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芸術学コース 根本 真一

 日本においてフルートという楽器は、管楽器の中でも突出して人気のある楽器で、プロとして活躍している音楽家の他、趣味としてフルートに親しんでいる愛好家はかなりの数に上る。プロの演奏技術や楽器の性能も向上し、世界的に認められるまでになっている。私自身、中学時代に吹奏楽部に入ったことから、現在でもフルートを趣味として続けており、フルートがいかにして日本人の間に浸透し、愛好家を増やしていったのか、その要因を明らかにしたいと考えた。
 そこで、あらためて日本における洋楽受容の過程や学校での音楽教育の変遷を見ていくとともに、社会的、文化的背景や音楽産業の動向といった広い視野から、日本人にフルートが広く受け入れられた要因について考察を進めていった。
 またフルートの普及過程の特徴を見るためには、他の楽器との比較が有効な手段と考え、ここでは戦後の高度経済成長期に急速に普及していった「ピアノ」と比較していくことにした。


東京都

日本におけるフルート演奏人口の広がりについて ----ピアノの普及との比較による考察---

根本 真一

芸術学コース

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