映画学科

【卒業生の活躍】村瀬大智監督劇場長編デビュー作『霧の淵』が、ブルガリア・第28回ソフィア映画祭でシネマトグラフィ特別賞を受賞!

村瀬大智さん(10期生・2020年卒業)が、劇場長編デビュー作として監督した『霧の淵』が、ブルガリア最大規模の映画祭・第28回ソフィア国際映画祭のインターナショナルコンペティションfirst or second films部門への正式出品をうけて上映され、3月24日の授賞式で、シネマトグラフィ特別賞を受賞いたしました!村瀬監督を始め、映画のキャストスタッフの皆さん、舞台となった奈良県・川上村の皆さん、おめでとうございます!

 

受賞式での村瀬大智監督

 

上映では「老若男女問わず幅広い観客が来場し、上映後は拍手喝采、感動で泣く方も。本作が撮影された奈良県・川上村と同様に、遠く離れたブルガリアの地方都市でも若い方たちの流出が止められない現実があり、本作で描かれていることに共感し、たくさんの方たちへ深く響いている様子が見られました。」とのことです。今回の受賞に際して村瀬監督は、「ブルガリアという一見、川上村とは繋がりがない土地でこの映画が流れ、映画が僕達の手から離れて観客へ届き、染み込んでいく時間。これ以上素敵な時間はないと思います。(中略) 言葉が通じなくても言葉の代わりになる映画の素晴らしさを実感した日々でもありました。」とコメントされています。

 

 

そしていよいよ、『霧の淵』は4月6日(土)に東京渋谷・ユーロスペースにて独占先行公開が開始され、4月19日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開が予定されています。どうか皆さん、是非劇場のスクリーンで『霧の淵』をご覧下さい!!

 

『霧の淵』の公開舞台挨拶や上映劇場の詳細は、『霧の淵』公式サイトをご覧下さい!

https://kiri-no-fuchi.com/

 

『霧の淵』には、三宅朱莉さん、三浦誠己さん、水川あさみさんらが出演され、村瀬監督と同期の映画学科10期生から多くのキャスト&スタッフも参加しています。杉原亜実さん(ヒラタオフィス所属)、中山慎悟さん(松竹エンタテインメント所属)、宮本伊織さんらが出演で名を連ね、スタッフとして、音楽に梅村和史さん(『静謐と夕暮』監督)、編集に唯野浩平さん、応援に関 大輔さん、美術助手に9期生の岡本まりのさんが各パートを務めています。

 

『霧の淵』予告編

 

今後も映画学科卒業生達の活躍にご注目下さい!

 

 

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