アートプロデュース学科

授業風景

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2018年5月21日  授業風景

【特別講義】『広告を通して就活を考える』範國将秀さん

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59日(水)の特別講義は、京都造形芸術大学 キャリアデザインセンターの範國将秀さんにゲスト講師としてお越しいただきました。

 範國さんは本学の職員であり、学生の就職活動支援などを行っています。そんな範國さん自身が、これまでどのようなキャリア形成を行ってきたのか、過去の活動やお仕事の内容をもとに、「就職活動」や「働くこと」についてご講義いただきました。

 

キャリアデザインセンターで働くまで、主に広告関係の仕事(コピーライターなど)など5回の転職を経験してきたという範國さん。

KEY COFFEEのブランディングやdocomoの広告制作などを行い、目に見えない多様な人たちに向けて「言葉」や「イメージ」を届ける仕事をしていましたが、現在の仕事は真逆のもので、目の前にいるひとりの学生に向けて届くように「言葉」を扱わなければならないとおっしゃっていました。

環境や仕事の変化によって、今まで広告の仕事で扱っていた「言葉」の使い方が全く異なるもに変化したことが面白いし向いているなと思う、とお話しされていたのがとても印象的でした。「(キャリア支援の仕事で)その人の大切な部分に触れていることが、この仕事のやりがいです。」という言葉を聞いて、範國さんだからこそ学生から聞ける、あるいは引き出せる悩みや相談があるのだと思いました。

 

後半は「広告のやりかたで就活をやってみた。」という就活本をもとにワークショップを行いました。

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自分を「商品」として、志望企業という「ターゲット」にどう戦略を練って売り込むかを考え就職活動を行うという斬新な方法に、学生たちは驚きながらも、楽しんで積極的にワークに参加していました。

 

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範國さんの働く姿勢や具体的なワークを通して、今までとは違った視点で今後の進路選択や就職活動に前向きに取り組むきっかけを学生へ与えてくれたのではないかと思います。

 

範國さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

 

以下、学生からの感想

 

  • おそらく人生で稀に見る程の個性の強い人だなあと思ったのが最初の印象でした。彼女を追って会社を辞めたり、アングラな仕事に就いたり。奇想天外なすべての事象が範國さんの今をつくっているのだなと感じました。(中略)就活の時に自分自身を商品として企業に宣伝するという視点は、言われてみれば確かにそうだと思うけれど、普段からそうやって意識したことはなかったので、新しい視点をもらったと同時に、これって就活だけでなくいろいろな場面でもうまいこと活用できるのではないかなと思いました。一見、自分にとって無関係な事柄でも、身近なものに置き換えてプロデュースもしくはマネジメントしていく考え方を習慣づけたいです。

 

  • 今まで大学の事務局で働いている方達は自分の中でお堅い公務員というイメージがあったのだが、暇だから履歴書を書いてたまたま受かったから働くようになったという範國さんのような方がいるということに驚いた。(中略)自分をプロデュースする力を育てるために、自分の能力を高めるだけでなく、自分の価値を見出し、その価値を表現し、伝える力も重要だと思った。

 

  • 様々な職を経験することは、自分が広がってとても良いと思った。(中略)広告と就活が共通する部分があるのに納得した。これから自分を就職先へプレゼンするために、自分をつくっていかなければならいことがよくわかり、これからの4年間はほんとうに大切なものだと再認識した。いろんな生き方がある。プロデュース・プレゼンに活かしたい。

 

 

【イベント告知】

 

ASPer(エスパー)

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6月17日(日)に、高校生アート・サポータープロジェクト ASPer 第2回「アートにまつわるイベントを体験しよう」を開催します。

ASPerは、「アート」について学科の教員・在校生と一緒に考え、体験するプロジェクトです。「アート」の世界は想像以上に大きく、そして幅広く社会に活かしていけることを実感してもらえるプログラムを用意していますので、気軽にご参加下さい。参加者募集中です!

詳細はこちらから☞高校生アート・サポーター・プロジェクト ASPer

 

 

1日体験入学 オープンキャンパス

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6月10日(日)に、京都造形芸術大学 1日体験入学 オープンキャンパス」を開催いたします。

1日芸大生として、希望する学科の授業を体験できます。実際に授業を受けることで進路についてより具体的に想像できるようなイベントになっていますので、みなさんのご参加をお待ちしております!アートプロデュース学科は、「マンガでわかるアートの魅力」を開催いたします。

詳細はこちらから☞1日体験入学 オープンキャンパス 2018

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2018年4月19日  授業風景

【教員紹介】緒方江美先生:「プロに学ぶ」の授業がスタートしました!

少し長い春休みが明けて、先週から授業がはじまりました。

アートプロデュース学科では新たに2名の教員を迎え、さらに賑やかになって新学期をスタートさせています。

 

今回ご紹介するのは、新任教員の緒方江美先生。

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緒方先生はアートマネジメントを専門とし、プログラム・コーディネーターやアートディレクターとして多方面でご活躍されています。

アートプロデュース学科では、アート界のさまざまな分野の「プロ」をお招きして、展覧会の運営や企画について学ぶ「プロに学ぶ」の授業をご担当していただいています。

 

今回は「企画書」をテーマに講義を行っていただきました。

展覧会づくりで重要になる企画書。この授業の前半では、展示のタイトルやコンセプト、出展作品決めから予算までを学生が一から考え、企画書作成に挑戦します。

とても基本的なことですが、実現性や創造性などといった観点からみて説得力のある企画書が書けなければ展覧会を成り立たせることはできません。

 

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展覧会をつくる上で大切だと思うことを学生たちから引き出しながら、それぞれが目標とする展示のイメージを具体化していくよう指導する緒方先生。

実際に多くの現場で作品をプロデュースする仕事を行ってきた先生だからこそ、企画運営の面白さや現実的な面を踏まえた、「他にはない展覧会づくり」を学べるのではないでしょうか。

 

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授業もまだ2回目ですが、今後緒方先生の講義を通じて学生たちがどのような展覧会を生み出していくのか楽しみです!

 

 

 

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2018年2月7日  授業風景

【特別講義レポート】『包摂あるいは懐柔——アウトサイダー・アートの収集と展示をめぐって』服部正さん

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2018年はじめの特別講義は、甲南大学文学部准教授の服部正さんをお招きし、「包摂あるいは懐柔——アウトサイダー・アートの収集と展示をめぐって」というテーマでご講義いただきました。

 

服部さんをゲストにお招きしたのは3回生の大石恵利花さん。論文研究のため服部さんの書籍を読んだことがきっかで、今回の講義をセッティングすることになりました。大石さんは「アールブリュットやアウトサイダー・アートという言葉をよく聞きますが、実際はどういったものなのか知らない人も多いので、服部さんのお話をきっかけに知ってもらいたいです。」と、講義の意図をお話ししてくれました。

 

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その後、服部さんは「アール・ブリュット」という言葉を生み出したジャン・デュビュッフェの紹介やデュビュッフェの思想について触れながら、アール・ブリュットの成り立ちや関連する主な作品を丁寧にご紹介していただきました。多くの人が、障がい者によってつくられる芸術をアール・ブリュットと定義しがちですが、実際は全く異なった意味から生まれている芸術なんだと知り、学生たちは驚きと「アート」への疑問を膨らませていました。

 

また、服部さんの講義を学生たちに振り返ってもらえるようにと、大石さんがぎっしりと内容をまとめてくれました!

分かりやすいように、イラストも添えてくれています。

 

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今回の講義で、更にアートの世界を広げるきっかけになった学生も多かったのではないでしょうか。

大石さんもこの学びを活かして、さらに研究が進められると良いですね。

 

服部さん、ご講義いただきありがとうございました。

 

以下、学生の感想

 

私はアウトサイダー・アートの存在すら知りませんでした。アートというものはわけられるものではないと思っていたので、その中でインサイドとアウトサイドが存在しているというのはある意味衝撃でした。

 

「アート」ということばには明確な決まりがないからこそ範囲が割と自由に変化できて、自由だからこそ不自由であってとてもややこしいなと思いました。(中略)もっと勉強したり色んなことを体験してアウトサイダーアートについてとかサブカルチャーについてとかの自分なりの定義をみつけていきたいです。

 

アール・ブリュット、アウトサイダーアートは外側のアートであり、西洋の芸術からどれだけ離れているかによって判断される、ということを聞いて、服部さんもおっしゃられていましたがとても主観的で曖昧なものだなと思いました。

 

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2017年12月20日  授業風景

【特別講義レポート】「カメハメ波は可能か?-中島敦『名人伝』を深読みする」根無一信さん

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今年最後となった特別講義には、哲学研究者の根無一信さんをゲストとしてお招きし、『山月記』でお馴染みの文豪・中島敦の作品『名人伝』をもとに講義を行っていただきました。

「中島敦本人よりも、作品を深く読み解いてみたい」と、根無さん。物語に登場する「不射の射」というワードに着目しながら、老荘思想の「無為自然」/禅仏教の「十牛図」をヒントに『名人伝』を読み解いていきました。

普段様々な「作品」と向き合ったり、関わったりすることが多いASPの学生たちにとって、今回の講義はいつもとは異なった視点で、作品を読み解く面白さを体験できたのではないでしょうか。また、物語の解釈を深めていく中で知った禅仏教の教えから、自分自身を見直す学生も多かったと思います。

 

根無さん、ありがとうございました!

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以下、学生からの感想

  • お話の中にあった、「学んでいき、減らしていく」という話が、得たものを疑い、捨てていくことで、その先に自分のみえていなかったものがみえてくるんだなと思います。

 

  • ひとつの思想に、作品とその作家の人生や同時代の作品、当時の時代背景を重ね合わせることが面白く、そこに自らの人生や考え方を付け加えてもう一度思想や作品と向き合うと、また新たな解釈が生まれてくることが楽しいと思えた。

 

  • 禅・仏教の「十牛図」はアートプロデュース学科の学生には学べることが多いのではないかと思いながら見ていました。「自己」というものについて、作品鑑賞を通して考えるので、アートプロデュース学科に入った当初とまどい、うろたえたことを思い出しました。しかし、未だ人為で分けたものを探しているように思います。つきつめるのか、一度大きく捨てるのか、それとも他の路を行くのか。考えるときに今日の講義を思い返したいです。
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2017年11月24日  授業風景

「インターン報告会 2017」を開催しました

1122日(水)、2017年度の第一回インターン発表会を開催しました。

実際の企業で就業体験をおこなう「インターンシップ」。アートプロデュース学科では、原則すべての学生が在学中にインターンを経験し、社会での実経験を積みます。授業として取り扱うので単位に換算されます。インターン先は、学生それぞれが担当教員と相談しながら決定。実社会で働くことについて考え、卒業後の進路を見定めることを目的としています。

 

今回は前期・夏期休暇中にインターンを終えた3回生10名が発表を行いました。発表のテーマは「研修先をどのような人物または後輩に勧めるか」。それを踏まえながら、研修先の決め手や経験したこと、学んだこと、今後の課題などについてお話いただきました。

 

それぞれ学内の活動では経験しきれない仕事や多様な人々との交流を通して、自分自身と向き合いながら勉強になったことがたくさんあったようです。

 

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どの発表にも共通しているのは「実際の現場を体験し、社会人と交流する中で、自分のこれからの(進路の)方向性が見えてきた」「意外と、現場で自分が貢献できることは多かった」ということ。それぞれが貴重な経験を積んできたようです!

 

 

聴講生は「自分がこれからどのようなインターンを経験したいのか」を念頭に、発表内容の感想や発表者への質問を考えました。

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「遠方にインターンに行く際の資金はどうしているんですか?」「研修先で辛かったことや大変だったことはなんですか?」

発表者へは様々な質疑が投げかけられました。

発表者からの具体的な返答とアドバイスを聞いて、他の学生たちは社会に出ることや働くこと、そこで必要なスキルなどをより現実的に考えることができたのではないでしょうか。

 

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  2. 左奥から:中野亜美(TAKAMI BRIDAL、京都高島屋 UNTITLED)、山口由稀(KANSAI ART BEAT)、山本陽子(Touch On Art タチョナ)、原田遊歩(うかぶLLC たみ)、田代菜々子(enoco 江之子島文化創造センター)

 

 

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  1. 左から:平下弥優(NPO法人 HELLO Life)、中川恵理子(明和電機)、藤村南帆(WAITINGROOM)、栗田野々花(BEPPU PROJECT)、山下将平(つなぎ美術館)

 

発表者たちからは今後の抱負として、再びインターンに挑戦したい、学科で学んだことを新たな研修先でさらに深めていきたいという感想をいただきました。

これからインターンシップに挑戦する学生たちにとっては、この発表会がはじめの大きな一歩になったと思います。それぞれがこうした活動を通して、卒業後の進路に結びつくような経験や学びを得ることができると良いですね。

 

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