がコンソーシアムの講義をされました

 

先月3()にキャンパスプラザ京都にて、

アニメーション領域をご担当されている野村誠司先生が

昨年に引き続き、大学コンソーシアム京都の講義をされました。

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大学コンソーシアム京都とは、加盟している京都の大学が連携して授業やプロジェクトを行う団体です。

当日は立命館大学で映像を学んでいる学生を中心に、約30人が集まり講義を受けました。

 

「アニメーションのリアル」と「アニメーションと琳派」という2つのテーマで講義をしていただきました。

 

 

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「アニメーションのリアル」ではロトスコープを用いたアニメーションを解説いただきました。

ロトスコープは実写の映像を描き写すアニメーションの手法です。

1秒間に何枚の絵の連なりを描くと最も自然に動くのか。

 

人間が歩く映像を元に、

1秒間に24枚の絵、12枚、8枚・・・と再生したものと実際に比較をしました。

 

少しずつ変化する絵が1秒間にたくさんあればあるほど、間隔が埋まりなめらかに動くのですが、

24枚のものよりも、少し枚数を減らしたものの方が歩いている様子が自然に見えました。

 

人間以外の物が歩く場合は、プリンの様に形が不安定なものをロトスコープする場合は・・・と実際に作成されたアニメーションを見ながらの解説は納得しながら、新たな発見がたくさんありました。

 

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「アニメーションと琳派」は琳派の系譜を一から説明していただき、琳派の絵師たちから学び取れるアニメーションをお話いただきました。卒業した学生たちが作成した琳派誕生400年記念PRムービーも上映しました。

 

 

小さい頃から身近に接してきたアニメーションの技法を丁寧に解説いただき、

後半は京都という土地を意識した作品作りを学びに活かさなければいけないと感じる講義で、普段アニメーションを主に学んでいない学生も興味深く講義に臨んでいる様子でした。

野村先生ありがとうございました。

 

 

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2018年12月3日  授業風景

Happy Elementsゲームデザイン奮闘記Vol.5「初心に返る、の巻」

 

前回までのあらすじ。

本学では「あんさんぶるスターズ」「メルクストーリア」でおなじみのゲーム開発会社Happy Elementsとの連携授業を実施しています。選抜された13人の受講生を4チームに分割し、それぞれがオリジナルのゲーム企画を立案して最終的にはコンセプトアートや画面レイアウトも含めたプロレベルの企画書を作成していきます。

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Happy Elements公式サイト http://www.happyelements.co.jp/recruit/

 

 

こんにちは。キャラクターデザイン学科の村上です。

11月の授業では、「UIデザイン」についてレクチャーをいただき、実際にゲーム画面のレイアウトを起こしていきました。

UIってわかりますか?ユーザー・インターフェイスの略で、ゲーム画面の中のアイコンやボタン、ゲージやメッセージといった、ユーザーの皆さんに操作を誘導するためのデザインを指します。どんなに面白いシステムで魅力的なキャラクターが活躍するゲームでも、このUIデザインが悪ければ一体何をすればいいのか分からないゲームになってしまいます。つまりゲームを生かすも殺すもUIデザイン次第ということです。

 

Happy Elements天野先生よりレクチャーをいただいた後は、各チームが今作っている企画の中で一番見せたい場面をピックアップし、その画面をレイアウトしていきます。

今この場面でプレイヤーが一番見たい情報は何か!?キャラクターのサイズをどのくらいにしたら動かしやすいか!?タップしやすいボタンの大きさになっているか!?と色々な方向から物事を考えてレイアウトを整えていきます。

 

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これは画面遷移図。最初はこんなラフからはじめて、ゲームの流れを考えながら必要な情報の優先順位を決めていきます。

 

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実際にUIが加わると具体的な遊びがイメージできてワクワクしてきます。

 

しかし!こうして実際にUIを含めて画面を作っていくと、ゲームの仕様が穴だらけだったことに気が付くんですね。次々に問題が浮き彫りになり、企画を大きく練り直すというチームも出てきて作業は思うように進みません。私は心の中でゲーム開発をナメるなよと思いつつ、邪悪な笑みを浮かべて学生たちを生温かく見守るのでした。

 

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試行錯誤を繰り返す3年生の海野千尋さん(常葉大学附属常葉高等学校出身)。

情報量の多いゲーム画面を作っているので結論を出すまでにかなり時間がかかります。

 

次回12月の授業では、これまでに制作してきた「キービジュアル」「キャラクターデザイン」「ゲーム画面」を組み合わせて一つの企画書としてまとめていきます。乞うご期待!

 

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2018年10月29日  授業風景

Happy Elementsゲームデザイン奮闘記Vol.4「一発で終わると思うなよ、の巻」

前回までのあらすじ。

本学では「あんさんぶるスターズ」「メルクストーリア」でおなじみのゲーム開発会社Happy Elementsとの連携授業を実施しています。選抜された13人の受講生を4チームに分割し、それぞれがオリジナルのゲーム企画を立案して最終的にはコンセプトアートや画面レイアウトも含めたプロレベルの企画書を作成していきます。

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Happy Elements公式サイトはこちら

 

 

前期最後の授業では、各チームの企画に登場するキャラクターデザインを行いました。

しかし、プロ現場のシミュレーションですから当然一発OKなんてあり得ません。

後期初回となるこの日は、チームメンバーの「タッチを合わせる」という最大の難関が待ち受けていました。コンセプトに合わせて絵を描き、そのクォリティを上げるだけでも大変なのに、今回はチームで一つの作品に見えるように、全員でタッチを統一しなければいけません。商品開発という視点からするとこれは当然のことですが、学生からするとなかなかに重労働です。

 

ゲームのキャラクターというのは、単に可愛ければいいとかカッコ良ければいいというものではありません。まずは何を目的とする「あそび」なのかを考えないと世界観が作れないし、世界観ができないとそこに登場するキャラクターも作れないわけです。

今まで趣味で好き勝手に絵を描いてきた彼らにとって、クライアントに納得していただくということのハードルの高さを思い知る良い経験になったのではないでしょうか。

本学の受験を考えている高校生諸君はこれを読んでも怖気づかないで下さい。しんどくなるとハイになってくるのですが、これが実に気持ちいいのです

 

 

 

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主人公キャラクターのポーズを決めている学生たち。左から3年生の王吟賀さん、本田真子さん(長崎県立島原高校出身)、2年生の中井涼さん(金沢辰巳丘高等学校出身)。よくわからないけど楽しそうにやっているのでとりあえず泳がせておきました。

 

 

 

 

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背景画とキャラクターを重ねて色味や質感をチェック。前回までは学生それぞれが自身の個性を出しながら描いていましたが、今回はとにかく一体感を重視して、互いの手の癖などを探りながら絵のタッチを合わせていきます。

 

これでゲームシステムに基づき「コンセプトアート」「キービジュアル」「キャラクターデザイン」が出来上がったので、次回の授業では「レイアウト」「UIデザイン」を強化してきます。彼らの活躍に乞うご期待!!

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2018年9月19日  授業風景

Happy Elementsゲームデザイン奮闘記Vol.3「企画に命を吹き込む」の巻

こんにちは。キャラクタ―デザイン学科の村上です。

すっかり連載状態になっておりますが、引き続き本学とゲーム制作会社Happy Elementsさんとの連携授業の様子をレポートしていきたいと思います。

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Happy Elements公式サイト

 

前期最後の授業は学生たちが待ちに待った「キャラクタ―デザイン」の実習でした。

みんな普段絵が好きでキャラクターを描いていますが、いざプロとして通用するレベルのものを作るとなると、なかなか苦戦するものです。

可愛い絵やうまい絵が描ければそれでOKだと思っている人が多いのですが、ゲームのキャラクターというのは、それだけでは通用しません。ゲームキャラクターはコントローラーを使って動かしたり液晶をタップして動かしたりと、とにかく「ゲームを進行させる」ことが大前提になるからです。スーパーマリオというゲームを作るのにイケメンを描いたって仕方がないですよね。

今回の授業では、「どんなゲームで、どんな行動をとるのか、そしてどんな世界にいて、他のキャラクターとはどんな関係性なのか」を考え、ゲームシステムを吟味した上でビジュアルを突き詰めていくというワークを行いました。

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絵を描く前に、しっかりとアイデアを出し合って、世界観を突き詰めます。

 

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キャラクタ―デザインの下書き。可愛らしいキャラが出来上がりましたね。

 

 

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Happy Elementsさんで開発された人気ゲーム「メルクストーリア」の貴重な原画や資料を見せていただき、その世界観とキャラクターがどんな考え方で作られたのかを教えていただきました。

そして、キャラクターを作り出すとき、どのような思考で発想を広げれば良いのか、また見た人に「何を体験させたいのか」というゲームデザインの基礎ともいえるアフォーダンスの重要性についてもレクチャーしていただきました。

 

 

 

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ディレクター志望の山中楓さん(大谷高等学校出身)。キャラクターを作る前に必要な設定の方法やアイデアのまとめかたをレクチャーしていただいています。

 

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左から、中国の留学生であるキャラクターイラスト担当の王吟賀さん。中央は、すっかりこのブログの常連になってしまったプランナーの中井涼さん(金沢辰巳丘高等学校出身)。そしてUIデザイン担当の本田真子さん(長崎県立島原高校出身)。このチームもまた実力派揃い。和気あいあいとした雰囲気の中で次々にアイデアを出していきます。

 

これまでゲーム企画の骨格となるゲームシステムを固め、ストーリーを作り込んできましたが、ビジュアルができたことでようやく企画に命が吹き込まれてきました。

 

前期はここまでですが、後期は実際にプロの現場で通用する企画書作りということで、よりハードルを上げて新たな表現を学んでいきたいと思います。

 

 

 

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2018年9月18日  授業風景

夏期集中授業「ポートフォリオ研究」

こんにちは。副手の渡辺です。

 

8月2728日、91011日の4日間で、夏期集中授業の「ポートフォリオ研究」が行われました。

 

この授業は3年生が対象で、講義と実制作を通して一冊のポートフォリオを完成させます。

 

1日目は「ポートフォリオとは・・・」から始まり講義を受けました。

自分の目指す業界によってのポートフォリオも研究しました。

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2日目は一同スーツを着用して集合です。

昨年に引き続き、葭矢峰世様にお越しいただき、就活メイクについて教えていただきました。

 

葭矢様は化粧品販売を経て、写真スタジオでのメイクなどの美容やカメラを担当。

スタジオ業務と並行し、専門学校・大学でメイクアップ講座を行われているお方です。

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キャラクターをデザインする上でもメイクアップの工程は参考になるというお話もしていただきました。

 

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休憩中もメイクの悩みを聞いていただき、みんな興味津々です。

 

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メイクしていただいた学生は大満足の様子でした。

 

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続いて男子諸君への、髪の毛や眉の整え方のレクチャーは必見でした。

身だしなみを整えると自然と表情が明るくなりますね。

就職活動に向けての心構えのひとつになったと思います。

 

 

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3日目はポートフォリオを実際に制作、

最終日はできあがったポートフォリオをゼミの先生に見てもらいました。

 

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全体でもそれぞれのゼミから選抜のポートフォリオを例に、解説とアドバイスをしていただきました。

 

3限目には「株式会社ビビビット」からマーケティング事業部の井上佳子様にお越しいただきました。

ビビビットとは、ポートフォリオ×就職活動をテーマにしたクリエイター・デザイナー・イラストレーターを志望する方向けの就職サイトです!詳しくはこちら

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企業側はポートフォリオでどこを見ているのか、

作品を載せる量や順番、

実際にビビビットを利用して就職活動を行っていた学生のお話などなど教えていただき、

学生の口から「知らなかった・・・」と声が漏れていました。

 

4日間を通してポートフォリオを作り上げることで、自分の作品を整理し、

将来を考えることが出来たと思います。

これから後期の授業を受けての作品などを追加し、先生方やお越しいただいたゲストの方々のお話を受けて、今回できあがったポートフォリオを改良していきます。

就職活動で企業に持っていくときに、自信を持って自分を知ってもらうものになるといいですね。

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