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『円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書』

~平安の三蹟 小野道風   臨書と倣書~

書画コース 末岡光子 (紫柳)

半切2分の1 加工紙 
「延暦寺第十世が示寂、諡号静観を授けその師円珍に智証大師の諡号を贈った」という内容。道風34歳の書を臨書。

「小野道風 和様の書を確立した人」
 平安の三蹟「野蹟」と呼ばれた道風の書は、「端正な字形、点画が豊潤で温雅。優麗・典雅であること、それが特色」と言われ、「王羲之の再生」や「空海の生まれ変わりは道真、その生まれ変わりが道風」など数多の賛辞が残されている。唐風の書から和様の書へ導いた足跡をたどり、どのように自身の書を確立したか学びたいと考えた。
 この『円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書』を東博で見た時の感動を表せるよう全文臨書を、当時と同じように巻子仕立て(軸首は黒檀印可軸であるので似せたものを用いた)にした。
 また、気軽に床に掛けられるよう、本来の縹色の紙に似せた加工紙を用い、部分臨書をし軸装したものである。

『円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書』全臨 半切
『円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書』細字一部分
『玉泉帖』拡大部分臨書 全紙
蘇軾『東坡禅喜集』一節  倣書 半切2分の1
王維・五言絶句『鹿柴』 倣書 半切

末岡光子 紫柳

書画コース

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