写真コース 田中 伸顕 【コース奨励賞】
デジタル/インクジェットプリント
Quietly there
多摩地域を中心に、一部埼玉県や神奈川県を含む、現在の東京郊外の風景を撮り歩いた。
令和の今は、昭和中期に建設されたニュータウンのような大規模団地その他の建物の老朽化が進行しているのはもちろん、これまで郊外の象徴的存在であった総合スーパーやショッピングモールすら淘汰され始めた時代であり、郊外を歩くと人口減少や高齢化の進行を肌で感じる。街は発展しやがて古びてゆくサイクルを繰り返すものだが、総じて郊外は現在、確実に停滞もしくは衰退の位相にあるようだ。この作品ではそうした今の郊外が見せる様々な様相、閑かにそこにあり続ける様を可能な限り淡々と記録する意識で撮影した。
田中 伸顕 【コース奨励賞】
写真コース
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