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ランドスケープデザインコース 池まりあ

仮の庭

人口減少に伴い日本の空き地の面積は年々増加している。都心でも建物の建て替えやテナントの撤退が頻繁に起こり、誰もが日常的に空き地を目にする。

また、緑化業界では業務上廃棄植物が多く出る。商業施設などでのイベントや季節装飾の戻り植物、施工予備品として余分に仕入れた植物など、長期的な利用を想定せず用意された植物は、保管場所や管理の人件費を割けず、日常的に廃棄せざるを得ない現状がある。

空き地の次の用途が決まるまでのインターバル期間に、一時的な利用を終えて廃棄される植物と物流資材を利用して、期間限定の仮の庭をつくるプロジェクトを企画する。

仮の庭を構成する植物は、庭が閉鎖されると廃棄するのでは無く、解体して次の仮の庭に移動し、各地を周っていく。

都市の中に点在する空き地が、花や緑豊かな人々の憩いの庭になり、廃棄予定であった植物の活躍の場が街に増えていくことを期待する。

池まりあ

ランドスケープデザインコース

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