- 2025年6月2日
- ニュース
『CAPS:Contemporary Art Practice | Studio – CAPS 2025展』開催のお知らせ
こんにちは、大学院オフィスです。
この度、CAPS:Contemporary Art Practice | Studio – CAPS 2025展が髙島屋大阪店にて開催されます!
本学卒業生・修了生、在学院生や教員が参加いたします。
会期中には様々なイベント、ワークショップも開催予定です。
大阪市内では様々なアートイベントも開催中です。
ぜひこの機会にお越しくださいませ。
詳細は京都芸術大学HPよりご覧いただけます。
https://www.kyoto-art.ac.jp/events/2648
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CAPS:Contemporary Art Practice | Studio – CAPS 2025展
2025/05/28 (水)〜06/10(火)
10:00〜20:00
7階のみ 10:00-19:00
※最終日は18:00閉場
髙島屋大阪店
〒542-8510 大阪市中央区難波5-1-5
1階 ステージ、グッドショックプレイス
2階 インターナショナルブティック特設スペース
3・6階 ローズパティオ
7階 催会場
◆5月28日(水)ワークショップスケジュール 於:7階 催会場
13:30〜14:00 夢の耳(名和晃平、鬼頭健吾、福本双紅、多和田有希)
14:30〜15:30 空の香(福本双紅、多和田有希) ※来場者参加型※
15:00〜17:15 ドリンクアンドドロー(名和晃平、ブルノ・ボテラ)
◆展示について
本展「CAPS 2025」は「京都芸術大学大学院芸術専攻 芸術実践領域(旧名・美術工芸領域、CAP: Contemporary Art Practice)」に関わりつつアーティストとして活躍する教員や修了生、在学生の作品を広く展示するものです。山中suplexは、滋賀県大津市にある共同スタジオです。木工、鉄工、石彫、陶芸、染色など、多様な表現メディアに対応した設備が整っており、素材に向き合った実践的な制作が日常的に行われています。 今回の展示では、山中suplexのスタジオメンバー9名が参加し、高島屋の1Fから6Fまでの各フロアにおいて作品を発表。それぞれの作家が空間特性を活かしながら、素材、構造、身体性をテーマに多様な表現を展開しています。
1F|グッドショックプレイス
小笠原周による石の彫刻群、木村舜による陶器や絵画、小宮太郎による動く彫刻作品が、それぞれの質感と存在感をもって空間の中で交錯し、立体的なリズムを生み出しています。
2F|インターナショナルブティック特設ステージ
鉄を素材とする彫刻家・若林亮による立体作品を展示。人の目線や動きに応じてその表情を変化させる構造により、動的な空間が立ち現れます。
3F|ローズパティオ
坂本森海による陶芸と映像のインスタレーション、中井梓太郎による動物的かつ建築的な彫刻作品を展示。また、塚本淳の藍染による平面作品、向井詩織による花を用いて染められた布のインスタレーションも加わり、素材・技法・表現の幅広さを通して、山中suplexにおける多様な創作の在り方が提示されています。
6F|ローズパティオ
若林亮による「倒木」をテーマにした鉄の彫刻や巨大な鉄の壁面作品とあわせて、本田大起による「人」をテーマにした彫刻群が空間構成として展開されます。観客が潜り込むような構造の中で、素材との物理的な関わりを通じて、山中suplexならではの造形的アプローチを感じ取ることができます。
7F・催会場でも、多数の作家によるさまざまな領域の作品を
ご覧いただけます。また同階では、本展のキュレーションにかかわるキュレーションユニット「鬼大名」の活動を通じて京都のアートシーンを振り返るアートブック『鬼大名 The Echoes of KYOTO』を販売しております。
◆CAPS(Contemporary Art Practice_Studio)とは?
CAPSは、京都芸術大学大学院 芸術専攻 芸術実践領域(CAP:Contemporary Art Practice、旧・美術工芸領域)を中心に、あらゆる方向へ動的に広がる活動の総称です。 芸術教育を社会における生きた実験と捉え、展覧会の企画・制作・プロデュースなど、正規教育の枠を超えた多様な創造的活動を展開しています。 在校生、修了生、教員がアーティストとして対等な関係を築きながら、互いに刺激し合い、活動を推進しています。活動を通じて築かれたつながりは、修了後もプロフェッショナルな現場へと広がり、さらなる創造の機会へとつながっていきます。 2025年には改修工事を経て、NC棟最上階の1フロアすべてが芸術実践領域の専用アトリエとしてオープンし、このスタジオが「CAPS」と名
付けられました。 名称の「S」には、複数の取り組みを象徴すると同時に、自由な実験の場としての「スタジオ(studio)」という意味も込められています。