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ADVゲーム「妖狐奇譚」のコンセプトアート集

イラストレーションコース 中嶋達也

この作品はオリジナルADVゲーム「妖狐奇譚」のコンセプトアート集である。
このゲームのコンセプトは対話。アクションゲームが苦手な人でも自分のペースでやれるようなゲームを目指して設定した。
スライド前半は世界観説明で後半はゲーム画面を想定して描いた。
人間の主人公は怪異という奇妙な存在が住んでいる世界、裏世界に迷い込んでしまう。主人公が目を覚ますとそこは大怪異が一人、妖狐の大怪異の領地であった。主人公は元の世界、表世界に帰るために妖狐の大怪異のオツカイをこなしながら、この世界を冒険することになる。
主人公は様々な領域を巡り、怪異たちと交流を深める。
主人公は怪異たちとコミュニケーションを取って情報収集や助け合い、ときには敵対しながら関係を築いていく。
怪異たちとの戦闘は存在せず、かわりにターン制の対話が存在する。おだてたり、親身に聞く、挑発、鎌をかけるなどのコマンドを通して彼らとの関係性を変化させよう。また、探索で手に入れたアイテムや怪異たちのオツカイをこなすことで、主人公が使えるアクションが変化したり、怪異の秘密の言動を引き出すことができるかもしれない。
主人公は妖狐の狐火を頭にくっつけて冒険する。狐火はナビゲーターとしての役割と視認性を上げる目的がある。
この世界は大怪異と呼ばれる存在によって4つの地域に分割統治されている。
怪異はルールという固有の天命を持っていて、自らルールを破ると存在強度と呼ばれる、いわゆるHPが減少する。なので、怪異たちは生きるために決められたルールを守って生活している。
大怪異は大ルールという特別な天命を持っていて効果は支配領域全域に及ぶ。その地に住む怪異は自分のルールに加えて大ルールも守りながら生活することになる。
妖狐の大怪異は嘘がバレた者に天罰を下す。享楽的に嘘をつく怪異たちとの舌戦。古時計の大怪異は3日間のループ。機械族特有の言語の学習。規範の大怪異は他の怪異に擬ルールを付与する。画一化された個人の心を開く。不知(しらず)の大怪異は自身の領域にいる他の怪異の能力の一部を奪う。自己を失った怪異たちの元の姿を推測して復元する。このように領域によって大ルールを設けることで遊び方に幅を持たせる試みをした。

中嶋達也

イラストレーションコース

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