空間演出デザイン学科

【SD2回生】シルクスクリーン授業

 

 

こんにちは!

空間演出デザイン学科です。

 

空間デザインコース2回生、

シルクスクリーンの授業にチェンジされました💎

 

以前まで”木工”を学んでいた2回生の皆さん。

前期木曜日は朝から4講時丸まる演習科目なのでわいわい賑やか。

 

 

 

4講時丸まるあるといっても、

たったの4週しかないシルクスクリーンの授業。

作業工程も多い表現技法ですが、慣れてしまうと本当に楽しいんですよね〜

 

技術修得を目指してがんばってもらいたいです!

 

 

 

 

1週目の初回はシルクスクリーンの構造を理解するため、シルクスクリーン ニューカッティング法というキットを使って制作!

 

 

▼そのキットがこちら

 

付属の板枠に、付属フィルムをセットし、切り込みを入れます。

そしてインクをのせて、原稿に刷るといった感じ。

 

▼インクをのせて

▼刷ります。専用スキージーもキットに付属!

 

 

出来上がりはこんな感じ。

 

 

みんないい感じにできてますね!

 

切り込み部分だけインクが出るので、全部切り落としてしまわないように、カットの仕方にも工夫が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

そして2週目以降からは、本格的なシルクスクリーンを開始!

 

▼シルク専用の紗幕の張った版を説明中の先生

 

感光体と呼ばれる乳剤も、はじめて触れる学生ばかり。

 

 

▼授業を担当してくださるのは大学のウルトラファクトリーでもお勤めの藤田先生

感光剤のミノライトの取り扱いもレクチャー

 

 

 

▼バケットに流し入れて ▼シルク用の”版”にすいっと。

 

 

▼綺麗に塗れました

 

感光剤のため、蛍光灯なども少なからず反応してしまいます。

なるべく薄暗いところで作業するのがベストだそうです。

 

 

乳剤も厚さを均等にするため、

 

両面塗る→こそいで調整

 

を行うことがポイント!

 

 

塗り終わった版は素早く乾燥機に入れます。

乾燥機も、外からの紫外線などを防ぐ仕様の専用のもの!

 

▼乾燥機に入れて完了

 

 

 

みんなもやってみます★

 

 

授業ではひとまずチームに分かれて作業。

 

交代しつつ塗っていきます

版に押し当てて、乳剤が全面に当たったことを確認して

素早く確実に塗っていく!

端まで来たら、バケットで切るように、角度に気をつけて離します

焦らずに、全体に隙間なくね

 

 

 

 

版の準備の裏では原稿つくり。

 

透明のフィルムにポスカなどのペンを使って原稿をつくっていきます。

 

 

携帯を見つつ絵柄を決める学生も

ポスカ、マルチボール、ダーマトグラフを使っています

 

 

 

 

 

乳剤が乾いたら、原稿と版を感光機に入れて版を仕上げます。

 

黒いところは紫外線を通さないので、そこだけ乳剤が感光されず(固まらない)、穴が空くのでインクを通すという原理ですね。

 

 

 

版が完成したら刷り作業へ入ります!

 

 

▼専用の刷り台にセット

 

 

剃る際は、版の枠に沿ってマスキングテープを貼ります。

 

インクなどが隅に入り込んでしまうのを防ぐためです。

 

 

 

 

 

みんな刷り作業もスムーズにできていました〜〜

 

 

 

 

 

 

 

▼印刷されたものがこちら!

 

 

 

多色刷りもうまくできています!

 

 

 

 

 

シルクスクリーンは紙だけでなく、布や異素材へも印刷できるので、制作物はもちろん、展示の際にも活用できます。

 

空間演出デザイン学科では、学科展や卒展など、空間を考える科目や場面も多いため、うまく展開させてもらいたいです!

 

 

 

 

 

 

また最終成果物なども記録できたらレポートしようと思います★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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