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『石の家系図』メインビジュアル

デザイン科 - 空間演出デザインコース

梅津 大暉

[タイトル]
マーダーミステリー『石の家系図』


[作品概要]
山形県上山市をモチーフにした架空の都市であるY県K町を舞台に、上山市に実際に伝わる「化け石」伝承を取り上げ、マーダーミステリーに落とし込んだエンターテインメント作品。90分のプレイ体験を通してK町にゆかりのある人物たちの生活を追体験し、町の魅力や豆知識、そこで生活する人々の考えや地域の社会課題に触れることができます。事件の真相やいかに!


[テーマの背景]
私は20年間以上、山形県上山市で暮らしてきました。この大学でデザインについて学んできて、上山市の魅力やここでの生活および上山市が抱えている社会課題をゲームという形で触れてもらい、より多くの人に上山について知ってもらえるような作品を作ろうと思いました!

こうしたゲームの要素をゲーム以外の分野に取り入れることで、楽しく学習できるようにしたりすることを「ゲーミフィケーション」といいます。

本作品は山形県上山市という地域におけるゲーミフィケーションを活用した生活者とのコミュニケーションデザインの研究です。


[マーダーミステリーとは?]
プレイヤーは登場人物になりきりながら、他のプレイヤーの証言を聞いたり手がかりを集めたりして事件の真相を推理していく謎を解くゲーム。中国では数千億円規模の市場規模があるといわれている。


[上山市が抱える社会課題]
山形県上山市は「消滅可能性自治体」に認定されており、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2020年には約3万人いた人口が2035年には2万2,000人を下回るといわれている。


[私なりのまちづくり]
私自身、将来はエンタメ・ゲーム業界のUI/UXデザイナーを志望しており、4月から進学する大学院を修了後は就職を機に地元を離れるつもりです。空間演出デザインコースで4年間学んできて、「私なりのまちづくりの形」があるのではないかと考ええました。

ゲーミフィケーションを活用し、空間性に捉われずに楽しむことができるコンテンツに落とし込むことで、上山市に接点のなかった日本国内外の人々に接点を創出することが本作が目指す姿です。


[ステイトメント]
遊びを接点とした地域のデザインを通し、地域にエンタメを社会実装します。
空間性に縛られず、地域について世界に対して発信できるコンテンツの制作。
作品を通して、地域について触れる接点を創出します。

研究の全体像

内容物一覧(カード・冊子)

あらすじ

登場人物①

登場人物②

舞台について①

舞台について②

舞台について③

舞台について④

舞台について⑤

  • 京都芸術大学 通信教育部