学生紹介
2020年7月24日 学生紹介
こんにちは、環境デザイン学科です!!
前回に引き続き、2019年度の学生作品の紹介をしていきます^^
今回は、「わたしたちがほんとに住みたい集合住宅」です。
この課題は、既存する良質な低層集合住宅街区を参照項としながら、
その街区を敷地と想定して
今後わたしたちがほんとに住みたい集合住宅環境とはどのようなものであるかを構想していきます!!
また、この課題の特徴として挙げられるのは、初めてのチーム・グループ課題ということです◎
学年をAとBのグループに大きく分け、そこから4~5名程度のチームを構成します。
敷地の街区は6ブロックからなるので、6チームに分かれそれぞれのブロックの設計を行います☆
建築・インテリア・ランドスケープすべての領域を包括した提案が求められるので、
学生一人一人の知識をグループ内で出し合いう事で
領域の広さをカバーしていきます!!
チームに絵のうまい人がいると、
その場で出た意見を描いてくれたりとイメージが膨らみやすいです!!
それぞれの得意分野を活かしてチーム内での役割が徐々に決まっていきます^^
各グループのリーダーはこまめに集まり、
敷地内の駐車スペースや歩道のデザインなど、
ブロックを繋げる場所のデザインについて話し合いをします。
課題終盤…
各グループのデザインしたブロックが敷地にはめられていきます。
大規模な作品となり、見ているだけでワクワクしますね♪
細かな調整作業をしている真剣なまなざしもかっこいいです!!
そして、いよいよ講評会当日…
Aチーム、Bチーム共に迫力満点の模型が出そろいました☆
【Aチーム】
【Bチーム】
模型は各グループ2種類
・各ブロックの模型:1/100(街区全体の模型用)
・典型的な部分の拡大模型:1/50(住居の詳細として)
協力がうまくいかないと制作期間内に間に合わない大変なボリュームです…
本当にみんな素晴らしい仕上がりで、感動しました;;
ここからは、
4グループの作品を紹介していきます!!
【Aチーム】ブロック②
R・Aくん、R・Tくん、T・Mくん、K・Hくん
【Aチーム】ブロック④
T・Kくん、K・Tさん、T・Nさん、R・Nくん、M・Mくん
【Bチーム】ブロック①②
S・Aさん、R・Oさん、R・Tくん、T・Cくん、N・Yくん
【Bチーム】ブロック⑥
S・Kくん、H・Kくん、R・Kくん、S・Sさん、S・Sさん
チームやグループで制作することは本当に大変です…
友人であれど、考え方やスピード感の違うものです、
バランスよく意見を交わし合うには工夫が必要だったことでしょう。
「ヒトの意見を聞く・自分の考えを伝える」
日常的にも当たり前に行われていることですが、
改めてその難しさや大切さが身に染みる課題ですね!!
さて、次回は!!
2年生最後の課題…
「庭と美術館」です。
お楽しみに☆
2020年7月21日 学生紹介
今回の課題は、「こどもの遊び場・アースワーク」です☆
この課題は、都市環境に魅力的な屋外空間を創出するランドスケープデザインについて、
その空間構成要素と素材、
および設計プロセスに焦点を当てて学んでいきます!!
対象敷地は、本学キャンパス・こども芸術大学保育園の園庭前、
約5mの高低差のある場所です。
この高低差を活かしながら、
園庭とこどもの遊び場として保育園の園児が利用でき、
個性と魅力を備えた空間を提案していく課題です^^
ランドスケープの課題では、
四季の変化や朝夕の太陽光の変化、風や水の流れ、
樹木の経年成長など、
屋外空間だからこそ可能になることとは何かを考えていく必要があります。
また、今回は子供と成人の身体とスケール感に配慮しながら、
地盤の高低差、遊具とアースワーク、樹木、植栽、自立壁等の融合による空間構成を何パターンも試みて、
スタディを制作していくことが大切な課題と言えます。
他の課題でも言えることですが、
雨の日・晴れの日、違う曜日や時間帯など
できる限り敷地に多く出向き、
その土地の現況を感じたり、知ったりすることがとても重要です。
加えて、ランドスケープデザインでは、
その土地の土や降り注ぐ光にはどのような植物があっているのか、
その土地にはどのような虫や鳥などの生き物が暮らしているのかなど
人だけではなく、
あらゆる生命について調べ、考えていく力が養われていくと思います。
環境デザイン学科の学生として
幅広い知識を身についけていく過程でとても大切なポイントですね!!
お待ちかねの学生たちの作品です♪
R・Oさん
S・Sさん
S・Sさん
C・Tくん
R・Hさん
M・Mさん
N・Yくん
積層の表現だけでも粘土や段ボールと、
それぞれの作品のコンセプトに合わせて考えられていますね^^
いかに自身の伝えたいものを分かりやすく表現できるかも
模型の見せ所です!!
傾斜の使い方や遊具やデッキの配置など
同じ敷地からこれだけ違った作品がうまれるのは
見ていてとてもワクワクしますね☆
と、課題ひとつひとつに伝えたいことがたくさんありますが…
ここで、このブログを見てくれている受験生や高校生の方々に告知です!!!
・・・・・・ 7/5(日)体験授業OCの参加者アンケートQ&A ・・・・・・
【Q】
体験授業入試を受けようと思っています。受かる勉強方法を教えてください。
【A】
・五感を研ぎ澄ませて自分の周囲の環境に敏感になること。
・なぜこの椅子が気持ちよいのか、なぜこの場所が気持ちよいのか、など考えて みること。
・デザインには意外と「言語」が重要です。言語構築能力を高めること(読ん で、書くこと)
上記のようなことに気をつけて繊細な感覚を身につけて体験授業型選抜に臨んでください。
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8/2(日)は誰でも芸大生になれる特別な日です☆
環境デザイン学科では、「オンライン京の町家探検」という授業を行います。
京都市内の町家からオンラインで中継を通して、
自然と共に暮らす知恵を学ぶことができます!!
環境デザイン学科に興味がある方も、
他の学科と悩まれている方も、
環境デザイン学科ってどんな学科かまだ知らない方も、
ぜひぜひみなさん授業を受けてみてください!!
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さて!!次回のブログは!!
「わたしたちがほんとに住みたい集合住宅」
初めてのグループ課題です!!
グループ課題は毎年それぞれのグループにドラマがあります ;_;
お楽しみに♪
2020年7月14日 学生紹介
前回に引き続き、2019年度の学生作品の紹介をしていきます^^
今回からは、2年生の課題へ入ります。
2年生からは設計課題を行う前に、各自事例研究を行います。
課題の内容に沿って事例を調べることで、自身の好きな雰囲気や素材感がわかってきたり、
図面での表し方や、寸法を設定するときの感覚などの勉強にもなります。
事例研究の内容は、授業内で発表を行い
学年全体で共有を行います。
他者の発表を見ることで、
「こんな事例もあったのか~」「今度行ってみよう!」など
お互いの知識や、興味を高め合うことができます◎
また、2年生では「インテリア→ランドスケープ→住宅→建築」の順に課題を行っていきます。
3年生になると、自身で興味のある分野の課題を選択していくことになるので、
それに向け、幅広く課題をこなしていくのが2年生なのです。
偏りなくあらゆる分野の課題をこなしていくことで、
知識の幅も広がり、3年生で課題を選択するようになった時にも
他の分野で学んだことを活かしながら設計を進めることができます。
このように、どんどん作品に厚みが増していくんですね!!
さて、学年が変わったことで前置きが長くなってしまいましたが…
今回はインテリア課題の「3つの椅子のためのカフェ」です☆
入学して初めての店舗設計です!!
どのような課題なのでしょうか…
内容の説明をしていきます^^
敷地は京都にある美術館の中にあるカフェスペースです。
まず初めに、3つの名作椅子を探します。
そこから3つの椅子とカフェの関係を考えていきます。
そこにはどんな光があると良いか…
カフェのスタイルやメニューはどんなものか…
屋外にはどんな空間が広がり、
カフェはどのように社会とつながっていくのだろうか…
身体が直接触れる椅子というスケールからインテリア空間を考え、
屋外環境や周辺地域へと広がる魅力的な提案を求められる課題です。
ただ、店舗の設計を行うだけではなく、街との関係性まで考える…
まちづくりの観点も大切になってきます!!
きっとこの課題のことを考えていると
学生たちもどんどん街の見方が変わっていったことと思います。
さあ、学生たちはどんな作品を作ったのでしょうか!?
N・Uさん
R・Kくん
S・Kくん
A・Kさん
C・Tくん
R・Oさん
R・Tくん
模型のスケールは50分の1
家具を作るには少々大変な作業だったと思います…
しかし、どれもお店の雰囲気がしっかりと感じれる
丁寧な模型に仕上がっていますね^^
店内の写真ばかりになってしまいましたが、
それぞれテラスに社会とのつながりを持てるよう、
お店の雰囲気が漏れ出すような仕掛けが施されていました!!
お客様とスタッフの動線もよく考えられている作品もあり、
本格的な作品となりました~
さて!!次回のブログは!!
「こどもの遊び場・アースワーク」です!!
お楽しみに♪
2020年6月18日 学生紹介
こんにちは、環境デザイン学科です!!
前回に引き続き2019年度の学生作品の紹介をしていきます^^
今回は、「巨匠の住宅分析」「住宅設計(ミース・コルビジェ・ライト・アアルト)」という課題を紹介します!!
この2つの課題では、
〇ル・コルビュジェ
〇フランク・ロイド・ライト
〇ミース・ファン・デル・ローエ
〇アルヴァ・アアルト
の中から1人選択し、分析→設計を行っていきます。
では、課題ごとに紹介していきます☆
・・・巨匠の住宅分析・・・
巨匠の住宅分析では、選んだ巨匠が同じ学生同士でグループ作り、
建築家の設計プロセスを決定づけるコンセプトや、空間の幾何学的な分析を行います。
まずは、選択した建築家の経歴や生涯を通した作品などを調査していきます。
そこから、指定されている住宅
〇ル・コルビュジェ 「サヴォア邸」
〇フランク・ロイド・ライト 「落水荘」
〇ミース・ファン・デル・ローエ 「ファンズワース邸」
〇アルヴァ・アアルト 「マイレア邸」
について分析をして、
最終発表でまとめた分析結果を学年全体で共有します◎
発表では、大きなスクリーンを使います。
今までは、シートにまとめることが多かったため、
いつもとは違った発表方法でしたが、
みんさん上手にデータをまとめられていました^^
続いて、住宅設計です~
・・・住宅設計・・・
住宅設計では、「巨匠の住宅分析」で明らかになった手法を用いて、
京都市内の敷地を対象に住宅を設計します!!
設計を進める上で重要なコンセプトづくり、
図面や模型といった成果物を作成するためのスキルを習得していきます◎
家族構成や、施主からの要望などがリアルに設定されており、
初めての設計課題ではありますがとても本格的です!!
学生たちはそれぞれ前回の課題で分析したことや、
今までの課題で学んだ
人体のスケール感覚・光と影の誘導方法・「空間」の構成要素・模型の素材表現
を駆使して設計に取り組んでいきます。
では、作品紹介です~☆
G・Mさん
K・Hさん
Y・Tさん
M・Sさん
A・Sさん
Y・Nくん
R・Sさん
M・Iさん
みなさんどの作品がどの巨匠をリスペクトして設計したかわかったでしょうか?
素晴らしい作品たちばかりで、写真を選ぶのも一苦労でした…
次回予告の前に告知です☆
・・・『1日体験入学オープンキャンパス』・・・
7/5(日)・8/2(日)にオンラインでオープンキャンパスを実施します!
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7/5(日) オンラインピクニック
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さて!!次回のブログは!!
いよいよ、2年生の課題へ移ります~
「3つの椅子のためのカフェ」
お楽しみに♪
2020年6月12日 学生紹介
こんにちは、環境デザイン学科です!!
前回に引き続き2019年度の学生作品の紹介をしていきます^^
今回は、「篠原一男・倉俣史朗の空間模型」という課題です!!
この課題では、篠原一男もしくは倉俣史朗の作品を模型で忠実に再現することで
その作品に存在する、力強い「空間」を分析していきます。
まず、作品をひとつ選び、資料を探すところから課題はスタートします。
資料をもとに、1/20の平面図と展開図を作図し、
模型作りに入っていきます。
自身で作品について調べ、作図することで、
空間の要素を深く知ることができます。
学生たちは初めての模型作りという事もあり、
表現方法や素材感、サイズ感など試行錯誤を繰り返し
課題を進めていました!!
模型作りを通して図面の見方や
空間を作り出している寸法について知ることができ、
設計課題を行え前の大切なポイントを掴んでいけます。
では、作品の紹介です☆
S・Mくん
M・Sさん
T・Bくん
M・Kさん
C・Zさん
C・Hさん
R・Yさん
雑誌に載せられている写真をもとに
ショットまで忠実に再現されています!!
素材や背景にこだわることで、まるで本物のような模型写真ですね^^
次回は、
「巨匠の住宅分析」
「住宅設計(ミース・コルビジェ・ライト・アアルト)」
の2課題です!! お楽しみに◎
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