TOKYO BIO BALCONY
空間演出デザインコース 川島 麻衣
TOKYO BIO BALCONY (トーキョー ビオ バルコニー)
「都会のベランダに生き物を呼ぶ、そんなチャレンジをしてみませんか?」
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現在、様々な生き物の「種類」や「数」が減少の一途を辿っています。
これまで日本を含む194カ国以上が、1992年につくられた「生物多様性条約」に加盟し、生物多様性の回復に取り組んできました。しかし現在でも、世界的な生物多様性の損失に歯止めがかかっておらず、その影響は生態系サービスへと及んでいます。
生態系サービスとは、多様な生命の営みによって、長い年月をかけ育まれた生態系から人間が得ている様々な恵みのことで、日々私達が口にする食べ物はもちろん、医薬品の原材料、伝統文化の創出、自然災害の緩和、自然から感じる心地よさ、ひいては、酸素や水の供給まで…
あらゆるものが、生物多様性の恵みのもとに成り立っていると言っても過言ではありません。
私達の未来のために、まずは知ること。
身近に小さな自然をつくることから始めてみませんか。
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都会にもある自然のつながり、“ビオトープネットワーク”をつなげよう
生き物たちは都市の中でも公園や河川などの複数の場所を移動しながら食べ物を得て成長し、繁殖活動を行います。
この生き物たちの生息場所の繋がりを「ビオトープネットワーク」と言い、健全な生態系を維持していくためには、草地や林のような陸地から、浅い水辺(湿地)や深い水辺など様々な環境が必要です。
ビオトープとは、ドイツ語の「Bio(ビオ)=生き物」と「Top(トープ)=場所」を組み合わせた言葉で、空間の大小を問わず「生き物が生息する場所」という意味になります。
まずは身近に「ちいさな生き物たちをもてなす空間=ミニビオトープ」をつくることで、生物多様性減少の問題について知ってもらうことを目指しています。ミニビオトープが生き物の生息場所となれば、ほんの僅かではありますが生物多様性の回復にも繋がります。
「都会にもある自然のつながり、“ビオトープネットワーク”をつなげよう」
作品・企画 概要
「この世界を、人間だけのものにしないために。」
川島 麻衣
空間演出デザインコース
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