本文へ移動

節臨《呉熙載臨漢霊台碑》

書画コース 上川純子 (桃可(とうか))

墨、和墨。 筆、 5号羊毛。サイズ、条幅。
井上清秀 編『呉譲之臨漢霊台碑』(晩翠軒、1935年(大正10年))の現物が入手不可能のため、国立国会図書館デジタルコレクションを手本とした。

 篆書法・隷書法での臨書学習をさらに追及した。隷書は広く一般に読字の可能性が高く、意匠性を備えており、商業の観点においても汎用性がある。
 呉熙載《臨漢霊台碑》は、隷書でありながら、印象的な丸く短い波磔が、現代的な雰囲気にも調和すると感じている。

大正天皇「過目黑村」(七言絶句、明治29年) 墨 松煙墨、紙 画仙紙、サイズ 半切 歴史上長く続いた日本人の漢文の利用の終焉を象徴する大正天皇の御製を、呉熙載の隷書のイメージで制作した。
大正天皇「農家圖」(七言律詩、明治35年)墨 松煙墨、紙 因州和紙、サイズ 聯落、筆 5号羊毛 呉熙載およびそのルーツである鄧石如の隷書を集字し、波磔は呉熙載様を検討した。

上川純子 桃可(とうか)

書画コース

2020年、他大学で書道史を履修したことがきっかけで、書学習を初心者から独学で始める。
2022年、神田書学院に学ぶ
2024年、日本書道教育学会師範資格を得たのち、京都芸術大学三年次編入。

このコースのその他作品