- 2015年12月22日
- 日常風景
【ファッションデザイン基礎Ⅱ】現物鋳造
こんにちは!
今回は1回生の授業をご紹介します。
この授業では二つのクラスに分かれ、
フェルトの授業とジュエリーの授業を交互に受けます。
後期の授業期間の前半はフェルト、後半はジュエリーの授業を受ける、
(または前半はジュエリー、後半はフェルト)といったかたちです。
今回はジュエリークラスの様子をお届けします。
授業内容は現物鋳造です。
現物鋳造とは、鋳造機という機械にかけ金属加工を行うことで
対象の素材をシルバーや真鍮に変えることです。
その名のとおり、現物がそのまま鋳造されます。
植物など、人の手で作ることが難しいものは現物鋳造によって
細部まで作ることが出来る為、リアルな仕上がりになります。
まず最初に
鋳造する対象物をワックスにくぐらせ強度を少し固めます。
こちらはそのワックスをコーティングしている様子
オクラやどんぐり、短くなった鉛筆、バナナチップなど・・・
たくさんのモチーフが集まりました。
これらをいざ工房の鋳造機へ。
できあがりがこちら。
以前の状態と雰囲気も変わって面白いですね。
鋳造後は磨きの作業に入ります。
今後の授業もたのしみです。