文芸表現学科

授業風景

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2013年6月3日  授業風景

辻仁成集中講義 春

 
5月末に、辻仁成先生の集中講義が行なわれました。
辻さんはふだんパリに在住されているため、
授業は年に数回にわけた集中講義の形で開講しています。
 
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この日までに与えられた課題は、原稿用紙10枚程度の掌編小説でした。
集まった小説は21本。そのなかから、「突っ込みどころの多い小説」が選ばれて、
公開の添削指導が行なわれました。
 
主語と述語をしっかり対応させる、
なるべく簡潔な文章にする、
出来事と語りの時間関係をはっきりさせる、
書く前にイメージを強く持つ、
などなど、どの学生も共通してもつ問題点について、
具体的な添削が入っていきます。
 
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そして、長編小説と短篇小説の特徴やちがい、
辻さんが経験から獲得した、それぞれの書き方の秘訣についてと、
話はどんどん広がりました。
 
右側の吊り橋のような絵や、左側の○が
小説の構造や、全体と細部の関係を表しているのですが、
詳しくは授業を受けた人だけの秘密です(笑)。
 
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ちなみに、「オレ、漫画も書けるんだよ」と話の途中でスラスラと書き出した辻さん。
面白かったので写真を撮ったら、「何に使うの?」と言われましたが、
ちゃんと許可をもらって掲載しました。
 
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次回の集中講義は7月の予定です。
つぎは全員が同じタイトル、同じ設定のもとで掌編小説を書きます。
舞台は京都、季節は夏。主人公の男女は大学生で、名前も決まりました。
そこまで同じ設定でも、きっとさまざまな小説が生まれてくるよ、
と辻さんは言います。
 
みんなの作品が楽しみです。
  
(文・たけうち)

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2013年4月19日  授業風景

進々堂百周年社史プロジェクト

 
新元ゼミでは、株式会社進々堂の100周年社史制作を任され、
この一年間、企画から取材、調査、原稿執筆にとりくんできました。
6月5日に迎える百周年記念式典めざし、社史づくりも大詰めを迎えています。
 
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この日は、「口絵」と呼んでいる写真を並べたイメージページのラフづくり。
さまざまな雑誌や本、資料などから、イメージに近い写真を選んでいます。
 
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足りないものは手描きラフを作成し、
それを元に社長へプレゼンテーションをしました。
無事OKをもらうことができて、全員ほっとするのもつかの間、
翌日にはラフを元にした写真撮影を行なうため、
進々堂との調整(工場や店舗撮影の準備)や、
カメラマンやデザイナーとの打ち合わせなども行ないました。
 
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この春から3回生となり、新しくゼミに加わった下級生たちは、
年表のための資料集めをお手伝い。
 
この記事は少し前の様子でして、
実はもうすぐ入稿、現在修羅場を迎えています(笑)。
みんながんばれ!
 
 
ところで進々堂さんは、今年で100周年を迎える京都の老舗パン屋さんです。
大学のカフェにも進々堂さんのパンが売られているので、
学生の皆さんはお馴染みですね。
 
私はいつもお昼が遅いので、たいがい売り切れていて残念なのです・・・。
 
(文・たけうち)

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2012年12月13日  授業風景

脚本を理解する

「制作I」担当:瀬尾みつる
 

2年生の創作演習では、学生はそれぞれ「短篇小説」「ノンフィクション」「脚本」「ファンタジー・ライトノベル」「雑誌」のなかから、自分の興味のある授業を2つ選択して履修します。
 
映画の脚本、舞台の脚本、アニメやゲームのシナリオや、漫画の原作などに興味を持つ学生もたくさんいます。
この授業では「映像の脚本」を書くことを通じて、基礎的なシナリオの書き方を習得することを目指しています。
 
後期も終わりに近づいたこの日は、
学生たちが課題として書いてきた脚本の講評が行われました。
つい台詞ばかりで物語を進行してしまったり、
小説のように主人公の気持ちを書いてしまったりと、
脚本の基礎である「柱・ト書き・台詞」を書きわけるのが難しい様子です。
 
先生からは、どうすれば自分の中にあるイメージ映像をうまく伝えられるのかアドバイスがあり、
学生たちは熱心に聴いていました。

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2012年11月29日  授業風景

池上彰特別講義

編集論II メディア論

 

衆議院選挙の公示直前であるこの日、本学科の客員教授である池上彰先生の特別講義が開催されました。
 
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一般聴講の方も多く来て下さったなか、ヨルダンの難民キャンプ取材から戻られたばかりの池上先生より、
まずシリア内戦の状況が説明されました。
現在、難民キャンプに食糧援助をしているWFP(国際連合世界食糧計画)は、
難民たちの自立心を養うため、調理された食料を配るのを止めて、
代わりに共同炊事場を作って食材のみを渡しているそうです。

 
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池上先生の解説のわかりやすさは、テレビでもおなじみですが、
日々世界をとびまわって、「現場」を取材される様子にあらためて驚きます。

 

ノンフィクションやジャーナリズムに興味がある学生はもちろん、
小説を書こうとする学生にとっても、世界で今何が起こっているのかを理解し、
そのなかでどういった行動を起こせばいいのかを考えることは大切であると
教えられました。

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2012年11月19日  授業風景

インディペンデント・メディア

「文芸III」担当:村松美賀子
 
文芸論IIIでは、既存の流通や収入のシステムをとらず、独自の方法で情報発信を行う「インディペンデント・メディア」について学び、これからの情報発信のあり方をについて考えます。
今回は個性的な書籍を発行しているさまざまな出版社について学びました。

 

夏葉社の代表である島田潤一郎さんは、何度も読み返してもらえる書籍を作るため、年間3冊を目標にまた、以前本学科の特別講義にお越しいただいたミシマ社の代表である三島邦弘さんは、自由な本作りのために「借金しない/スポンサーつけない/資金提供ない」といった方針を貫かれているのだそうです。
 
学生たちは、先生に用意していただいた書籍を実際に手にとりながら、出版社が本にかける思いが実際にどう表れているかを読み解きました。
 
 
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