空間演出デザイン学科

【SD2回生】模型作品 _キューブのあるランドスケープ

 

 

こんにちは!

空間演出デザイン学科です。

 

あんなに暑かった日々が嘘のように、

すっかりと秋の陽気になりました。

 

大学にも金木犀の香りを感じます。

 

 

 

 

今回は空間デザインコース2回生の、

前期の模型作品をご紹介します。

 

毎年実施のカリキュラムなんですが、

今年も魅力的な作品が揃いましたので、

いくつか抜粋して紹介していきます★

 

 

 

 

キューブのあるランドスケープ

 

課題目的

1)図面を読み取って模型を作ることの復習

2)立体的な空間構成力を身につける

3)進んだ模型表現の習得

 

課題内容
敷地の中に「キューブ A」、「キューブ B」、「階段などの装置」を立体的に配置し、自然に親しみくつろぐための空 間を構想する。

カフェやギャラリーなどの具体的な用途を自分で設定し、必要な家具や備品も考える。

階段を上るなど空間内で人が立体的に移動する際に、どのように視点が変化し、空間・風景の見え方が変化してい くのか意識すること。
その自分で考えた空間を模型で表現し、模型写真を撮影、プレゼンシートを作成する。

 

 

敷地サイズや必要な要素などに指定はあるものの、

設置場所や周辺環境は各自で設定して制作します。

 

プレゼン時には模型作品と、内容がわかるシートを作成してフィニッシュ。

 

今回の紹介は模型作品と、

簡単に作品内容を紹介していきます!

 

 

 

Live With Nature (吉垣さん)

木に囲まれた空間は、香りのリラックス効果、空気や温度を過ごしやすい環境にするなど、様々な恵みをもたらしてくれます。

普段の日常の環境から抜け出して、自然が身近にある空間で過ごし” 自然と共に生きること” を感じてもらえるような、そんな空間づくりを目指しました。

 

手前がメインスペースのキューブA、奥にキューブB

 

シンボルツリーたちによる木漏れ日が気持ちよさそう。

開放的な屋上も魅力的。

キューブBにはお風呂があるそうで、森の露天のような気分でリラックスできそうですね。

 

キューブを繋ぐ通路でもつい景色を眺めて一息ついてしまいそうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い屋根のコテージ (細川さん)

湖の近くの林にひっそりと佇むコテージ。

リビングには階段で上がり、梯子で上がった 2 階部分が寝室となっています。
林にひっそりと佇んでいるコテージには車で訪れる人が多いと思うため、寝室の下はガレージとなっています。
屋上に上がると、野外ベッドが設置されており、夜には星を眺めることができます。

林の木々の緑とコテージの壁の白、そして斜めの赤い屋根が、どこかおもちゃのような世界が広がっているのが特徴です。

 

こちらの場合はリビングがキューブA、赤い屋根のキューブがBの構成。

 

白い壁面と屋根の赤がいいコントラストを演出。

キューブBは高さを出して、部屋の中からも湖を見渡せそうですね。

 

模型としても、湖の青と屋根の赤が、実に”おもちゃ”のような雰囲気をだしていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

至福な休日 ~とある休日の一コマ~ (松島さん)

住んでいる人も、買い物に来た人も、外にでて一息できるスペースを。

ジェラートを買ったあと食べられるスペースが実際にはないので、ブランコやベンチを設置した。

木陰の下で心地よい風に吹かれながら休日の午後を楽しんでもらいたい。

 

実際のご実家の配置を真似たそう。奥がキューブA、手前がキューブB

 

空間の利用者のことを考えたデザイン。

ベンチやブランコはもちろん、木の下で地べたに座って食べるのも良さそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

Art gallery in nature (清野さん)

 

白い地面と緑のコントラストが効いています

 

自然の中のギャラリー空間。

開放的な空間での芸術鑑賞も、何か新しいアイデアのきっかけになりそうです。

 

2つのキューブのデザインも相反していてる感じでモードさを感じます。

 

 

 

 

 

 

地下映画館 (長縄さん)

森の奥にひっそりと紛れ込んだここは「地下映画館」。

地下9m 下に広がる自然の中でひっそりと観る映画は、ここにやって来た全ての人の心を癒すことができる。

この空間は一本の道で繋がっており、地上からの螺旋階段を降りると、地下空間を一周できるような道筋が広がっている。

こうすることで、人々の交流が広がり、この空間が人と人とのコミュニケーションをつなぐ役割を担う。
この映画館が人と自然と芸術への架け橋になれるような、心地よいものになれば、という願いを込めた。

 

高さをうまく使い、地下ながら開放感のある空間に

 

野外シネマのような感覚で楽しめる映画館。

シンボルツリーもいいアクセントですね。

映画だけでなく、ステージを設置したらライブ会場にもなるという設定。

 

大人から子どもまで楽しめる文化施設ですね

 

 

 

 

 

 

 

森の中の憩い (木戸さん)

都会の喧騒から離れ日々の忙しさを忘れることができる小さな池のある森
自然の中で流れる時間をそれぞれが好きなように過ごす

 

手前がキューブA、奥がキューブB

 

池も遊歩道を使って行き来ができます。

キューブBからは脚を出せるスペースもあり、脚をぶらぶらさせて、

日常から離れてまったりできそうですね。

 

緑に囲まれた池。水質もよさそう!笑

 

 

 

 

 

以上、皆さんの作品から抜粋してご紹介しました。

 

今回紹介した作品だけでなく、

皆さん本当に細かな部分までこだわって制作しているんです。

 

 

▼せっかくなので接写で!

 

 

 

 

模型を見ているだけでもワクワクします🌷

 

 

 

 

制作物としては「模型」なんですが、

 

この空間ではどんなことができるのか、

利用する人にとってどんな影響を与えられるのか、

 

そんな”空間での内容”をしっかりと考えることで、

細部までこだわったデザインを生み出すことができます。

 

そんな”他者”への強い気持ちによって、

模型作品にも細かな配慮が現れるのではないかと感じています。

 

あとは、現に楽しい!ということもあるかもしれません笑

 

 

 

 

 

毎年、こんな空間があればいいなぁ、と感じる作品ばかりのこちらの課題。

 

2回生後期は、

さらにレベルアップさせた空間構成を学んで行きます。

 

後期での空間課題もお楽しみに★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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