インタビュー
2020年7月31日 インタビュー
こんにちは、副手の原田です。
今日は「あじのひらきラジオ」をご紹介します。
山城ゼミに所属する3回生の5人大倉さん・小寺さん・廣橋さん・細川さん・室津さんが運営しています。
コロナ禍により、学生たちがオンライン上でしか集まれない状況でも、思考錯誤を重ねながら頑張っている様子をお届けします。
「あじのある話」がコンセプトのラジオです。あじのひらきラジオを通して、興味がないものや深く知らないことに対して、聞いてくれた人や企画する自分たちの視界がひらくようなラジオを目指しているそうです。
興味が広がること
ゲストのお話を聞いたり、ラジオ収録前の事前勉強のために、オススメされた動画を見て準備をする中で、今まで興味を持たなかった分野のテーマにも興味が出てきたそうです。「(興味のあることが広がって)どんどん色々なことに繋がっている。」と実感されていました。
編集担当の大倉さんは、「今まで編集はしたことがなく大変だけれど、毎回新しいことに挑戦できる。」と、初めての編集作業を楽しみながら取り組んでいるとのことでした。
「やりたい」を言いやすい環境
毎週金曜日のゼミでは、全員で企画について話し合うそうです。
山城先生は、「これをやりたいですと言うと、『こういう方法もあるよ』とか、『いいじゃん! 』と後押ししてくれます。」提案したことを受け入れてくれる存在だそうで、学生の言葉からゼミの雰囲気が伝わってきます。
ラジオを“やりたいという思いから、実行”に移すまでには、難しい部分もあったそうです。「ゼミの誰か一人だけがラジオをやりたいと思ったり、言ったりしていただけでは、配信するという形まではいかなかったんじゃないかな。」と。
メンバー全員が学科の授業や大学生活の中で得た知識や経験などを持ち寄って初めて、実行に移せたとのことでした。
また、ACOP(※)の授業を通して、自分が思ったことや感じたことをしっかりと言葉にできる力を身に付けられたことも、ラジオ配信を続ける上で大切なことだったそうです。
迷ったら原点に戻ればいい
ACOP2(※)の授業の中で、目標・目的をしっかり立てた上で、スケジュール管理や必要なものを考えることを実践的に学びました。その経験が今も役立っているとのこと。
ラジオ企画で何を目標にしていたか見失った時にも、「目標・目的」を明確に設定することが、手助けになったそうです。
演劇制作者・野村政之さん(※)とのラジオ収録が実現したことで、「より良いラジオを届けなければならない」という意識が生まれました。その意識が次回のラジオ収録へのプレッシャーになってしまいました。そんな時に“そもそもあじのひらきラジオはゲストとの会話を大切にしたかったはず”という目的を話し合いました。メンバー内で改めてラジオの目的を確認することで、悩みが解消されたというエピソードを話してくれました。
表現する人と同じフィルターを持つ
“アートプロデュース”ときくとアーティストや美術館の「裏方」のイメージを持つ人が多いと思います。
室津さんは、 “アートプロデュース”は、企画や運営といった裏方だけではないと実感していることを話してくれました。
「表現をする人たちと同じフィルターを持っていないと、見えないものが、たくさんあります。だから、自分達も表現する側でもありたいです。表現する側の人達が、見る世界を知っていることで、できることがあるはずです。表現者に寄り添える存在になりたいな。」とのこと。
以前から考えていた “アートプロデュース”の意味がラジオの配信を通してより明確なったそうです。
最後にこのブログを読んでくれた人に向けたメッセージをお願いしました。
みんなでじっくり考えて答えてくれました。
「今後も、みなさんの新しい興味をひらけるよう味のある話を色々なゲストを呼んで話をしていきます。まだ聞いたこと無いよ〜! というあなたも、もしよかったら味見してみてください! 」
自分の得意分野や個性を生かし、補い合いながら、社会とのつながりを作っていっていることが分かりました。
山城ゼミの5人の手で生み出されたラジオ。ラジオへの情熱がインタビューを通して、とても伝わってきました。聞く人に届くように考えながら話すことの大切さを改めて感じます。
さて、今後どんなゲストが登場するのでしょうか。とても楽しみです◎
ぜひ、 🐟あじのひらきラジオをお聞きください👂
配信はこちら
最新情報はあじのひらきラジオTwitterへ
※ACOP
みんなで1つの美術作品をみながら発見や感想、疑問などを話し合うコミュニケーションを通して行う鑑賞法。アートプロデュース学科のカリキュラムの中で1年生全員が参加する授業。
※ACOP2(アートプロデュース表現演習)
アートプロデュース学科で学べる3つの社会実装科目のうちの1つ。
1年生で受講する「ACOP(対話型鑑賞)」の手法を応用して、展覧会や舞台公演などの作品をより楽しんでもらうことや、アートへの関心を世 に広めるための普及プログラムの企画に実際に挑戦する授業。アートを通してコミュニケーションや学びの場を創出し、アー トの社会的意義を高める教育プログラムの開発・実施に取り組んでいます。
※野村政之さん
あじのひらきラジオvol.3のゲストとして出演してくださる。演劇制作者/ドラマトゥルク/全国小劇場ネットワーク代表/長野県文化政策課オープンネットワーク理事/舞台演劇制作者オープンネットワーク理事/こまばアゴラ劇場・青年団。
※ARTZONE(アートプロデュース表現演習)
ASPで学べる3つの社会実装科目のうちの1つ。展覧会、ワークショップ、トークショー、鑑賞会、研究会など様々な企画を立案・実施し、アーティストや来館者と関わりながら学べる演習科目。
//////1日体験入学オープンキャンパスのお知らせ 誰でも芸大生になれる特別な1日!//////
8/2(日)「アートプロデュース超入門」
授業内容
「アートの現場では必ず行われるのに、高校までの美術で出会うことがない「アートプロデュース」の世界。この授業では、高校生が知らないアートプロデュースの世界とその魅力を、ワークを通して理解します。将来、アートの現場で仕事をする人にはジャンルを問わず必要な、プロデュースの視点を知る超入門授業。」
アートプロデュース学科ならではの体験ができるプログラムとなっています。
みなさまの参加お待ちしております。
詳細はこちら↓
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
2020年7月17日 インタビュー
こんにちは、アートプロデュース学科(通称:ASP)の副手の原田です。
ASPで起こっているラジオブームをご紹介するシリーズ、今回は第2弾です。(第1弾はこちら)
このブログを通して、アートプロデュース学科の学生たちの雰囲気や授業でどんなことを学び、どんな活動に繋がっているのかをお伝えできればと思います。
第2弾は、この春からラジオを企画し配信を続けている学生へインタビューしました。
今回は、「KIRADIO」を運営する4回生の吉良さんです。
吉良さんは、アートプロデュース表現演習(ARTZONE)という授業の中で、現場ディレクターとして展覧会の企画・運営に携わったり、展示設営について学んできました。
現在就職活動真っ最中です。
研究室はリセットされる場所
吉良さんにとって大学の研究室は“くだらない会話が生まれる場所”、「家みたいな存在だった」そうです。授業が終わった後や空き時間には研究室に行き、そこには必ず誰かがいて、日頃のことや自身のことなどを、学年関係なく話していたのこと。
研究室は先生方も通りがかりますが、学生同士が気軽に話せ、しんどい時なども会話を通して、リセットされる場所だったそうです。
用事があって研究室に入ったのに、なぜか全然違うくだらない話題で話が盛り上がってしまい、ついつい話すぎちゃうなんてことがよく起こります。そのくだらなさ、ゆるいやりとりをオンライン上で作ることができないかと思ったそうです。
意識がちょっと発信する側に変わった
最近は、バラエティ番組をみる時、出演中の芸人と一緒になって必死で大喜利を考えるというエピソードを話してくれました。学科の授業では、授業を受けるだけでなく発信者側に立ち、場を回すことの難しさを知ったそうです。芸人が限られた時間の中で面白いことを言ったりする場面を見て、改めてそのすごさを感じるとのこと。
これまで楽しむ側としてテレビを見ていたのが、今は出演者と同じ立場になったつもりで一緒に考えるようになったそうです。「ラジオを自分で企画し、発信する経験を通じて、意識がちょっと発信する側に変わったからなのかな。」と発信する側への意識の変化について教えてくれました。
自分の苦手を克服
2年生で受講したARTZONE(※)の授業の中で、作家が実現したいことに対して、どうやったら形にできるかということは、よく考えていたので、“ 発信することのサポート”自体には慣れていたそうです。反対に、自分で何か問題に対して形にしていくことは苦手だったそう。この春、4年生になり、ゼミやラジオ配信を通して、自分から何かを話したりアクションを起こしたりすることに対して、苦手意識はなくなっていったと実感されていました。
就職活動中の面接の場面でも、準備していた質問とは違う質問が来ても、すぐに反応して話せたというエピソードを教えくれました。
「文章を作って話すことに対して成長したなっと自分でも思います。」と笑顔で答えてくれました。
最後にこのブログを読んでくれた方へ向けたメッセージをもらいました。
「コロナで自粛、ちょっとは解除し始めたとは思うんですけど、息苦しさを感じたりとか、しんどいなと思った時に聴いてください。」
ラジオを配信することが、アートプロデュース学科の授業を通して培われた「話す力」や「1つの事を色々な角度から考える思考力」のアウトプットの場になっていることが分かりました。
ぜひ、Kiradioをお聴きください👂
最新情報はKIRADIOTwitterへ
※アートプロデュース表現演習(ARTZONE)
ASPで学べる3つの社会実装科目のうちの1つ。展覧会、ワークショップ、トークショー、鑑賞会、研究会など様々な企画を立案・実施し、アーティストや来館者と関わりながら学べる演習科目。
※ASPTV
コロナ禍の中で何かできることはないかと考え出された「アートプロデュース学科の教職員・学生による、教職員・学生のためのYutube番組」。現在は、学科の学生限定で不定期に配信している。
//////1日体験入学オープンキャンパスのお知らせ 誰でも芸大生になれる特別な1日!//////
8/2(日)「アートプロデュース超入門」
概要
「アートの現場では必ず行われるのに、高校までの美術で出会うことがない「アートプロデュース」の世界。この授業では、高校生が知らないアートプロデュースの世界とその魅力を、ワークを通して理解します。将来、アートの現場で仕事をする人にはジャンルを問わず必要な、プロデュースの視点を知る超入門授業。」
アートプロデュース学科ならではの体験ができるプログラムとなっています。
みなさまの参加お待ちしております。
詳細はこちら
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
2018年6月7日 インタビュー
みなさん、こんにちは。
1日体験入学オープンキャンパスは今週末開催です!
今回は、前回に引き続き、1年前に授業に参加してくれた在校生の体験談をお届けします。
在学生の声を参考に、体験入学がどんなものなのか少しでもイメージできればと思います!
●1回生:楊原嘉欣さん(姫路市立琴丘高等学校 出身)
①体験入学OCに参加した理由は?
高校2年生の夏から京造のオープンキャンパスには参加していました。
もともとは高校で油画を制作していたんですけど、もっと作品について話し合ったり、その面白さを誰かに伝えられたらと思っているところがあって、作品を「みる」側に進みたいなと思っていました。そういう勉強ができる大学を探していたらアートプロデュース学科(以下、ASP)を見つけたんです。オープンキャンパスでブースに行ってみると、先生や先輩たちと絵のことについてじっくり話し合うことができて、それが楽しくて入学するのを決めました!
体験授業は、入試までのモチベーションを保つためと授業の雰囲気を知るために参加を決めました。
②体験入学OCの授業を受けてみてどうだった?
オープンキャンパスで大学へは何度か行っていても、授業は緊張するし、怖いなと思ったりしました(笑)。
授業はグループワークだったんですが、こんなこと言ったらどうしようとか、くだらないかもとか思っていて発言し辛くても、先生たちが高校生にまんべんなく話を振ったり、当ててくれたりするので、だんだん話しやすくなってきて安心しました。
1年前の体験授業の楊原さん。ちょっと緊張気味!
③体験入学OCで、特に心に残ったことは?
マンガの授業に参加したとき、他の高校生の中には4コママンガを読んだことがない人や、自分とは全く違うマンガの読み方をする人もいて衝撃を受けました!
身近な「マンガを読む」体験を通して、人のものの見方には、それぞれの今までの経験や生き方が詰めこまれていて、それをもとに世界がみえているんだということに気づきました。
今まで自分が当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないのかもしれないと思える授業でした。
マンガ作品からなにを読み取ったか、他の参加者に伝えている様子
④いまの大学生活はどう?
今は、豊中市の美術館のプロジェクトにサポートスタッフとして参加しています。
活動はまだこれからなんですけど、はじめての学外プロジェクトで、とてもワクワクしてます。
大学の授業や課題では、今までと違って、やりきった…!という状態になるまで時間がかるようになりました。もっと追求できるんじゃないか、深く知ることができるんじゃないかって、いつも自分に問いかけてます(笑)楽しいからこそ、なんとか成長していかなきゃいかんな!という気持ちです。
⑤これからどんな大学生活を送りたい?
もう一度油画に挑戦したいです。
高校生のときは、絵に対して上手い/下手の感覚しかなくて、勝手に自分も絵もダメにして制作をしていました。
ASPの授業で美術の歴史や時代、作品の構図を論理的に学んだり、ACOPの作品鑑賞を経験したら、いろんな見方や知識が身について、今度こそ自分で楽しく絵を描けるんじゃないかと思ってます。
あとは、私はベトナム人なので、将来はベトナムで美術教育の仕事ができたらと思っています。そこにつながるような経験を大学で積んでいきたいです。
⑥これから体験入学OCに参加する高校生へメッセージをどうぞ!
参加してみないとわからないことがたくさんあるので、まずは参加してみてください。
あと必要なのはやる気!(笑)。まずはやる気がないと、考えたり・感じたりすることができないと思うので。
自分から楽しもうという気持ちがあれば、1つでもいいことが見つかると思います!
楊原さん、ありがとうございました!
楊原さんのように学科一同楽しむ気持ちを持って、当日高校生をお迎えしたいと思います!
体験授業のほか、ASP学科ではまだまだイベントが開催されます。ぜひチェックしてみてくださいね〜。
ー
【イベント告知】
■ ASPer(エスパー)
6月17日(日)に、高校生アート・サポータープロジェクト ASPer 第2回「アートにまつわるイベントを体験しよう」を開催します。
ASPerは、「アート」について学科の教員・在校生と一緒に考え、体験するプロジェクトです。「アート」の世界は想像以上に大きく、そして幅広く社会に活かしていけることを実感してもらえるプログラムを用意していますので、気軽にご参加下さい!
詳細はこちらから☞高校生アート・サポーター・プロジェクト ASPer
■ 1日体験入学 オープンキャンパス
6月10日(日)に、「京都造形芸術大学 1日体験入学 オープンキャンパス」を開催いたします。
1日芸大生として、希望する学科の授業を体験できます。実際に授業を受けることで進路についてより具体的に想像できるようなイベントになっていますので、みなさんのご参加をお待ちしております!アートプロデュース学科は、「マンガでわかるアートの魅力」を開催いたします。
詳細はこちらから☞1日体験入学 オープンキャンパス 2018
2018年5月28日 インタビュー
京都造形芸術大学では、1日体験入学ープンキャンパス第1回目の開催が近づいてきました。
6月10日(日)と7月8日(日)の2日間は、京都造形芸術大学の学生として希望する学科コースの授業を体験できます。
8月と9月に開催されるAO入試の対策や気になる学科の雰囲気を知り、先生たちや在学生との交流を図ることができるチャンスです!
そんな体験入学OCに昨年参加し、今年の4月にアートプロデュース学科に入学をした藤本涼香さんにお話を聞きました。
彼女にとって、1日体験授業はどんなものだったのか、入学後の大学生活はどう過ごしているのかなどインタビューをしたので、これからオープンキャンパスに参加しようと思っているみなさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ー
●1回生:藤本涼香さん
①体験入学OCに参加した理由は?
春のオープンキャンパスで、アートプロデュース学科(以下、ASP)の先輩に声を掛けられたのがきっかけです。
ブースでASP学科がいろんなことをしていて進路の幅が広いと言われて気になり、もっと詳しく知るために体験授業に参加して、何をしているのかを見に行こう!と思いました。
見学ぐらいの気持ちで申し込みをしました。
②体験入学OCの授業を受けてみてどうだった?
すごくコミュニケーションが多い!というのが印象的でした。他学科の体験授業にも参加したんですが、作品制作という「コト」からコミュニケーションが多く起こるのに対して、ASPは参加者とのコミュニケーションから、マンガや作品を読み解くといった「コト」を起こしていくのがとても新鮮でした!
高校まではYESかNOでしか先生とのやりとりできなかったんですが、学科の先生たちは参加者の意見を活かして場をつくったり、進めていってくれていたのが良かったです。
1年前の藤本さん
上:マンガでわかるアートの魅力
下:見せ方ひとつで傑作に?
③体験入学OCで、特に心に残ったことは?
6月・7月ともASPの授業に参加して、自分は固定観念が強いなと気がついたんです(笑)。
「マンガでわかるアートの魅力」の授業では、他の高校生たちは自分とはまったく違う読み方をしていて、作品から受ける印象や感想もバラバラで、私にはない考え方があるんだと気づきました。
ASPの授業は「それぞれのものの見方は違う」という前提があった上で授業を進めていくので、それが自分に合っていて、楽しんで参加することができました。
④いまの大学生活はどう?
楽しい!!!(笑)。いろんなジャンルの人たちがいて、話したり、関わったりできるのが楽しいです。
ただ、実際に入学してみると、難しいことも増えました。授業ではどんどん考えを深めていく必要が出てきて、すごく頭を使います!根拠を持って相手になにかを伝えたりするために、的確な言葉や伝達の方法を一生懸命考えたり。そういったことが、将来力になるんじゃないかと思っています。おかげで、今までどれだけ頭を使っていなかったかがわかりました(笑)。
たくさんの人と関わり合えるからこそ、今後いろんな価値観を知った上でコミュニケーションを図りたいです!
⑤これからどんな大学生活を送りたい?
興味があることにどんどん挑戦していきたいです。今は、こどもと関わるアートプロジェクトやARTZONEのスタッフなどにチャレンジしています。
制作はしない学科だけれど、だからこそ自分の得意じゃない分野も含めて学内外関係なく活動していきたいです。
⑥これから体験入学OCに参加する高校生へメッセージをどうぞ!
まず授業に参加してみてください!準備はなにも必要ありません。
普段から話したいことや言いたいことがあるひとは、たくさん話せて他の参加者と共有できる場所だと思います。なので、たくさんコミュニケーションしに来てください!
藤本さん、ありがとうございました!!
これから1日体験入学オープンキャンパス、そしてASPでは高校生向けのワークショップイベント「ASPer」も開催します!
アート系に興味があるけれど具体的な進路がわからない、アートに限らずイベントの企画運営や人との関わりを通した物事に興味がある高校生は、ぜひチェックしてください!
みなさんの参加をお待ちしています。
–
【イベント告知】
■ ASPer(エスパー)
6月17日(日)に、高校生アート・サポータープロジェクト ASPer 第2回「アートにまつわるイベントを体験しよう」を開催します。
ASPerは、「アート」について学科の教員・在校生と一緒に考え、体験するプロジェクトです。「アート」の世界は想像以上に大きく、そして幅広く社会に活かしていけることを実感してもらえるプログラムを用意していますので、気軽にご参加下さい。参加者募集中です!
詳細はこちらから☞高校生アート・サポーター・プロジェクト ASPer
■ 1日体験入学 オープンキャンパス
6月10日(日)に、「京都造形芸術大学 1日体験入学 オープンキャンパス」を開催いたします。
1日芸大生として、希望する学科の授業を体験できます。実際に授業を受けることで進路についてより具体的に想像できるようなイベントになっていますので、みなさんのご参加をお待ちしております!アートプロデュース学科は、「マンガでわかるアートの魅力」を開催いたします。
詳細はこちらから☞1日体験入学 オープンキャンパス 2018
2017年6月23日 インタビュー
ASP学科では1日体験入学オープンキャンパスの第2回目、そして7月に2日間連続で開催される夏のオープンキャンパスに向けて着々と準備を進めています。
そこでASP学科では、今年の4月に入学した田染早都さんに彼女の進路決定についてインタビューを行いました。
田染さんは、さまざまな芸術大学のオープンキャンパスに参加しました。たくさんある関西の芸術大学を見ていく中でなぜ造形大に決めたのか、今後の大学生活をどのように過ごそうと考えているのかを聞いてみました。高校生のみなさんはぜひぜひ参考にしてみてください!
ー
●田染早都さん:インタビュー
高校ではもともとデザインの勉強をしていました。1年生で構成や色彩といった基礎を学び、2年生で技術をつけて、3年生では卒展に向けてひたすら制作する日々でした。作ることは好きだったのですが、途中周りにいるセンスが良くて才能もある人をサポートしてあげることの方が向いているかもと思いだしました。制作系というよりは企画や作家サポートの方に興味が出たので、そういう方面に特化している学科を探しはじめました。
オープンキャンパスに参加することと、いろんな大学の合同説明会には積極的に参加していました。あと、美術系の高校だったので、美大の情報は学校や自宅に届くパンフレットや周りの先生たちから入手していました。その中で印象的だったのが、「日曜日に気になる大学を見に行ってみなさい」と先生に言われたことですね。日曜に行けば、オープンキャンパス時や平日の雰囲気とは違った教職員や学生の過ごし方、大学の学生への対応が見られるからって言われて。実際に普段の大学の様子がよくみえたので、このアドバイスは役に立ちました。
関西では、京都造形芸術大学、嵯峨美術大学、成安造形大学、京都精華大学。関東では、女子美術大学のオープンキャンパスに参加しました。
その他、話をきいたり資料をみたりしていたのは、神戸工科大学、京都工芸繊維大学、大阪芸術大学、武蔵野美術大学など、専門学校も含めいろいろ調査していました。造形大のオープンキャンパスには、6回参加しました(笑)
オープンキャンパスに参加したとき、実際に大学内を歩き回って施設や設備を見ながら、授業や行っている活動について話してくれる「キャンパス見学ツアー」があったんです。学生生活を一番イメージしやすい体験でした。大学の説明会やオープンキャンパスって、話をきくだけっていう対応が多いと思うんですが、造形大は積極的に質問してくれたり、ツアーを行ってくれたりしたのが良かったです。その中でもASPを選んだのは、学びたいことに繋がる分野であったことと、オープンキャンパスや体験授業でひとりひとり名前を覚えていてくれていたり、実際に学科に通う先輩になんでも質問できる距離の近さが決め手でした。質問の答えに対しても、「めちゃくちゃ忙しいよ」とかネガティブなことも隠さず伝えてくれるところが進路について一緒に考えてくれている気がしました。それだけ学科のことや人と関わるっていうことに力を入れてるんだと思いました。
先輩たちに言われていた通り、課題や活動で忙しいです(笑)。でも、たくさんの人と関われるということに関してはとても充実しています。今後自分のためになるかわからないけど、いろんな人から話を聞いて、吸収したいです。そのためになんでも自分から積極的に行動しています。ASPはそういったきっかけが多いので、どんどん関わっていきたいです!
ASPの先輩たちみたいになりたいです!!大学に入学してすぐ、先輩たちと関わる機会が多いのですが、とにかくスタミナと行動力があります(笑)あと、なにか意見を言うときは、メリットとデメリットの両面から物事をみて提案をする姿勢、メールや話すときの連絡の仕方がしっかりているところなどに学べる点が多いです。高校生の自分だったら気づかなかったことを身近な人たちから学べるのでありがたいですし、早くそういうふうに動けるようになりたいと思っています。
自分とは違う視点や経験、自分が学べてないことを学べるチャンスが大学にはあります。
最初の一歩は緊張しますが、常にたくさんの人や場所、物事に関わってほしいなと思います。
◎田染さん、ありがとうございました!!
ー
【お知らせ】
京都造形芸術大学では、夏に多数のオープンキャンパスを実地します。
■ 7月9日(日):1日体験授業オープンキャンパス
大学の授業を実際に体験出来るオープンキャンパスです!この回で最終となります。
ぜひご参加下さい☞OPEN CAMPUS 2017 1日体験入学開催!
■ 7月22(土)、23日(日):入試対策オープンキャンパス
高校3年生にとっては夏コミの入試対策に!高校1、2年生もぜひ遊びに来てください。
詳細はこちら☞入試対策オープンキャンパス 2017!
アートプロデュース学科では、高校生アート・サポーター・プロジェクト(通称:ASPer)も行っています。
学科が運営するギャラリーARTZONEで、アートと人、アートと社会をつなぐさまざまなプログラムをご用意しています。次回で最終回ですが、まだまだ参加者募集中です!ぜひご応募ください。
■ 7月16日(日):『展覧会の裏側ってどうなっているの?』
詳細はこちら☞アートと私たちの未来をつくる「高校生アート・サポーター・プロジェクト 2017」
コース・分野を選択してください
京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。