アートプロデュース学科

学生紹介

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2015年4月13日  学生紹介

NPO法人BEPPU PROJECTへインターンに行ってきました!

2回生の島田真親くんが、この春休みに「BEPPU PROJECT」へインターンに行ってきました。

レポートを紹介します。

 

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アートプロデュース学科2回生 島田真親

実習先:NPO法人BEPPU PROJECT(大分)

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 今回、僕がインターンに行ったのは、大分県別府市にある「NPO法人BEPPU PROJECT」です。こちらは、温泉地として有名な別府で芸術フェスティバルを開催することを目標として掲げ2005年に発足し、今日まで現代芸術の紹介や教育普及活動、人材育成講座や出版事業、「国東半島芸術祭」「混浴温泉世界」といった芸術祭などの様々な活動をされています。

 ここをインターン先に選んだ理由の一つ目は、先生方からの紹介です。僕は京都出身で、あまり他の県に出たことがなかったので、「京都を出て外の世界を見てこい」と言われたのがきっかけでした。二つ目は、僕の実家では伝統工芸の御所人形を制作・販売をしているのですが、別府では竹細工工芸が有名で、工芸品の使われ方・販売のされ方は京都とどう違うのか、すごく気になり興味がわいたからです。

 

 インターンでは、色々な業務に関わらせてもらいました。その中でもメインに関わらせてもらったのは、「Oita Made SHOP」と「壁画PROJECT」です。

 

 まず「Oita Made SHOP」では、販売・接客、事務作業をしました。「Oita Made SHOP」というのは、大分県の豊かな自然や土地と向き合いながら、すべて大分県産品が主原料というこだわりを持ち、丁寧に仕上げられた食品・工芸品など多彩な商品を取り扱っているお店で、「Oita Made」というブランドを掲げて販売しています。こちらは、オープンしてからまだあまり日が経ってなく、店に来られるお客様も「この店はなんだろう?」と疑問を持ちながらこられる方が多かったです。そんな時、お店のスタッフの方は、お客様一人ひとりに声をかけておられました。スタッフの方はただ商品を売ろうというのではなく、商品を通して、制作者や大分県に興味を持ってもらうという意識、お客様とコミュニケーションをとるという意識の方が高かったような気がします。スタッフさんに話を聞いてみると「商品を通して、大分県をもっといろんな人に知ってもらいたいし、ここからさらに人と人が繋がってほしいと思っている。人と人が繋がることによって、人が集まる。人が集まるところには情報が集まる。人が集まり、情報が集まることによってまた新しいものがそこから産まれるかもしれない。それが面白いし、魅力的だ。」というようなことを言っておられました。これを聞いたときに、人と関わることは大切だし、とても面白いことなんだなと、改めて感じました。

 

 「壁画PROJECT」では、二人の作家さんの制作の手伝いをしました。こちらの方はとても期間は短かったですが、色々と考えさせられました。僕はあまり、絵を描いたり何かを制作するということをしたことがなく、慣れない作業ばかりで、ちまちまとしか作業ができませんでした。「もっと作家さんの為にできることはないだろうか?」そう考えたときに、制作のお手伝い以外で何かサポートできるのではないかと思いました。そこからは、どうやったら作家さんはモチベーションを上げて制作に取り組めるのだろうか、など考えてサポートをしました。そうしたら最終日に「かなり作業が進んだよ。手伝ってくれて本当にありがとう」と言われました。作家さんのために何かちゃんとできたと思いとても嬉しかったです。最後まで作業が手伝えなかったのはとても残念でした。

 

 今回のインターンで感じ・学んだことは、まず、今大学で受けている授業がとてもためになるし、大事だということです。そして、何事にも挑戦し、フットワークを軽くして、色々なところに行き見て体験することが、どれだけ重要なのかを学び実感しました。短い期間でしたが、色々な体験ができてとても充実した二週間でした。紹介してくださった、先生方、そしてお世話になったBEPPU PROJECTと清島アパートの皆さん・別府の方々、本当にありがとうございました。今回のインターンで学んだことを、これからに活かせられるように頑張りたいと思います。

 

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2014年12月17日  学生紹介

ニューカラー写真印刷株式会社へインターンに行ってきました!

3回生の鈴木美夏さんがインターンに行ってきました。

大学が発行する季刊誌「瓜生通信」の編集部としても活動している鈴木さん。

プロの仕事を間近にしたことで、編集という仕事に対する考え方にも変化が訪れたようです。

彼女のレポートを掲載します。

 

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アートプロデュース学科3回生 鈴木美夏

実習先:ニューカラー写真印刷株式会社(京都)

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私は8月7日〜26日まで、京都にある印刷会社「ニューカラー写真印刷株式会社」へインターンに行ってきました。

ニューカラー写真印刷は、美術関係の本を中心に、編集・デザイン・写真・製版・印刷など、製本と加工をのぞいた、本をつくるためのすべての行程を行っています。私はこのなかでも編集を中心に仕事をさせていただきました。

 

展覧会の図録など、依頼された本を制作する編集室では、依頼主から来た原稿の情報に間違いがないか、誤記がないかといった地道な作業が続きます。作家の作品についての情報や作家自身の情報を確かめるなどの知識がいる作業から、方々から来た校正の転記、校正の反映ミスチェックといった神経を尖らせて行う作業など、編集室にはいつも緊張が走っていました。

 

私は以前から編集とは「文章を作るひと」「取材をするひと」といったクリエイティブな印象を持っていました。おそらく、こうしたライターの仕事を兼ねながら生活しているかたも沢山おられるかと思います。しかし、今回私が関わらせていただいた方々は日々山と積まれた資料と書類にかこまれ、ひたすらデスクに向かい続けていました。

 

そのような空間で12日間のインターンを行うなか、一番印象にのこっているやりとりは、あるカタログに記載された消費税をたしかめる、という仕事をいただいたときです。仕事をくださったかたは、私に「これは鈴木さんがチェックしたら、僕はもうチェックしないので」と仰いました。

その仕事をいただいたのは、インターンがはじまってから3日目ほどのときだったのですが、私はこのとき初めて「私はここで仕事をさせていただいているのだ」と思いました。そして、本をつくるというのは、その情報が物質として残ることであり、その情報にかかわる全ての人の信頼や名誉を請け負うことなのだと、考えるようになりました。

 

また、インターンの期間中、せっかく仕事の勉強をしにきたのだからと、製本や紙を扱う会社にも見学に連れて行っていただきました。どの会社のかたも丁寧にご対応くださり、この関係はニューカラー写真印刷株式会社というひとつの組織がつくりあげた信頼のもとに成り立っているのだと感じました。

 

反省点は、自分の引っ込み思案な性格から、手が空いたときに「なにかできることはありますか」と声をかけることにすらためらってしまったことです。これは、居心地のいい大学のなかではあまり意識してこなかった部分です。このように、いくら実践的な学びがあったとしても、慣れ親しんだ大学の外に出なければわからないことや、新しい解決のしかたもあるのだと知りました。

 

学生が作っている大学広報誌や、学生が独自につくりあげるマガジンが最近は本当に多いです。しかし、これから編集系の仕事に着きたいと思っている人は、学生という立場ではないひとがつくりあげる、「プロ」の仕事をみておくべきでだと感じました。

 

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2014年12月15日  学生紹介

【学生の活動紹介】京都障害者芸術祭 共生の芸術展「DOOR」報告

ASP学科1回生の奥山理子さんは、仕事をしながら大学でアートプロデュースについて学んでいます。

彼女は京都の亀岡市にある『みずのき美術館』のディレクターをしていて、この度、障害のあるアーティストの作品を展示した、京都障害者芸術祭 共生の芸術展「DOOR」を企画・実施しました。

 

奥山さんから展覧会の報告が届いたので紹介します。

 

 

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報告:

奥山理子(DOOR展企画者/みずのき美術館/ASP学科ASPコース)

 

 去る12月4日(木)~7日(日)、みやこめっせを会場に「京都障害者芸術祭 共生の芸術展『DOOR』」展が開催されました。

 

 この企画を、奥山理子(ASP学科1回生/みずのき美術館ディレクター)が担当し、アートディレクションにCHIMASKI、会場設営をSTUDIO森森というチームを編成し、取り組みました。

 

 DOOR展には、国内から12名、海外から5名のいずれも知的や精神に障害のある人によって生み出された作品が出品され、その総数は187点に及びます。

 

 作品は絵画、陶芸のみならず、セロハンテープで作られた造形物や、自閉症特有の独り言が自動作曲アプリによって作曲された音楽など、その表現の幅は多岐にわたりました。

 

 また、会場内に設置された形の異なる多数の小屋が、無機質なイベント会場に木の匂いとともに味わいを加味し、一人ひとりの世界観を際立たせるような空間構成となりました。

 

 「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」「エイブル・アート」「ロー・アート」など、障害のある人の芸術を表す言葉はいくつか存在し、その解釈は今日の大きなテーマであり、みずのき美術館でも開館以来考察を続けてきました。

 

 しかし、一歩外に目を向けると、芸大生であってもこの分野や名称を知らない人がたくさんいる事実があり、一般の人ならなおのこと遠い世界の雑音程度に過ぎないかもしれません。

 

 DOOR展では、美味しい食事を楽しむように、ファッションを楽しむように、障害のある人との出会いが作品をとおして喜びにつながるような機会をもたらすことができるよう、目指しました。

 

 総数2,800余名の来場者と、メッセージボードに残された多数のコメントが、今回の展覧会の成果となったと思います。

 
 

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2014年11月19日  学生紹介

福武財団 国吉康雄プロジェクトへインターンに行ってきました!

3回生の山岸優さんがインターンに行ってきました。

以前レポートを紹介した、中尾めぐみさんと一緒に参加しました。

山岸さんのレポートを掲載します。

 

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アートプロデュース学科3回生 山岸優

実習先:福武財団 国吉康雄プロジェクト(香川県)

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私は、3回生の中尾めぐみと共に福武財団 国吉康雄プロジェクトのスタッフとしてインターンに行きました。このプロジェクトでは、岡山出身の画家である国吉康雄の作品研究や、市民により彼のことを知ってもらえるようなイベントを盛んに行っています。そこで、私たちはそのイベントの一つである「国吉祭2014」のワークショップでACOP(対話型鑑賞)を企画することになりました。

 

ワークショップの内容を考えるにあたり、最初の6日間は直島にあるベネッセハウスと地中美術館で研修をさせていただくことになりました。

まずベネッセハウスでは、パークラウンジとミュージアムライブラリーにある書棚の蔵書リストを作成しました。そこは、置いてある本が洋書ばかりで、自分の英語の出来なさを実感させられました。基本的な英単語だけでも、日頃から勉強していくべきだと感じました。

地中美術館では、ブースと呼ばれる美術館の入り口でチケットの確認を担当させていただきました。1日目は1400人ものお客さんが来られたのですが、絶えずチケットを確認することで精一杯になり、あまり周りに目を向けることができませんでした。2日目からは、前日にできなかったことを克服できるように、どうすれば良いかを考えながら行動できたと思います。私は英語が苦手だったので、あらかじめ聞かれる質問を予想して、その返事をメモ帳に書いたりしていました。また、直島に関して答えられなかった質問は、次は絶対に答えられるようにスタッフの方に教えていただくようになりました。そのおかげもあってか、最終日には周りをみて、お客さんに積極的に話しかけられるようになりました。美術館前でうろうろしている方がいたので声をかけてみたところ、「美術館に行くつもりではなかったけど、行ってみようかな」と言って来てくださったこともありました。たった一言でしたが、それで興味を持ってくださったことがとても嬉しかったです。

 

本番のワークショップは、展示室で人を集めて、随時、ACOPを行いました。最初、中尾がナビゲイションする際に、緊張して発言できなかった小学生の子たちが、段々作品に興味を持って前のめりになっていく姿が印象的でした。ナビゲイターとしての技術が足りない部分も多かったですが、お客さんたちの空気が徐々に変わっていったのは良かったと思います。お客さんの緊張が解れて、私の問いかけや他のお客さんの意見を聞いて笑ったり、反論したりしていく様子を見て、私も安心してナビゲイションをすることができました。ACOPが終わって、お客さんの一人に「絵の見方が変わって面白かった」と言われた時は、やって良かったと思いました。

 

今回のインターンシップ全体で共通して感じたことは、常に先に起こることを予測して、それに対してどのように動いていくか考えるべきだということです。どの業務に関しても、受け身だったことが仇となって失敗することが多かったと思います。今回のインターンで得たことを忘れず、今後に活かしていきたいです。最後に、国吉プロジェクト・直島の皆様、インターンを紹介してくださった山下先生、ありがとうございました。

 

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山岸さんはこのインターンで、中尾さんとともに対話型鑑賞(ACOP)のワークショップを企画し、ナビゲイターも勤めました。

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2014年11月14日  学生紹介

福武財団 国吉康雄プロジェクトへインターンに行ってきました!

3回生の中尾めぐみさんがインターンに行ってきました。
中尾さんのレポートを掲載します。

 

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アートプロデュース学科3回生 中尾めぐみ

実習先:福武財団 国吉康雄プロジェクト(香川県)

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今回私は、福武財団 国吉康雄プロジェクトさんにインターンに行かせていただいた。国吉康雄とは、20世紀前半にアメリカで活躍した岡山県出身の画家である。今回のインターンの大きな目的は、10月25日~11月16日に開催される「国吉祭2014」でのワークショップスタッフ、国吉の作品を使ってのACOP(Art Communication Project)実践であった。
私たちは、ワークショップの内容を決めるところから関わらせてもらったのだが、それを考えるにあたって、香川県・直島にあるベネッセハウス・地中美術館で様々な業務を体験することができた。ベネッセハウスでは書棚の蔵書リストの作成、地中美術館ではアートスペース(展示室)のスタッフを担当させていただいた。外国人のお客さんがとても多かった。直島という場所が日本のみならず、外国から非常に注目されていることを肌で感じた。
蔵書リストの作成を通して一番痛感したのは、英語ができることの重要さである。というのも、外国語の本が非常に多かった。最初は、ほしい情報がどれなのかを読みとるのも苦労した。英語はできたほうが確実に良い。

地中美術館で業務にあたった9月13~15日は、ちょうどシルバーウィークであったため、とにかく来場者の数が凄まじかった。こう言ってはなんだが、私は今までに美術館にあれほどたくさんの人がいるのを見たことがない。作品を保護する立場になってみて、まず、監視というのがこれほど難しいものだとは思わなかった。作品を守り、かつお客さんの気持ちを想像しながら声のかけ方を工夫することの大切さを知った。また、スタッフの方々のお客さんに対する気遣い・意識の高さに驚き、それについていくのだけでも必死だった。思うようにいかないことばかりだったし、立ちっぱなしで足がつりそうになった。しかし、そんな私の足と心を支えてくれたのもお客さんであった。色んな人に話しかけられた。作品の情報に聞かれ、展示の仕方について聞かれた。私自身の作品に対する意見を求められたこともあった。「すみません、私では分かりかねます」と言ってがっかりさせてしまうことが次第に辛くなり、次に聞かれた時は絶対に答えられるようにしたいと思うようになっていった。ちゃんと伝えることができた時の相手の嬉しそうな顔をよく覚えている。
次に、ワークショップを実践したことについて。私たちは、国吉の作品の中からそれぞれひとつ選び、会場にある本物の作品の前でACOPを行った。

一般のお客さんの他に、ボランティアの小学生の子たちやその親御さんにも参加してもらった。私が個人的に少しびっくりしたのは、こどもたちよりは大人のほうが積極的に発言をしてくれたことだ。国吉の作品に強い思い入れがありそうな人もいれば、「よく分からないけど面白いね」といった感じの人もいた。

しかし、私が印象的だったのはどちらかと言うとこどもたちの意見である。彼らの意見は、私が今までに聞いたことのないものが多く、面白い視点のものが多かったからだ。私たちでは気づかないようなところを捉えていた。
自分のナビゲイションについては、かなり課題が残ったと思う。「お客さんが言わんとしていること」を、もっとプッシュしていけたらよかったし、そうすればより鑑賞を深いものにすることができたのではないかと思う。とは言うものの、最初は少し身構えていたお客さんが、人の意見を聞いて驚いたり面白がっている内に、だんだんと発言してくれるようになったのは嬉しかった。ナビが終わったあとも、作品をじっくり見ていたり色々と話しこんでいるお客さんを、私は少し離れたところからひそかに見ていた。

 

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中尾さんはこのインターンで、対話型鑑賞(ACOP)のワークショップを企画し、ナビゲイターも勤めました。

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