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百寿及び仏像画(書画作品)

琵琶湖畔の重要文化財の仏像巡り

書画コース 桑原-萬里子 (桑原-萬里子)

 百寿は「寿」異文字の篆書体でオリジナル作品にし、文字は金墨で仏像は顔彩で作成した。
書画コースを専攻したので書画一体作品に挑戦、仏像を描くことで、画と百寿文字双方の配列に考慮した。

 卒制展 
仏像画及び百寿 
 
 画仙紙(白色)
 203×56
 金墨、顔彩
 画・滋賀県長浜市指定文化財・円満寺・十一面観音坐像

 百寿は「寿」異文字の篆書体でオリジナル作品にし、文字は金墨で仏像は顔彩で作成した。
書画コースを専攻したので書画一体作品に挑戦、仏像を描くことで、画と百寿文字双方の配列に考慮した。
 先ず、聯落ちの白紙の下方に「十一面観音」を顔彩で描いた。実在する重要な仏像なので
大きな丸い「光背」や細かな飾り、色彩など全体書画のバランスに配慮した。
 余白を加味し、「寿」の篆書の百異文字を「金墨」でゆっくり運筆、書画一体の作品ができた。そこで金文字を際立たせる為に、最後に白紙の裏から黒墨で刷毛を用いゆっくりバックを塗って仕上げた。背面を黒くすることで金文字と仏像画がひときわ輝きを増した。

西行の中務集を幾度も臨書した後、彼の仮名に魅せられ竹取物語を創作することにした。白色無地の半紙寸法の「折帖」に、見開きごとにバランスを考えながら竹画やバックを顔彩で施してみた。
卒業制作「終」では長恨歌の全文840字を篆書(金文・甲骨文・漢印文字、時には象形文字)で創作した。中国安陽市、殷墟に行った時、甲骨文の歴史に深い感銘を受けた。

桑原-萬里子 桑原-萬里子

書画コース

 念願だった大学入学できたのは79歳の時だった。9年間在学できるという文言に安堵しながらも年齢や家庭のことを考えるとやや不安がよぎった。主人の後押しで、はれて大学生活が始まった。
 しかし、オンライン授業の難しさに瞬く間に直面し、挫折の一歩手前で足踏みしてしまった。その時知人のアドバイスに助けられ、いつでも寄り添って下さったのでようやく4年間で卒業の時を迎えられた。
書画の道を究めたく、邁進して来たが京都芸術大学に入学して、忘れていた知識を復習、そして新たな知見を学ばせていただき、目指していた「書画一体」の作品を研鑽出来てその喜びをかみしめている。
ここに至るまで様々な知識との出会いがあった。一般教養の勉強はクリアするために夜中や早朝に机に向かうこと度々、体力造りにも気を配った。毎日の散歩、1万歩は30年続けている。今後は源氏物語を「書画独自の作品」に挑戦するつもりである。

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