- 2017年9月28日
- イベント
ICAF2017へ行ってきました!
こんにちは。
キャラクターデザイン学科アニメーション領域担当の野村です。
大型台風が日本を縦断する中、今年も行って来ました ICAF2017。
国立新美術館(乃木坂)
ICAF(アイカフと読みます)とは、
Inter College Animation Festival の頭文字を取ってICAFです。
インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)は、アニメーションを専門的に学べる学校の推薦作品を一堂に集めた、
日本で最初の本格的な学生アニメーションのフェスティバルです。
今回で14回目を迎える本映画祭には、日本全国より28の学校が参加し、各上映プログラムも益々成長を続けています。ここに集結した、
その膨大な作品群を観ることで、現在の学生アニメーションの最新クオリティ、更にその先に展開するアニメーションの未来をも、はっきりと感じて頂けることと思います。
ようこそ、「学生アニメーションの最前線」へ!
ICAF TOP| Inter College Animation Festival公式サイト – ICAF より抜粋
「ROMANCE OF THE TURN」 木村 拓
「うつくしいけだもの」 小川 円
「はたちオバケ」 スタジオおばけ(村井野愛、横山真奈、大川友梨子、白神はる香)
「OKANEMAN」 シンヤ コンドウ
「あの日の雨。」 糸川 駿
「CHAMELEON」 福島 光瑠
作品制作の卒業生たち
久しぶりに見た卒業生の作品はどれも丁寧でとても骨太の作品でした。
なにより画面から伝わる「圧」がありました。
初見で観ていただいた観客の皆さんへも伝わったと思います。
(上映終了後、とても大きな拍手が鳴り響いていました)
司会進行の先生からも、「どの作品もストーリーやドラマがちゃんとありますよね。」と暖かい感想をいただきました。
これはキャラクターデザイン学科が大切にしている「伝える」ということが作品を通して表現出来ていると実感しました。
ストーリーやドラマが必ずしも必要な訳ではなく、作品に込めた想いやメッセージを伝えるためにストーリーやドラマが必要であるということは、在学中に繰り返し学び、挑んできたことです。
それが作品から伝わったということは制作者冥利につきると思います。
「伝える」「共有する」ということは卒業してからも考えなければいけないことです。
出品者以外の先輩たちも駆けつけてくれました。
卒業生のみんなはそれぞれの職場で期待されながら頑張っています。なぜ期待されているかというと、彼ら彼女たちが、4年間の学びの中で「考える力」を身につけたからです。指示待ちではなく、自分で考えて仕事に取り組んでいるからです。
先輩たちを追いかけて在校生たちは今現在、作品制作に励んでいます。先輩たちが行わなかった新しいことに挑戦している学生もいます。
受け継ぐモノと更に新しくするモノ。
今回の作品群はキャラクターデザイン学科アニメーション領域のカラーが明確に見えたと感じています。
今度はどんな作品を見せてくれるのか?来年のICAFも今から楽しみです。
3回生 学科展 出品作品イメージボード
以下の日程で、順次、巡回展を開催します。
是非、足をお運びご覧ください。
▼北海道上映:11月2日(木)- 5日(日)会場:新千歳空港国際アニメーション映画祭2017内
▼金沢上映 :11月10日(金)11日(土)会場:金沢21世紀美術館予定
▼京都上映 :11月17日(金)- 19日(日)Kino Vision2017にて
▼広島上映 :11月23日(木)会場:横川シネマ予定
▼名古屋上映:11月下旬 会場:愛知芸術文化センター予定
▼大阪上映 :12月上旬 会場:ナレッジキャピタル ザラボ予定