舞台芸術学科

【夏期】集中授業第1弾

暑すぎる日が続いています。

そんな中、

激アツな夏期集中授業が始まってまいりました。

第一弾は8/13~8/15の三日間。

長島 確(ナガシマ カク)先生による

ディスカッションスタイルの講義授業です。

 

長島さん1

 

「こんな夢を見た」

 

の書き出しで始まる夏目漱石の短編集『夢十夜』のアイディアを借り、オムニバス形式のパフォーマンスの企画を立ててみよう。という内容の授業。

制作・劇作・演出・演技・振付・装置・照明・音響・映像などさまざまな立場からアイディアを出し合い、いろいろなものを持ち込み、散らかしたり整理したりしつつ、できるだけ多くの可能性を探り、強度のある企画を練るということを考えます。
参考資料
(映画)『夢』(監督:黒澤明、1990年)
(映画)『ユメ十夜』(監督:実相寺昭雄ほか、2007年)

 

3日という短い時間ですが、一日中ひとつのことに頭を使うというのはなかなか体力のいることで、3日目に私がこのブログ用の写真を撮りにのぞいた頃には、ディスカッションがヒートアップしているというより、やや衰弱しているようにも感じました。モチーフに使用しているものがものだけに、やや陰鬱さを誘う傾向もあったかもしれません。でも、普段、企画を考えたりする場合というのは、自分のやりたいことであったり、一緒にやりたい仲間と考える。というところから出発するとおもいますが、授業であるということで、学年も渡りますし、自発的には選択しないテーマについて、どんなことが可能か?おもしろいか?を3日間でグッと考えられるのは実にいい機会なのではないかと思います。

長島さん2

 

 

↑実際、グッと寄り合ってます。

ちなみに、中央にある椅子と椅子の上のテープは何かというと、

’’真ん中になにか見るものがあると視線を合わせなくてすむ’’

という長島先生のアイディアです。

なるほどね。

確かに、気まずいおもいをしなくてすみますよね。

 

さあ!お盆も明けまして、今日からは6日間ぶっ通しで音響の集中授業がはじまります。

夏休みとは名ばかりですね~

 

 

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