Suya
-真夜中の友達-
グラフィックデザインコース 根本 昌代
ぬいぐるみ、1行日記、日記帳台紙、ハンカチのような説明書、キーホルダー、シール、言葉の包帯、ポストカード、お薬ポーチ、パネル
夜は、不安や孤独が静かに膨らむ時間である。
本作は、発達特性や不登校の経験をもつ子どもたちをはじめ、夜の過ごし方に難しさを感じる人に向けた試みである。
Suya は、不安になったり、自分の存在が揺らぐように感じる夜に、そっと隣にいるぬいぐるみとして構想された。
同時に、ノートに言葉を書く習慣を促すことで、感情を外に出し、孤独との関わり方を少しずつ整えていくための装置でもある。
本作は、消えてしまいたい気持ちを否定するのではなく、その夜をともに越えるための、小さな伴走者を目指している。
ぬいぐるみでありながら、寄り添い、夜を一緒に過ごす
Suyaの中にあるひとこと日記
Suyaに収納されている言葉の包帯
キーホルダーサイズSuya
ハンカチのような説明書
シール
1行日記
1行日記
言葉の包帯
ポストカード:蓄光
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学歴へのコンプレックスをきっかけに大学へ入学しましたが、在学中は思うように進められず、
単位を落としたり、制作よりも「見る側」に回ってしまうことも多くありました。
さまざまな体調面の不調や脳の特性を抱えながらも、
ここまで続けてこられたことを嬉しく思います。
制作を通して、人との出会いや支えの大きさを実感し、
自分が一人ではないことを学びました。
これまで中途半端に終わってしまったことも多かったですが、卒業制作に向き合うことで「最後まで仕上げる」という経験を自分の中に残したいと考えています。
この制作が、これからの人生を少しずつ前に進めるための確かな一歩になればと思います。
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