文芸表現学科

授業風景

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2018年10月11日  授業風景

「ことばの葉っぱ」で詩をつくろう!

 
現代詩をワークショップ形式(実践)で学ぶ授業、「創作ワークショップⅣ/創作Ⅰ」。
この授業では、1,2年生が先輩・後輩の垣根をこえて詩の創作に挑戦しています。
 
担当してくださっているのは、比較文学・日本文化・日本語表現を専門に研究されている君野隆久先生。
普段はひょうひょうとしたお茶目な先生ですが、
詩や文学の話となると研究者としての熱い一面がのぞきます。

君野先生。お写真撮らせてくださいとお願いしたら、「照れちゃうなぁ」とこのポーズ。

君野先生。お写真撮らせてくださいとお願いしたら、「照れちゃうなぁ」とこのポーズ。


 
そんな君野先生との授業ですが、10月4日(木)の授業では、
グループごとに1つの詩をつくる「ことばの葉っぱのワークショップ」が行われました。
これは和合亮一さんの『詩の寺子屋』の中で紹介されているものです。
 
 
まず、グループに分かれて、それぞれに10枚ずつ配布された緑色の紙を葉っぱの形に切っていき、
そこに自分の好きな言葉を書いていきます。
葉っぱの切り取り方も様々です。

葉っぱの切り取り方も様々です。


どんな言葉を書くのかな。

どんな言葉を書くのかな。


 
 
完成したら、グループごとにそれぞれの葉っぱを並べて、言葉の組み合わせを考えていきます。
ほかの人の言葉や感性にふれることで、小説やレポートを書くときには思いつかないような、
おもしろい言葉の組み合わせができてきます。
組み合わせに正解はありません。みんなが好いと思う組み合わせを考えていきます。

組み合わせに正解はありません。みんなが好いと思う組み合わせを考えていきます。


 
 
 
組み合わせができたら、詩になるよう組み合わせの順に文章を考えていきます。
変わっていても、意味がつながらなくても大丈夫。
このワークショップで大切なのは、みんなでワイワイしながら詩について考えるのが大切なんだそう。
このグループは、それぞれで文章を考えてから、1つの詩にしていったようです。

このグループは、それぞれで文章を考えてから、1つの詩にしていったようです。


 
 
そのなかで、特に話し合いが盛り上がっていたグループの詩をご紹介します。
 
 
葉っぱ1班
「光栄の行ったきり」
 
バイト先のネットカフェにはゴルゴ13の14巻だけない
夕焼けの帰り道にろうがふうふうけんの練習
干さない洗濯物が鼻をかすめる
さしずめ威力55命中率95
 
廃校に佇む
死にそう
いや生きろよ
 
窓から眺める青空は群青。
HERO 翡翠の狼
ランダムリピート
 
真夜中のプール
充電中につきコントロールは不能ニナッテオリマス
気づいたら雨上がりの空
黒字の白(あか)全て正解
ひとりきりの教室で赤い月を見る
シックないすに腰掛けて、虹の行く先は職員用トイレ
吐くだけ吐いたら空の身体
7.0GBは泡沫に消える
これは僕の経験則
 
葉脈
蛙の子守唄
ランダムリピート
 
あ+うん=指某
 
 
暗い昼
チェックアウトはあなたで最後。
音を消し
光も消し
 
戸締り確認
しめて電気代は1512円也
元気百倍動植物
 
ところで、君の足は細いね。
スピニングカット
 
 
———-
 
 
一緒に詩をつくるという初めての体験に四苦八苦しているグループもあったようですが、
完成した作品には、独特な表現の文章が並んでおり、読みごたえのある作品になっていました。
 
 
文章を書き上げる作業は1人で行うことが多いですが、そこに書かれている言葉は、
何かで聞いたり読んだり教えてもらったりと、初めは自分の「外」にあったものです。
学生たちにとって「ことばの葉っぱのワークショップ」での体験が、
幼かったころのように、外から言葉を取り入れることや、
外に向かって伝えることのおもしろさを思い出すキッカケになってくれていれば良いなと思います。
 
 
 
 
——————–
 
この授業を受講している学生たちには、
10月25日(木)に開催する「多和田葉子 詩のワークショップ」に参加してもらいます。
世界で活躍する小説家であり詩人の多和田葉子さんから、学生たちはどんな言葉を吸収するのか。
今から楽しみです。
(文芸表現学科の学生は聴講自由ですので、授業のないみんなは参加してね〜)
 
 
tawada
「多和田葉子 詩のワークショップ&朗読と講演」
開催日 2018.10.25(木)
第一部 詩のワークショップ(文芸表現学科学生のみ
    15:00-17:00/NA207教室
第二部 朗読と公演(一般聴講可
    18:00-19:30/NA401教室
    ※お申し込みは不要です。
共催 文芸表現学科/大学院
問い合わせ office@creativewriting.jp(担当:竹内・大賀)
      606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
      075.791.8039(平日:09:00-17:00)
      
 
多和田葉子(小説家/詩人)
1960年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1982年、ドイツ・ハンブルクへ。
ハンブルク大学大学院修士課程修了。チューリッヒ大学大学院博士課程修了。
1991年「かかとを失くして」で群像新人賞、1993年「犬婿入り」で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、2002年『球形時間』でドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞と芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。近著に『献灯使』などがある。日独二ヶ国語で作品を発表しており、1996年にドイツ語での作家活動によりシャミッソー文学賞、2016年にはドイツで最も権威のある文学賞のひとつクライスト賞を受賞。2006年よりベルリン在住。
 
 
 
(スタッフ・大賀)
 
 
 
 
 

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2018年10月5日  授業風景

プロフェッショナル特講IIー小説家・辻井南青紀先生

メイン写真の撮影は、文芸表現学科4年生の「井上ユリ」さん。

メイン写真の撮影は、文芸表現学科4年生の「井上ユリ」さん。


9月28日(金)、前期授業に引き続き、文芸表現学科の先生を知り「文芸」の仕事を学ぶ授業、
「プロフェッショナル特講」が始まりました。
 
後期授業の初回を担当してくださったのは、辻井南青紀(つじいなおき)先生
現役の小説家であり、長年、文芸表現学科でご教授いただいています。
 
小説版『蟲師』は映画版とは違ったラストが楽しめるとのこと。

小説版『蟲師』は映画版とは違ったラストが楽しめるとのこと。


辻井先生は、文芸表現学科の専任教員として主に「創作」に関する授業を担当してくださっています。
また、文芸表現の観点から映画作りについて学べる、映画学科との共同授業でも講義をしていただいています。
先生のゼミでは、創作に没頭したいという学生たちが集まっていて、
クールな外見とは裏腹に、学生たちには熱意とロジカルさを大切にアドバイスをしてくださっています。
 
 
 
授業の様子
そんな辻井先生の講義タイトルは『“世界”文学の現在地--今、何をどう書けばよいのか?』。
日本での文芸の現状に加え、異国から見た日本や、海外文学の歴史・悲劇の構造についてなど、
多角的な視点から文学についてお話しくださいました。
 
 
学生
主にこの授業を受講しているの1年生。
大学で文芸を学ぶということについて、
辻井先生は「自身が書いた文章がどういった価値を持っているのか、ということを考える段階」である、
と熱く学生たちに語られていました。
 
そのためにも、日本の作品や出版業界のことだけでなく、
異国の世界を知ることで、自身の立ち位置が見えてくるのではないか、とも仰られていました。
 
また、読者と作者との繋がりは、小説に書かれた「問題の共有」であるとのこと。
学生たちはどういった「問題」を発見し、それを文章の中で「告白」していくのか。
 
 
 
今回、辻井先生は先生というよりも、文芸表現を行う同志として、学生たちに語られていたように思います。
授業後のレポートや感想を見てみると、そうした先生の「ことば」と世界に触れた受講生たちは、
視野が広がったと感じた子や、文章を書く意義を改めて思い出した子など、
学んでいくことへの意欲が高まったようでした。
 
文芸表現学科の先生方は、
小説家、編集者、作家、研究者、詩人、歌人、脚本家などなど、様々な「世界」をお持ちです。
そんな先生たちとの関わりや、学科での学びから、学生たちには漠然としていた世界をどんどん明瞭化していって、
自分の世界だけでなく、人と共有できる世界を広げていってもらえたらなと思います。
 
 
さて次回は、京都の丸太町にある書店「誠光社」の店主である「堀部篤志」先生に、
『書店へ足を運び、本を買い、読むことの意味』というタイトルでお話しいただきます。
 
プロ特講202
プロフェッショナル特講Ⅱ
『書店へ足を運び、本を買い、読むことの意味』
日時 2018.10.5(金)16:30-17:50
場所 NA412(※本学学生は聴講可能)
講師 堀部篤史(書店「誠光社」店主)
京都市左京区出身。1996年、恵文社一乗寺店にアルバイトスタッフとして勤め始め、2002年より店長を務める。2015年同店を退社、独立し、同年11月京都市上京区河原町丸太町の路地裏にて「誠光社」をオープン。著書に『本を開いてあの頃へ』、『本屋の窓からのぞいた京都』、『街を変える小さな店』などがある他、『ケトル』、『アンドプレミアム』、『本の雑誌』を始めとする雑誌連載、執筆活動も行う。

 
 
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 
「知りたいことがあるけれど、どう調べたら良いかわからない」と学生に聞かれることがありますが、
そのことに関わる世界の渦中にいる人の「ことば」を聴くのがオススメです!
 
ということで、
10月25日(木)開催する『多和田葉子 詩のワークショップ&朗読講演』が、
文芸表現学科の学生たちにとって、とっておきの学びの場となれば良いなと思っています。
 
2部の「朗読講演」は、一般の皆様もご来場いただけますので、ぜひお越しください。
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げます。
 
 
 
tawada
多和田葉子 詩のワークショップ&朗読と講演
開催日 2018.10.25(木)
第一部 詩のワークショップ(文芸表現学科学生のみ)
    15:00-17:00/NA207教室
第二部 朗読と公演(一般聴講可)
    18:00-19:30/NA401教室
    ※お申し込みは不要です。
共催 文芸表現学科/大学院
問い合わせ office@creativewriting.jp(担当:竹内・大賀)
      606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
      075.791.8039(平日:09:00-17:00)
 
       
多和田葉子(小説家/詩人)
1960年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1982年、ドイツ・ハンブルクへ。
ハンブルク大学大学院修士課程修了。チューリッヒ大学大学院博士課程修了。
1991年「かかとを失くして」で群像新人賞、1993年「犬婿入り」で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、2002年『球形時間』でドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞と芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。近著に『献灯使』などがある。日独二ヶ国語で作品を発表しており、1996年にドイツ語での作家活動によりシャミッソー文学賞、2016年にはドイツで最も権威のある文学賞のひとつクライスト賞を受賞。2006年よりベルリン在住。
 
 
 
(スタッフ・大賀)
 
 
 
 
 

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2018年8月1日  授業風景

前期合評会を行いました!

 
文芸表現学科では、前期・後期末に全学年参加の合評会を実施しており、
7月28日(土)に、2018年度前期合評会を行いました。
 
 

期末合評会では、選抜された学生たちの作品を小冊子にして配布しています。

期末合評会では、選抜された学生たちの作品を小冊子にして配布しています。


今回は1〜3年生の作品が選抜され、それぞれの視点や興味を軸に、
先生方のアドバイスを受けて磨かれた小説・エッセイ・レビューに加え、
グループワークでのインタビュー、イベント企画・運営の報告が発表されました。
 
執筆した学生たち。

執筆した学生たち。

授業「制作Ⅱ」の発表では、美容師紹介サイト「HairDre」のためのインタビューについてや、「今この時代に、なぜ「本」を作るのか」というテーマでのインタビューについて発表が行われました。

授業「制作Ⅱ」の発表では、美容師紹介サイト「HairDre」のためのインタビューについてや、「今この時代に、なぜ「本」を作るのか」というテーマでのインタビューについて発表が行われました。

紙面や画面を超え、実体のある小説という、実験的な試みを発表する学生も。

紙面や画面を超え、実体のある小説という、実験的な試みを発表する学生も。


 
 
発表を聞くだけでなく、先輩・後輩の垣根を超え、
作品やプレゼンに対しての意見・感想を発言するのも、期末合評会ならではの光景です。
 
発言者
左:小説家の辻井先生、右:マンガ学科の松田先生

先生からの講評も。左:小説家の辻井先生、右:マンガ学科の松田先生


 
紙面や画面上の言葉だけでなく、いろんな人の目や意見に触れる場で、
想いや考え、アイディアなどを話すことで、自身の言葉が生まれていきます。
 
個人の頭にあったものを公に発表する。それは表現の始まりでもあります。
この合評会を糧に、後期も自身の言葉を磨いていってもらえたらなと思います。
 
 
 
 
 
---------------
 
今日は、夏のコミュニケーション入学エントリー日です!
WEBエントリーできるのは、本日8/1(水)17:00までです!
夏のコミュニケーション入学は他学科との併願ができちゃいます。
 
 
■ ■ WEBエントリーはこちらから▼ ■ ■
夏期コミュニ
体験授業日:A日程 8月4日(土)、5日(日)
      B日程 8月6日(月)、7日(火)
WEBエントリー:8/1(水)17:00まで
詳細:こちら
 
 
 
文芸表現というものは、文芸表現作品を作ることだけでなく、
社会で人と人が意思疎通を図るために必要な「言葉」について探求していくことでもあります。
 
話すことも、書くことも、考えることも、人は言葉を使用します。
 
文芸表現学科では、学生も先生も、
その言葉について、学び、遊び、悩み、磨き、迷い、発見する日々を送っています。
 
言葉にあふれた文芸表現学科で、日々を過ごしてみたい!というみなさん。
そんなみなさんの入学を心よりお待ちしております。
 
 
ふるってエントリーください。
 
 
学科一同、みなさんのことをお待ちしております〜!
 
 
(スタッフ・大賀)
 
 
 
 
 

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2018年7月19日  授業風景

エッセイの書き方、教えます!− 創作ワークショップⅡ

 
こんにちは。
同室のアートプロデュース学科の授業で、学科研究室が流しそうめん大会場と化しており、
「ここはどこ???」状態のスタッフ・大賀です。
(なぜ、行われたのか気になって仕方がない)
 
 
 
さて今日は、7月21(土)、22日(日)の「真夏のオープンキャンパス」で開講する、
体験講座「エッセイを書こう」に関連して、
自身の考えや思いを言葉にする「エッセイ」を学ぶ授業、「創作ワークショップII」をご紹介します。
 
 
1 授業の様子1
授業を担当してくださっているのは、
元「小説新潮」の編集長で、エンターテインメント文芸に精通しておられる、
校條(めんじょう)剛先生です。
学生1人1人の特性を見極め、的確な指導をしてくださる、ときに厳しく、ときに優しく、ときにお茶目な先生です。
 
(あと、ウォーリーを探せTシャツ・目玉おやじの刺繍Tシャツ・アロハシャツなど、素敵なお召し物が目印です)
 
 
4 学生3
この授業では、毎回テーマに合わせたエッセイを各自執筆してきます。
これまでに出題されたテーマは、「日常の生活」「フード」「家族・友人」「夢」。
 
授業内では、各自書いてきた作品を、グループごとにディスカッションし、まとめた意見を踏まえて、
全体合評と先生からの講評が行われます。
 
 
授業回が終盤に差し掛かった7月4日(水)には、
「感動した出来事について」というテーマが出題されていました。
 
2 学生1
ディスカッションを重ねてきたからか、学生たちは、疑問に思った部分や、
おもしろいと感じたことなどに加えて、
作品がより良くなるための意見を活発に話し合っていました。
 
他の授業でもそうですが、ディスカッションは、
時に熱が入りすぎてしまい、感情が先走ってしまうことがあります。
けれど、「言葉」をどう選び、どう相手に伝えるのかを考えることは、文芸表現を学ぶうえで大切なことです。
 
 
5 校條先生
最後の講評で、エッセイ作品で重要なのは、
読者が書き手と同じ気持ちになれること
と先生は話されていました。
特に心情描写は、読者が感動を疑似体験することができるので大切とのこと。
 
もしかしたら「誰かに何かを伝えたい」と思うことが、エッセイ表現の始まりなのかもしれませんね。
 
 
3 学生2
授業最終回のテーマは各自で決めたテーマを執筆してくるようです。
 
どんなことを伝えたいのか。
どんな人に読んで欲しいのか。
自分自身を丁寧に見つめて、新たな発見や感動を言葉にしていってもらたらなと思います。
 
 
 
−−−−−−−−−−−−−−−
 
体験講座「エッセイを書こう」は、7月21日(土)、22日(日)ともに予約制となっております。
AO入試対策にもなりますので、ふるってご応募くださいませ。
 
 
▼詳細・お申し込みはこちら
201707 体験授業
 
 
また、体験講座とともに、
学科のブースでは「短歌のワークショップ」、「教員相談コーナー」も開催していますので、
そちらにも、ぜひ、お立ち寄りください。
 
 
ご来場、学科一同、心よりお待ちしております〜。
 
 
 
 
 
(スタッフ・大賀)

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2018年6月21日  授業風景

文楽鑑賞教室に行ってきました!

 
こんにちは、スタッフの大賀です。
 
6月17日に、学外演習で「文楽鑑賞教室」に行ってきました!
 
「文芸論Ⅳ」という授業の演習なのですが、
普段は教室で日本の伝統芸能(主に落語・歌舞伎・文楽)の面白さについて学んでいます。
 
02林家先生
授業を担当してくださっているのは、現役落語家の林家竹丸先生。
お察しのとおり、落語に関しては先生の芸を間近で見れちゃう、大変ぜいたくな授業なのです。
(伝統芸能好きとしては、とてもうらやましい……!)
 
 
この授業では教室で学ぶだけでなく、実際に劇場に行き、
日本の伝統芸能への興味を深め、知識と素養を身につけていきます。
 
 
 
01文楽劇場
今年も訪れた「文楽鑑賞教室」は、大阪・日本橋にある国立文楽劇場で、
劇場が開場された昭和59年から毎年上演されいる公演です。
演目ごとの合間にある解説「文楽へようこそ」では、
技芸員の方が笑いも交えながら鑑賞のポイントを教えてくださるので、
文楽をみるのが初めてだった学生たちも、楽しみながら鑑賞することができたようです。
 
03始まる前の様子
04始まる前の様子

学生たちはメモを取りながら、熱心に鑑賞していました。

学生たちはメモを取りながら、熱心に鑑賞していました。


舞台向かって右にある「床」と呼ばれる場所で、太夫と三味線弾きは演じます。

舞台向かって右にある「床」と呼ばれる場所で、太夫と三味線弾きは演じます。

ちなみに文楽とは、太夫(たゆう)・三味線・人形遣いの3つの役割からなる、
大阪で発展した「人形浄瑠璃」のこと。
2003年にはユネスコ無形文化遺産にも指定されている、日本を代表する芸能です。
(文楽について詳しくはこちら
 
 

右から『二人三番叟』、『絵本太巧記』。

右から『二人三番叟』、『絵本太巧記』。


今年の演目は『二人三番叟(ににんさんばそう)』と『絵本太功記(えほんたいこうき)』の2本立て。
 
『二人三番叟』は、農作物の豊作をお祈りする所作(しょさ)が入った舞踊(ぶとう)の演目です。
太鼓も加わった華やかな演奏と、稲の種をまいたり、土を踏みならしたりする人形の軽やかな舞を楽しむことができます。
 
『絵本太功記』は、日本史でも有名な明智光秀の謀反をあつかった時代物の名作と呼ばれています。
太夫の節回し(ふしまわし)や声色の変化、三味線の情感、
人形の細やかな動きによって現れる表情など、文楽の魅力を存分に味わえる演目でした。
 
 
中国からの留学生。終演後楽しそうに話をしていました。

中国からの留学生。終演後楽しそうに話をしていました。

太夫の言葉と声、三味線の音色とリズム、人形遣いの動きと間で、舞踊や物語が展開していく様子は、人形という無機物が人によって動かされているとわかっていながらも、いつのまにか人形自身で動いているような、不思議な感覚を味わうことができました。伝統芸能など舞台で上演されるものを、今では映像で見ることもできますが、劇場で感じる音の響きや演じ手と観客の熱量は、その場でしか体験できないものです。

 
 

09記念撮影

伝統芸能は、「伝統」と呼ばれるようになる以前は、新しい芸能として人々に感動を与えていました。
それが長年続いている理由とは何なのか。
直に鑑賞したことで、学生たちは何か感じてくれたのではないかなと思っています。
 
この経験をどのように活かしていくのか、学生たちの今後が楽しみです。
 
 
 
 
 
7月8日(日)に開催する「1日体験入学オープンキャンパス」の内容は、「エッセイを書こう」です!
 
 
(授業紹介文)−−−−−−−−−−−−−−−
 
「エッセイ」って知ってますか? 思ったことや見聞きした物事を書いて、自由に「気持ち」や「心情」を表現する文章のこと。「事実」を書くのが基本だけれど、エッセイにはほんとうのことしか書いてないのでしょうか? このワークショップでは、ホント/ウソを切り口に、エッセイ創作の隠された秘訣を学びます。
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
今回のように、伝統芸能などの舞台を観て思ったこと、感じたことはエッセイ創作にも繋がります。
みなさんが日々感じていること、考えていること。
ぜひ、この日に書いてみてくださいね。
 
 
お申し込みはこちらから↓
OC_0708
 
 
授業後には先生たちに書いた作品をみせに、教員相談コーナーにも来てくださいね。
 
 
どんな皆さんと作品に出会えるのか、学科一同、楽しみにしております〜!
 
 
 
(スタッフ・大賀)
 
 
 
 
 

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