波の記憶
-Rhythm of The Sea-
(大学院)グラフィックアート分野 室橋 直人
「波の記憶-Rhythm of The Sea-」は身体を使った音ゲーで環境問題を テーマとしています。
音ゲーとは、音楽のリズムに合わせてボタンを押したり、特定の操作を行ったりすることでスコアを獲得するゲームジャンルの総称です。
上から降ってくるノーツ(楽譜の音符)をタイミング良く操作したり、ゲーム内のコントローラーを模した操作をすることで、音楽を楽しみながらスコアや評価を得ることを目的としています。
環境「波の記憶」はノーツを海に漂うゴミにしており、ゴミを回収することで海の透明度が上がり、海洋生物が帰ってきます。
海洋生物は小型生物が10種類、ゲームを順調に進めることで、5種類の大型の生物の中から1種類が現れます。
ゲーム画面は2画面となっており、正面の画面に音ゲーを、横の画面には海の様子を映すことで没入感を高める設計となっています。
ゲームをクリアすると回収したノーツの数などとともに環境問題に関するデータが表示されます。
身体
本作品はコントローラーでの入力ではなく、両手を動かすことで画面上の手を動かすことができます。この画面上の手をノーツに重ねることでゴミを回収することができます。
アート
横の画面にはゲームが始まると額と額の中に薄く絵が現れます。
額は17×10のブロックに分かれており、ノーツを回収するたびにブロックに絵に色が入っていき、全てのノーツを回収すると絵が完成します。
絵の内容は環境問題にテーマとした絵となっており5種類あります。
ノーツを回収するために両手を動かすと、絵のブロックが手の位置に反応して、回転します。
その際ブロック毎に明度、彩度、輝度に変化を与えるので、出来上がった絵の仕上がりは唯一の絵画となります。
このように音ゲーをベースに環境、身体、アートを組み合わせることで、遊びながら環境問題を意識し、動くことがアートにもなることを体感してもらうとこを目的としたゲームとなっています。
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