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早春

―生きてそこに在る―

(大学院)日本画分野 今井 千秋

3031×1455㎜
高知麻紙 膠 水干絵具 岩絵具 銀箔 金箔

私たち人間は、現在まで自分たちの利益のために都合の良い理由を付けて自然のバランスを崩してきた。ところが、崩れたバランスが不利益をなすと正常化できるのは人間の役割であると驕った主張を堂々としている。人間の思惑通りに自然をコントロールできると信じている主張を滑稽に感じることすらある。アイヌの人々は自然界の命を神として畏敬の念をもって崇めてきた。一つ一つ尊重されるべき命が厳しい冬を乗り越え春の到来を喜ぶ姿を通して、人間が自然との共生と向きあう姿勢を考え描いた。

ヒグマ
キタキツネ
エゾタヌキ

今井 千秋

(大学院)日本画分野

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