- 2019年6月18日
- 日常風景
【授業風景】総合デザイン演習『糸』_ 3回生
こんにちは、空デ研究室です!
梅雨入りしたとのことですが、
なんだか涼しい日が続いていますね。
新校舎も着々と完成へ近づいてきていて、
研究室からの景色が日ごとに変わるので楽しいです ^ ^
さて、今回は【総合デザイン演習】という授業風景を紹介します!
■ 総合デザイン演習 ■
テーマ:Strings(糸)お研究から展開するデザイン
この授業はハレ・ブルグ・ギービヒェンシュタイン美術学校との共同研究・制作プロジェクトとなる。
よって両校の学生が行き来し、共同で研究を行う。
パリコレクションで発表された最新デザインが2日後にはコピーされ、偽物が販売されるような時代には、
「最新」の価値は低下し、さらに数ヶ月後にはまた「最新」が出て価値がなくなる。
これは何もファッションに限ったことではない。
このような、めまぐるしい速度で変化する時代において、「変わらないこと」「古くあり続けること」によって
世界でも有名なブランド都市となった京都の秘密を自分の体で調査し、感じて、自身のデザインエッセンスとして取り込む。
この授業ではHalle美大の学生とペアになり、西陣や花背において広い意味での「糸」を研究し、イノベーティブな制作に取り組む。
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3回生が対象で、選考を通った学生が受講できます
また、夏期集中授業でもあるこの授業は変則的な日程で行われており、
先月にはさっそくHalle美大の学生さんとペアになり、取り組み・制作をした『糸』のプレゼンがありました
チームで西陣に赴き、フィールドワークや地域の人にインタビューをして、
生活とものづくりの繋がりのリサーチ結果をもとに、作品にしていきます
空デの学生が日本語で、Halleの学生が英語で発表していきます
(Halleの先生が通訳もしてくださってました)
空デの先生とHalle美大の先生、
そして学生みんなの真剣な空気感に、撮影係の副手が緊張してしまいました、、、笑
英語のわかる子は自分で英語で答えたりしていましたね
英語がささっと話せるのは素晴らしいです、、!
▲西陣で入手した糸たち
みんなにプレゼントとして持って帰ってきてくれました
ジェスチャーも交えつつどんどん発表!
中央のテーブルにはそれぞれチームの作品を並べていきます
「糸」というテーマから、いろんなかたちのモノができていくのが空デの特徴ですね
言葉が通じずとも、コミュニーケーション能力を用いて制作していきます
今回はドイツよりHalleの学生さんが来てくれましたが、
10月あたりに空デの学生もドイツへ向かいます!
ぜひとも外国でいろんなものを吸収してきてほしいですね
次回は京都・花背にてフィールドワークを実施し、
藁細工について勉強します
伝統的な技法や文化を知り、イノベーティブな作品創りへ繋げてもらいたいです!