本文へ移動

モチーフと、一緒に

イラストレーションコース 村澤 弘実

コース奨励賞

絵の中に描いたモチーフの実物に添えて飾るイラストです。
モチーフに添えることでモチーフの存在と見る人の想像に深みを与え、日常にささやかな癒しをもたらす空想世界を描きました。

SNSや仲介サイト等を通して依頼を受け、イラストを制作して提供するサービスという企画です。モチーフの例として3つのモデルを用意し、モチーフごとに癒しの要素となりうるテーマを設けて描きました。コンセプトは《「モチーフ」「心」「生活スペース」に働きかけるイラスト》です。

<サービス概要>
▶身近に飾りたい愛着のあるものや大切なものをモチーフとして絵の中に描く。
▶モチーフの情報は、写真やデータを送ってもらう。
▶依頼の目的は、依頼者自身が楽しむ場合と、大切な人への贈り物をモチーフにした絵を贈り物に添えてプレゼントすることなどを想定する。
▶付加価値として、ポストカードとしても使用できるよう作成する。

<イラストによる働きかけ>
▶モチーフの背景にストーリーを与えることで、モチーフの存在にさらなる深みをもたらす。
▶鑑賞者の心を空想世界へ導くことで一時的な現実逃避につなげ、心のリフレッシュを図る。
▶日常生活のささやかなスペースを、現実と空想を繋げる特別な空間に変える。

イラストをどのような形で社会に役立てたいかを考えた時に「日常の生活スペースが今よりちょっと安らげる空間に変わるきっかけをイラストで作り出したい」「現実と空想を繋げ、それぞれの価値を高め合うような相乗効果をイラストの力で生み出したい」と考えたことが、この作品を制作した動機です。

イラストはモチーフに何通りもの背景ストーリーを与えることができ、多様な付加価値を生み出すことができます。現実の物や空間にイラストが加わることで、今まで素通りしていた日常の小さな景色がちょっとだけ特別な意味を持ち始め、心に良い影響をもたらすようなイラストの役立て方を目指しました。また、AIやVR等の技術や、様々な刺激的なコンテンツに囲まれている今だからこそ、現実(実物)やアナログな想像力の価値を見直したいという思いがあります。心の癒しのために空想世界に導くイラストではありますが、心の起点と終点は「現実」に置かれるようなイラストの楽しみ方を表現したいと考えた作品です。

【モチーフ①】

【モチーフ②】

【モチーフ③】

【モチーフ①+②】【モチーフ②+③】  

展示イメージ・ポストカード

村澤 弘実

イラストレーションコース

このコースのその他作品