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希望のひかり、夢見る輝く心

明日への希望に幸あれ

イラストレーションコース 間下裕月

作品名:希望のひかり、夢見る輝く心
制作年:2025年
サイズ:スクリーンサイズ(2732×2048px)
素材・使用ツール:デジタル(Procreate)
制作時間:39時間37分

 本作品は、絵本やSNS投稿、一枚イラストとしての展開を想定し、「優しく温かい世界観」を軸に制作したオリジナルイラスト作品である。主なターゲットは、小学生から10代、20代までの若い女性であり、日常の中でふと心が和らぐような体験を提供することを目的としている。見る人が作品に触れた瞬間、安心感やときめきを感じ、自分自身を重ね合わせられるような表現を目指した。
 画面には、妖精のような二人のキャラクターが手を取り合い、夜空を舞う姿を描いている。花や蝶、クラゲといったモチーフは、やさしさや儚さ、夢の中にいるような感覚を象徴しており、現実から少し離れた空想の世界を表現している。これらのモチーフを散りばめることで、絵本の1ページを切り取ったような物語性を持たせ、鑑賞者が自由にストーリーを想像できる構成とした。
 色彩は、淡いパステルカラーを基調とし、全体をやわらかく包み込むような雰囲気を意識している。強いコントラストを避けることで、長時間見ていても疲れにくく、SNS上でも親しみやすいビジュアルとなるよう工夫した。また、キャラクターはデフォルメ表現を用いることで感情が伝わりやすくなり、年齢を問わず共感しやすいデザインを意識している。表情やポーズには「楽しさ」や「安心感」が自然に伝わるよう細部まで配慮した。
 鑑賞するだけでなく、見る人の心に寄り添う存在であることを目指している。忙しい日常や不安を感じやすい年代に対し、優しい世界観を通して「一人ではない」「誰かとつながっている」という気持ちを届けたいと考えた。絵本として物語を広げることも、SNSで一枚イラストとして共有することも可能な柔軟性を持たせることで、さまざまな形で多くの人に寄り添う作品となるよう制作した。

手をつなぐ仕草 手をつなぐ姿は、信頼や安心感の象徴である。一人では不安なときでも、誰かと一緒なら前に進めるという思いを込めている。

蝶 蝶は成長や変化の象徴として描いている。蛹から羽化する姿は、子どもから大人へと成長していく過程や、新しい一歩を踏み出す前向きな気持ちを表している。

花 花は、やさしさや思いやり、心の温かさを象徴している。キャラクターの周囲に咲く花々は、人とのつながりや、日常にある小さな幸せを表現している。

クラゲ クラゲは、不安定さや儚さを持ちながらも、静かに漂う姿から安心感を感じられる存在として描いている。自分のペースで進んでいいというメッセージを込めた。

間下裕月

イラストレーションコース

CONTACT

 イラストレーションコースの間下裕月です。
 私は、イラスト・キャラクターデザインを中心に制作を行ってきました。幼い頃から絵を描くことが好きで、「見た人の心に残るキャラクター」を目標に、表情やポーズ、配色にこだわった制作を続けています。特にデフォルメ表現や、キャラクターの個性が一目で伝わるデザインを得意とし、かわいらしさの中にも物語性を感じられる表現を意識してきました。在学中は、テーマ設定からデザイン、完成までの過程を大切にし、試行錯誤を重ねながら表現力の向上に取り組みました。卒業制作では、これまで培ってきた技術と発想力を活かし、自分らしさを最大限に表現した作品を目指しました。

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