- 2017年4月21日
- 日常風景
学生スタッフ紹介 第2弾!
4月29日(土)春のオープンキャンパススタッフ紹介 第2弾!
今回は歴史遺産学科2回生 平山 三織さんにインタビューしました!
京都造形芸術大学 歴史遺産学科に入学して早一年。
今年度で二回生になる私が一回生で大学にまつわる印象に残ったことベスト3を紹介したいと思います~!
第3位 歴史遺産学科 専門科目『研究基礎』
「研究基礎」という授業では、まず様々なジャンルの伝統文化に対し生徒が各自でテーマを決めます。その後、実際に職人さんたちの作業場に赴いて見学や取材をして、それぞれの視点でレポートやレジュメを作成して発表する授業です。
伝統文化についてだけではなく、取材をする際の注意点や、お礼状の書き方といったマナーも学べるんです!
〇なぜこの「研究基礎」が印象に残ったのか
職人さんのことはテレビで「見ること」はありました。柴犬が出てくるあの番組とか…。
でも仕事場で仕事をする職人さんに「会うこと」ってどうですか?
私は仕事場にいる職人さんにほぼ会ったことも取材をしたこともありませんでした。
それがこの授業では出来ちゃいます!
テレビ番組では伝えきれない職人さんの仕事に対する姿勢やこだわりが見えて、仕事場の匂いや道具など嗅覚や触覚も使って見学をするのがとても楽しくて印象深いです。
職人さんのお茶目なところも見えたりします(笑)
第2位 創造学習科目『クリエイティブベーシック(京造ねぶた)』
「クリエイティブベーシック」は1回生が学科の枠をこえて1クラス40人でテーマをもとに針金や奉書紙でねぶたを作る授業です。
制作されたねぶたは、点灯式や表彰式を終えた後、9月に毎年開催される京都造形芸術大学の瓜生山祭で展示されます!
〇なぜこの「クリエイティブベーシック」が印象に残ったのか
そもそも約40人で1つの作品を制作したことがなかったのですごく面白かったです!
粘土模型や木組み模型など夏休みを割いて準備することが多く、制作活動でも初めて使う機材や慣れない作業が続き、精神的にも肉体的にもかなり疲れました。
しかし、点灯式でねぶたにあかりが灯ると疲労感がどうでもよくなるくらい自分たちのねぶたを見て感動しました。あかりが灯ったねぶたの前に座って、しばらく製作期間のことをクラスメイトと語り合う時に感じる達成感は何とも言い表せません
第1位 歴史遺産学科プロジェクト『れきプロ』
「れきプロ」は歴史遺産学科の現2回生で他学科やさまざまな人たちに“もっと歴史遺産学科のことを知ってほしい”という思いからスタートしたプロジェクトです。
このプロジェクトは現在進行形なので印象に残ったというより、印象に残るものにしたいな、という気持ちがあります!
〇プロジェクト内容について
夜光貝を真珠層というキラキラした面が見えるまで削り、研磨したものをアクセサリーとして、瓜生山祭で販売するというものです。ちなみに夜光貝の真珠層を漆器などに装飾されたものを螺鈿(らでん)と言うんですよ!
さてこのプロジェクトの始まりは、私がコミュニケーション入学の実習で作った夜光貝のネックレスを学校でつけていたことでした。
他学科の子から「そのネックレスめっちゃきれいやな」と言われ、実習で作ったことを説明しました。すると「へぇー歴史遺産ってそういうこともしてんねんな、売ってくれたらこれ買うのに!」と言われたんです。
それまでも「歴史遺産学科って何してんの?」とよく聞かれ、あまり歴史遺産学科の活動に興味関心をもってもらえてないことに気付いたんです。
私に限らず他の現二回生も歴史遺産学科について聞かれることが多いのが現状でした。
そこで私たちは夜光貝のアクセサリーを製作して販売することで他学科から興味関心を持ってもらおう!
こうして私たちのプロジェクトはスタートしました。
歴史遺産学科の先生方のご協力をもとに、せっせと活動しています。
これからは広報など活動の幅を広げていく予定です。
夜光貝の美しさは写真では伝わりきりません!
ぜひとも京都造形芸術大学 歴史遺産学科のブースまでいらしてくださいね!!
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