2015年12月
2015年12月9日 イベント
12月に入り、寒い日が続いていますね!歴史遺産学科副手です。
さて、今回は先週12/6日(日)の2回生日帰り研修旅行についてレポートします。
今回の研修旅行の行き先は「神戸」
竹中大工道具館と神戸市立博物館を訪れました!
午前中は竹中大工道具館の見学。
竹中大工道具館は日本で唯一の大工道具の博物館です。
展示では大工道具はもちろん、それを扱う職人さんの技や知恵、
つくられた建築や材料に至るまでさまざまなことを知ることができます。
館内では学芸員の西山さんに展示案内をしていただきました。
展示品の説明や博物館の造りのこだわりについても詳しく解説していただきました。
西山さんの解説では「伝統と革新」という言葉が印象深かったように思います。
古くからの伝統的な技術を継承しつつ、日々進化していく建築や職人さんの技術を知る。
竹中大工道具館では大工道具や建築についての展示のなかに、
新たな伝統をつくっていくための「学び」が数多くあるのだなと感じました。
学生たちも西山さんの解説に感嘆し、さまざまに考え、興味を持っていました。
また、音声や映像をもちいての解説や実際に手で触れて見ることのできる展示も多く、
体験しながら知ることのできる楽しい展示で、1日中でも楽しめそうな博物館です!
そして午後からは神戸市立博物館で「大英博物館展」を見学!!
世界中の文化財を見ることのできる楽しい展覧会でした。資料解説やキャプションのつけかたに工夫を凝らされ、モノに興味を引かれるつくりでした。
日本の大工文化について学んだあとに、世界の歴史の品々を見る、といった、とっても濃厚な研修旅行となりました!
今回お世話になりました神戸市立博物館さま、竹中大工道具館のみなさま、そして西山さんには貴重なご指導を賜りました。ありがとうございます。
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