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2021年3月1日 ニュース
こんにちは、空間演出デザイン学科です!
今回も【 奨励賞 】作品の紹介です★
空間デザインコースに続いて、ファッションデザインコースです!
(あいうえお順に紹介)
■ 奨励賞 ■ ファッションデザインコース4名受賞
悩みの植物
ファッションデザインコース | 小谷 晴菜 (こたに はるな) | プール学院高等学校
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誰にも悩みは存在する。
悩みを可視化することで自分や他人と悩みを共有し、悩みについてもう一度考えるきっかけをつくる。
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人が抱える「悩み」
うまく付き合える人もいれば、とても重荷に感じてしまう人もいます。
彼女なりの、悩みとの向き合い方の提案。
細部までこだわりを感じられる縫製や、色合い使いにもセンスを感じます。
程よい存在感、まさしく悩みと同じような感じですが、そこも魅力的です。
共に制作された”植物図鑑”
掲載のネーミングもなかなか楽しいです。
舞踏会にようこそ TORNANDO -a tempo-
ファッションデザインコース | 末﨑 聡美 (すえざき さとみ) | 三重県立神戸高等学校
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エプロンには特別な「着る」という言葉の意味がある。
緩んだ気を引き締める、食やものに向き合う、人をもてなす、あらゆる「礼」をエプロンを着ることで払っている。
「エプロンは作業着ではない」という考えから、特別着としてのエプロンを試みた。
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「エプロン」、身につける機会はどのくらいでしょうか。
男女限らず、エプロンは料理の際に身につけるものという印象があります。
料理だけに限らず、レストランのホール担当の人や魚屋さんのような腰巻きタイプ。
物作りの職人さんの身につける作業用のもの。
視野を広げてみると、いろんな場所で見かけることができます。
彼女はそのエプロンを「作業着」でなく、一種の「礼儀」としてとらえブランドを展開しています。
Look!
ファッションデザインコース | 吉本 里彩 (よしもと りさ) | 土佐女子高等学校
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どれだけお洒落をしても、外見で気に入らないところがあるとテンションが下がります。
そこで、気になっているところをあえて強調するデザインにすることによって、元々の気になっている箇所を打ち消し見えなくしました。
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ジュエリー専攻の吉本さん。
コンプレックスをジュエリーで着飾るという発想。
目の下のくま、顔のそばかす、気になるほくろ。。。
人によっては嫌だな,,,,と気にかかってしまい、洋服がキマっていてもいまいち気分が上がらない。
そんな時もあるかと思います。
今やメイクなども女性のものだけではなくなってきているように感じますが、
隠すのではなく、あえて見てもらうという考えも素敵ですよね。
SUN DRYING
ファッションデザインコース | 脇阪 菜菜子 (わきさか ななこ) | 大阪府立牧野高等学校
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日光の力は健康的なメンタルの維持にもつながり、私たちの生活をより豊かにしてくれる。
もっと、自主的に、意欲的に太陽の光を浴び、太陽の光を浴びていることを実感し生活する。
そんな生活のきっかけとなる洋服の提案。
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コロナ禍となり、外出を制限された昨年でしたが、皆さんは太陽の光を意識したことがありますでしょうか。
夏場は日焼けを気にして、日焼け止めや日傘などを利用する人は多いかと思いますが、太陽はもちろん1年中地球にふりそそいでいます。
年々 地球温暖化の原因で日差しが強まり、その強さに警告も鳴らされていますが、
太陽に全く当たらないというのも健康に影響があります。
彼女の制作した衣服は、日光の照射時間によって色が変化するため、その経過も楽しめるアイテム。
程よい日向ぼっこに、ちょうどいい作品。
なんだか太陽にあたりにいきたくなりますよね。
以上が2020年度卒業展の【 奨励賞 】受賞作品たちでした。
いかがでしたでしょうか。
実際に展示をご覧にきてくださった方も多いかと思います。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、完全予約制による人数制限がかけられ、
ありがたいことに会期中に予約数は満席となりました。
タイミングが合わず、見にこれなかった方もいるかと思います、、、。
そんな今年度の来場者数は、
空間演出デザイン学科の会場カウントだけでも、6795人のご来場数でした!
本当にありがとうございます!!!!
4回生は今月13日には卒業し、社会へと一歩を踏み出します。
ぜひとも暖かく、応援していただければと思います!
社会を見つめ、新しい視野をもって領域横断型のデザインが学べる空間演出デザイン学科。
3月のオープンキャンパスでも、学科の先生方と学科についてやキャリアのことを相談できます。
少しでも気になっている、未来の受験学科を悩んでいる、、なんて方もぜひ、オープンキャンパスへお申し込みください!
↓ ↓
未来の空デ生、お待ちしております ^ ^
2021年2月26日 ニュース
こんにちは、空間演出デザイン学科です!
前回の優秀賞作品紹介に続き、今回は【 奨励賞 】作品の紹介です★
今年度は奨励賞受賞は計8名。
コース別に紹介していきますので、まずは空間デザインコース!
(あいうえお順に紹介)
■ 奨励賞 ■ 空間デザインコース4名受賞
おからのちからプロジェクト
空間デザインコース | 相場 明香 (あいば めいか) | 浜松学芸高等学校
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食品廃棄の中でも「おから」の背景に注目し、大豆生産者を訪ねて実感した思いを乗せ、お菓子に活用し表しました。
生産とおからの可能性を伝え、食問題とも愉しみながら向き合うきっかけ・提案に繋げるプロジェクトを計画し、京都の豆腐店と共に実施しました。
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“ おから ”、食べたことはありますか?
最近は生おからだけでなく、おからパウダーなども市販され、お菓子作りに利用する人が多くなっています。
食にまつわる課題は多くあるかと思いますが、身近なところから、変えていける部分があります。
何気なく見逃しがちな発見を、「知る」ということから始めてみてはいかがでしょうか。
(スーパーのも美味しいですが、お豆腐屋さんのお豆腐も絶品です。)
想いを繋ぐ宝石
空間デザインコース | 坂元 香穂 (さかもと かほ) | 大阪市立扇町総合高等学校
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私たちが普段何気なく飲んでいるコーヒーを見つめ直す。
そんなことで誰かを救っていたり、自分が救われてたりする。
私たちの知らないコーヒーを余すことなく楽しむために。
これは、遠く離れたコーヒー農家さんから消費する私たちまでの想いを繋ぐための宝石。
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コーヒーに「波」があることをご存知ですか??
今やすでに第4波が来ているそうです。
街中でも喫茶店やカフェ、スタンドなど気軽にコーヒーが楽しめて、コンビニコーヒーも美味しいものが当たり前になってきました。
ですが、”コーヒーの生産”に関しては、国内ではごくごくわずかだとか。
コーヒー豆の果実は赤く、生産地では「ルビー」などの宝石に例えられ愛されています。
コーヒーを楽しむ人々への、坂元さんからの粋な贈り物。
そんな制作です。
制作された琥珀糖、程よく甘く、コーヒーにぴったりな味わいでした。
Botanical Entrance Garden
空間デザインコース | 竹之内 春花 (たけのうち はるか) | 山口県立下松高等学校
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このプロジェクトは家の前の空間にある庭、「門庭(かどにわ)」を植物園に見立てることで門庭に歩み寄るトライアンドエラーである。
門庭を1つの地域コミュニティと捉えた。
私たちが見落とす様々なことは、門庭から生まれて始まるものに似ているから。
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つい、足を止めてしまうようなお庭のお宅。
どんな人たちが住んでいるのか、なんとなく気になってしまう時があります。
ただ綺麗だなと思う人もいれば、手入れ中の住人に、ふと声をかけてしまう。そこからコミュニケーションが生まれる。
その時だけの会話だけだったとしても、両者なんだかいい気分になりそうですよね。
植物を愛でる人に、悪い人はいないと思うのは偏見でしょうか。
都市化が進み、お隣同士でもあまり交流がなくなった現代の、新しいコミュニケーションツールになりそうです。
あるふたりは
空間デザインコース | 山月 智浩 (やまつき ともひろ) | 兵庫県立宝塚西高等学校
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この世界には、二人だけの方法でそれぞれの愛を報せ合う人々がいる。
形式的な制度ではない、ふたりがふたりで在ることの「しるし」に、私たちがこの社会でいびつに並列するためのヒントを見る。
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愛に溢れた人物による、人々の愛のしるしたち。
山月くんはこの4年間いろんな制作を続け、卒制の今回はとあるカップルたち特有の愛のしるしを制作しました。
現在はいろんな人たちの存在が増え、その理解も深まってきています。
生きている皆、平等であり大切である。
彼の制作物やつづる言葉を見ていると、暖かく認めてもらえるようなそんな気がします。
以上が今年度の空間デザインコースの奨励賞受賞者でした。
いかがでしょうか。
皆さんリサーチを何度も重ね、各自の視点で制作を進めていっていました。
制作作品もですが、空デは展示什器も自作の人が多く、
以上の4名もそれぞれオリジナル什器で展示を展開しています。
作品の良さをうまく引き出すための什器たち。
そんなところにも注目してもらいたいです。
____ さて、次回はファッションデザインコースの奨励賞受賞作品を紹介します★
2021年2月25日 ニュース
こんにちは、空間演出デザイン学科です!
卒展終了から早くも2週間が経ってしまいました。
時の流れの速さを痛感するこの頃です。。。
さて、今回は2020年度卒業展の【 優秀賞 】を受賞した2作品について紹介です!
空間デザインコースから紹介します。少し長めの記事となります★
■ 優秀賞 ■
「井戸端会議」ができる家に
空間デザインコース | 水野 綾乃 (みずの あやの) | 鹿島朝日高等学校
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高齢者の孤独死や空き家問題を背景に、暮らしやすさだけでなく、
家主のおばあちゃんの「人を呼んで楽しくお喋りやお茶をしたい」という思いを最優先に、
明るい空間で人や地域との繋がりを持ち続けられるよう、築97年の古民家をセルフリノベーションした。
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(図録掲載キャプションより引用)
彼女の作品は、地元で親しくしている”おばあちゃん”の土間をリノベーションした作品。
DIYなどの言葉はよく耳にするようになり、”自分で”何かをつくりあげる人たちが増えてきたように感じますが、
「 セルフリノベーション 」
こちらは、そのままの意味にはなりますが「設計」「施工」「仕上げ」を「自分の手で行うこと」を言います。
古い家具なんかを良さを生かしたまま、、なんてことは容易かもしれませんが、
彼女の場合は一つの空間まるまるになります。
しかもとても素敵で、1人で行ったようには思えないほど美しい空間に。
▼こちらが実際のおばあちゃんのお家です。(ぜひ画像をクリックしてご覧いただきたい)
何度も何度も地元 愛媛に足を運び、家主のおばあちゃんへの聞き取りや現場確認。
おばあちゃんが大勢でのお喋りや、友人たちと集まってわいわいするのが好きだということを鍵に、
これからも楽しく我が家で暮らせるよう想いを込めての制作となりました。
審査の過程で、施工前のご自宅を見ていますが、
本当に昔ながらの土間で、段差もあり、古びた木材がいかにも古民家という雰囲気でした。
▼展示では施工過程の記録も展示
▼実際の自宅に制作した棚や障子の骨組みを展示用にアレンジ。
いつもハイヒールを履いて、クールな雰囲気が印象的な彼女ですが、これまでにも家具などを制作していたそうです。
日頃の経験が活かされた、おばあちゃんへの愛を感じる卒業制作となったと言えます。
長年親しんだ我が家も、このように生まれ変わればさらに愛着が沸き、友人も誘って楽しい毎日になりそうですよね。
あまり親しくないご近所さんも、「素敵になったねえ」なんて、新しいコミュニケーションが生まれるきっかけにもなりそうです。
新型コロナウイルスが蔓延したことにより、お年寄りの方々の孤独死がさらに心配される中、
このような大掛かりなことはできずとも、何かをきっかけに解決の一つになれたりするかもしれませんね。
★「 OLD FORK HOUSE 」 こちら、「 FOLK 」が正しいそう。笑
最初は合っていたのに、 心配性の彼女は不安になったのかわざわざ修正。(仮設壁に直書きのため修正も容易じゃありませんでしたが、、)
少しおっちょこちょいな彼女ですが、クールで熱い集大成となりました。
/////////////////// お次はファッションコースの優秀賞 ///////
外に出ることを助ける服
ファッションデザインコース | 松崎 雛乃 (まつざき ひなの) |
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私は元々ひきこもりで、当時は外出時が一番不安でした。
誰もが身につけている服というツールで不安を軽減できたら。
私と、たくさんのひきこもり当事者さん、支援者さんとで作ったお洋服です。
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(図録掲載キャプションより引用)
昔、引きこもりを経験したという彼女。
当事者だからこそ分かる絶妙な苦労や、支えとなる癒しや存在。
3回生からこちらの ” ぬいぐるみと手を繋いで出かけられる ” お洋服の制作は始まっていました。
▼前ポケットの中でぬいぐるみと手がつなげる
(わかりやすいようにポケットの前生地を開いてあります)
「 引きこもり 」と聞くと、皆さんはどんなイメージがあるでしょうか?
いろんな人間がいるように、引きこもりと言えど、度合いやしんどさなどは様々で
彼女の作品は「外にでたいけれど勇気がでない」などの人を後押しするような作品になります。
アンケート調査によって、洋服の色や生地も選択し、彼女のいうようにたくさんの当事者さん支援者さんで完成した洋服です。
制作の過程ではラジオ出演やテレビ取材にも取り組んでいた彼女。
とても引きこもりだったとは思えないような印象でしたが、苦労を知っているからこその行動力なのかもしれません。
▼卒制では、ポケットの中だけでなく外にも動物のポイントが!
▼ワンピースタイプも
実際にこの洋服をお買い求めいただいた方もいて、気に入ってくださっているそう。
彼女の作品に対する想いも、背中を押す糧になるのではないでしょうか。
このように、今年度の優秀賞は対象者への想いを強く感じる作品たちとなりました。
空間演出デザイン学科では、自分のための制作でなく、誰かのため、何かのための制作がメインになります。
学んでいることは同じでも、
学生の生きてきたこれまでや、感じ方・見え方、重きをおいていることなどによって、
完成されてくる形態は本当に様々です。
学生なりに頭を悩ませ、対象者やもののため駆け抜けたこの4年間での学びを、これからの社会の光にしていってくれるといいです。
優秀賞、おめでとうございます。
___________ 次回は「奨励賞」作品のご紹介★ コース別に、2記事に分ける予定です!
2021年2月24日 ニュース
こんにちは、空間演出デザイン学科です!
さて、今回は『第2回 空間演出デザイン学科のデザインレッスン』の時間です!!
第2回目の今回、
制作テーマはこちら
【 住んでる町の写真を使って水族館を作ってみましょう 】
前回に引き続き「わがまち」シリーズになります。
自分でコンセプトを設定して、自分の持っている写真や包装紙、なんでもいいので身近にあるものを使用して楽しみながら作ってみてください^^
↓の見本は卒業生の先輩が在学中にミニワークで作ってくれたものです。
このミニワークでは本物の魚の写真を選んでいますが、
今回は生活の周りにあるものを ” 水の中で生きる生物や水族館の風景 ” として見立てて写真選びをしていきましょう。
例えば。。
▲これはモンブランですが、大きなクラゲに見えませんか。。??
(似ている、、!)
▲これはお参りに行った時に願い事を書いて水に溶かす。。というものをした時の写真です。
(クラゲの集合写真みたい!なんて、、)
(海中経路)
このような感じで自分が撮った写真を探して水族館を作ってみましょう^^
表紙は好きな紙や包装紙やなんでもいいので、貼り合わせてテーマを表現してみましょう。
【 用意する材料 】
画用紙などの厚紙
マスキングテープやのり
自分の町の写真
糸(刺繍糸や毛糸、ひもなど)
【 HOW TO 】
①「わがまち水族館」のテーマと写真を決める。(そのテーマにあった色画用紙を使うと可愛くなりそうですね。)
② 画用紙を縦14cm×横36cmに5枚カットする。(大きさや枚数は自由です。)
③ ②で切った画用紙を半分に折る。
④ ③に①で選んだ写真を貼り(マスキングテープでものりでもなんでも大丈夫です。)、何に見立てたのか、一言コメントも書く。
⑤出来上がったら、全部の紙を合体し、真ん中の折り目のところを糸や毛糸や紐などで、バラバラにならないようにしっかり結ぶ。
▼このように中とじミニブックが出来上がり♪
※(見本では真ん中をホッチキスで止めていますが、今回はひもなどでとじてみましょう。)
次回のオープンキャンパスなどで見せてもらえるととっても嬉しいです^^
よかったら前回の「わがまちブーケ」ご覧になられていない方は、そちらも併せてみてみてくださいね!!
それでは、またみなさんにお会いできる日を楽しみにしています!!!
2021年2月13日 ニュース
こんにちは、空間演出デザイン学科です!
卒展も残すこと1日となりました。
土曜日の本日は一気に春めいた気候で、おかげさまで卒展の予約定員も満席となっております。
さて、今回はめでたく【 学長賞 】を受賞した卒制作品についてご紹介です!
■ 学長賞 ■
naptime with mountain
空間デザインコース | 溝部 千花 (みぞべ ちはな) | 兵庫県立明石高等学校卒業
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naptimeの過ごし方を学んだ4年間。
究極のnapをすべく、人があまり出入りしなくなった山の中にサウナを作りました。
人と人、人と山とをつなぐコミュニティをサウナが生み出します。
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(図録掲載キャプションより引用)
皆さんは「フィンランド式サウナ」をご存知でしょうか。
知らずにすでに体験されたこともあるかもしれませんが、
フィンランド式サウナとは、温度が低めで湿度が高い「蒸気式サウナ」のことをさすそうです。
熱い石に水をかけて蒸気をあげるタイプです。
街にある銭湯などは「乾式サウナ」が多い印象ですが、とても高温で、少し息のつまる空間だったりしますよね。
蒸気式サウナは、呼吸もしやすく、リラックス効果が高いそうです。
また、「nap」とは直訳すると「昼寝」。
大自然の中で、自然の音を聞きながらサウナに入る、、、
山や自然の偉大さに抱かれながら昼寝をする、、
想像しただけでうっとりしますね。
ハンモックもいいですが、開けた平地にシートを敷いて寝転ぶのもいいですよ。
この卒制の間、溝部さんは何度も山へ足を運び、山との対話を続けてきました。
展示の仕様も、山や自然を想う気持ちが伝ってくるようです。
▲実際に山では稼働したサウナの心臓部分。
火器厳禁のため展示では活躍は見れませんが、あまり見ないデザインも魅力的ですよね。
また、今年度は【 学長特別賞 】が追加され、溝部さんは学長賞とダブルでの受賞となりました!
新設された「学長特別賞」は大学全体より2名選出され、
“ 個性に富む表現と長期にわたる地道な努力を高く評価された作品 ”として認定された賞となります。
▲賞札も石に。石もいい表情に見えてきます。
そんな溝部さんより、受賞のコメントをいただきました!
ー 受賞コメント ー
普段の生活では出会えないモノ・コトを、卒展という場で表現させていただくことができ、
「山の問題について知ることができて良かった」「私も薪割りしたいです」「訪れたい」などのお言葉をいただけて、それが一番嬉しいです。
仲間や、山の力があっての作品だと思っています。
この度は、本当にありがとうございます。賞に値する人間になりたいです。これからも精進いたします。
京都にある山にて、今度も活動を続けるそうです。
彼女の今後の活躍に期待です。
受賞、おめでとうございます!
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京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。